恋愛・結婚・家族 全ての常識が逆転!?ーー現代人の価値観を揺さぶる! 村田沙耶香×蒔田彩珠、映画『消滅世界』予告編【2025年11月28日公開】
おい、気持ち悪。 お前人工性じゃないの? お母さんはなんで普通じゃない方法で私を妊娠したの? 私の家普通じゃないんだ。私はお母さんとは違う。みんなと同じなんだ。体が反応してしまって妻に成功だなんて。 [音楽] 謹慎感って言葉知ってます。サクさんはなんで結婚考えてるんですか? 2 人の遺伝子を受け継いた健全な子公務です。もちろん人工性声で この人は初恋の人。初めて恋をするっていうことを教えてくれた。 [音楽] 僕2 次元件ではないんですが恋人はいるんです。 [音楽] ああ、やだ。汚し 君にだけは絶対に声をしないで。 あとはと結婚したかった。 性欲ってどこにあるのかな? 私たちこの体をラピスに捧げよ。 [音楽] ちゃんと愛って子供作りなさい。君との子なら作りたい。 僕はエデンに行こうと思っ 芝が実験。 こんな清潔な家になんか来るんじゃなかったわ。 駆け落ちしようか。恋のない世界に恋愛もせも完全にない世界。 [音楽] ここはマウスを入れる箱なんだよ。 [音楽] 恋も家族もせも世界から消える。 [音楽] 私ね、怖いの。どこまでも正常が追いかけてくる。 消滅世界。私たちはこの世界を食べすぎた。 [音楽] [音楽] お
芥川賞作家・村田沙耶香の同名小説が原作の映画『消滅世界』(11月28日公開)の予告編が解禁となった。
本作の原作は、村田の芥川賞受賞作『コンビニ人間』直前の2015年12月に刊行され、「日本の未来を予言する小説」と各メディアで大きな話題となった。超少子化の先――「性」が消えゆく世界で激動する「恋愛」「結婚」「家族」のあり方に翻弄される若者たちを描いた本作は、「常識」という枠の中でもがく現代の私たち自身を映し出した合わせ鏡のような作品だ。
MTV出身、RADIOHEAD、OASISなど国内外さまざまなアーティストのライブやミュージックビデオ、CM、ショートフィルム、大河ドラマのドキュメンタリーなど多岐にわたるフィールドで活躍する映像ディレクター・川村誠が脚本とともに映像化に挑んだ。
主人公・雨音を演じるのは、蒔田彩珠。ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(12年)をきっかけに、映画『三度目の殺人』(17年)、「第71回カンヌ国際映画祭」パルムドール受賞作品『万引き家族』(18年)など是枝裕和作品の常連に。連続テレビ小説『おかえりモネ』(21年、NHK)や、日曜劇場『御上先生』(25年、TBS)に出演。日曜ドラマ『DOCTOR PRICE』(25年、NTV)では岩田剛典演じる主人公のアシスタントとして、知的かつコミカルな役柄をキュートに演じ、幅広い演技力を発揮している。
雨音の夫・朔には柳俊太郎(※木へんに夘)。雨音の良き理解者として学生時代から雨音と親交を深める親友の樹里役を恒松祐里。雨音と同じ高校の同級生・水内を結木滉星。樹里の夫・水人役を富田健太郎。雨音の元夫・正信役を清水尚弥。雨音の母・雫を霧島れいか。朔の彼女である深雪を松浦りょう。実験都市エデンで生殖を司る医師を山中崇。エデンの管理人を眞島秀和。謎の少年を岩田奏がそれぞれ務める。
結婚生活に性愛が入ることを禁じられた世界で、愛し合った夫婦から生まれた少女が、自分の周りにある“普通”と自分から湧き出る欲情に向き合っていく物語。SFの空気をまとい、“普通”や“正しさ”という問題に独自の視点で切り込んでいく村田沙耶香ならではの世界観。そのエッセンスを鋭く抽出した予告編が完成した。
予告編では、観る者の「正常」を試すような世界設定と物語、性が消えつつある日本の衝撃的未来が鮮烈なビジュアルで提示され、アニメーション作家Wabokuデザインによるストーリーを牽引するアニメキャラクターの造形や、世界で注目のバンドD.A.N.による本作のために書き下ろされた主題歌「Perfect Blue」も公開されている。
舞台は、人工授精で子どもを産むことが定着した近未来の日本。夫婦間の性行為はタブーとされ、恋や性愛の対象は“家庭の外”の恋人か、二次元キャラが常識になっていた。それは“両親が愛し合った末”に生まれた子は異常とされる世界。主人公の雨音(蒔田彩珠)は、「お前、人工授精じゃないの? 気持ち悪い」と学校で虐められ、「お母さんは、なんで普通じゃない方法で私を妊娠したの?」と母親の雫(霧島れいか)に嫌悪を抱き、「私はお母さんとは違う。みんなと同じなんだ」と自分に言い聞かせていた。
雨音の性愛の対象は二次元キャラのラピス。自分がラピスに恋をしていると実感する時、自分は母とは違うのだ、周囲と同じく正常だとわかって喜びを感じる雨音。「初めて恋をすることを教えてくれた」ラピスを同じく愛する同級生の水内(結木滉星)と特異な性関係を持つようになる雨音は、水内との身体のつながりに心が満たされていく。
大人に成長した雨音は、性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外の男性やキャラクターと恋愛を重ねていた。“普通”であるはずの夫と結婚したものの、その夫は「身体が反応してしまって…」と“妻”である雨音に性行為を求める。それは、この世界では“近親相姦”と非難される行為。夫が許せなかった雨音は離婚を選択する。
間もなく、元夫とは正反対の朔(栁俊太郎)と出会う。元夫から非常識な行為を受けた雨音に心からの同情を寄せる朔。その朔も、雨音との結婚を意識しながらも他の恋人がいる。そんな今の世界の常識を「あぁ嫌だ。汚らわしい。ちゃんと愛し合って子供を作りなさい」と叱責する雫だが、雨音は朔と結婚。性愛とは無縁の穏やかな結婚生活を楽しんでいた。
その頃、住民全体で計画的に人工授精、出産、管理を行い、住民みんなで子育てをする実験都市「エデン」が千葉に作られていた。そこは恋愛も性も完全に無い世界。雨音と朔にとってまさに“理想の楽園”に居を移す二人。朔から「二人の遺伝子を受け継いだ健全な子を産むんです。もちろん人工授精で」と持ちかけられた雨音は「朔くんとの子なら作りたい」と同意。だが、その人工授精による妊娠が、二人の関係を狂わせていく。「私ね、怖いの。どこまでも“正常”が追いかけてくる」と困惑を見せはじめる雨音。果たして“エデン”は、本当にユートピアなのか。それとも、ディストピアなのか ⎯⎯⎯⎯。
■ストーリー
人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。 そこでは、夫婦間の性行為はタブーとされ、恋や性愛の対象は「家庭の外」の恋人か、二次元キャラというのが常識に。 そんな世界で「両親が愛し合った末」に生まれた主人公・雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。 家庭に性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。 だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園(エデン)で一変する。
原作:「消滅世界」(村田沙耶香著/河出文庫)
監督・脚本 :川村誠
出演 : 蒔田彩珠 栁俊太郎
恒松祐里 結木滉星 富田健太郎 清水尚弥 松浦りょう 岩田奏
/ 山中崇 / 眞島秀和 / 霧島れいか
撮影時期 : 2024.6.8~6.23
劇場公開 : 2025年11月28日(金)
配給会社 : NAKACHIKA PICTURES
(C)2025「消滅世界」製作委員会
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