松本清張「渦」 テレビの視聴率が本当か調査を始めると、裏に隠されたものがあり、さらに殺人事件に発展する。
はい、今回はウずという小説について話を したいと思います。これは長編小説で前週 のこの中に入ってるんですけども、え、 文庫本では、あの、これは身長文庫です けども、こういう本が出ています。ま、 この本はかなり古い本で、あの、今から 40年ぐらい前の本ですので、あの、表紙 とか多分違ってると思います。で、え、ま 、あの、長編小説ですけども、一言で言え ばテレビの視聴率の調査、ま、そういった 、あ、関連で事件が起きてくるという、 そういう内容の小説です。で、長編小説 ですので、ま、途中まで紹介したいと思い ます。最初にある女性からの手紙が紹介さ れます。その内容は自分の兄はあるテレビ 局のプロデューサーをしている、え、視張 率を低下のために現場から外されたという んですね。で、勝率は各家庭にモニター 器具を預けてそれで調査をしていると聞い ているが、自分の周囲に誰もそのモニター 器具を持ってるものはいないと。そこで 支障率について実態を調べて欲しいという 風に書かれていました。で、その手紙を 受け取ったのは劇団の上塞座というところ の主催者で古沢啓介という人でした。で、 その人にはファンレタがいくつも来るん ですけども、その手紙の中にこういうもの が入っていたんですね。で、差し出し人は 江田村正子という人でした。で、古さは その手紙の内容に興味を持って視聴率に ついて調べることにしました。そうして 周囲の人に色々聞いていくうちに協力して くれる人が出てきました。で、3人いたん ですけども、鴨モプロで証明かりをして いる平島正司、かモめプロで雑用している 羽村太子、劇団常座の小山修三という人で 、この3人は、え、ま、あの、上から言わ れたり、周辺から言われたりしてですね、 ちょっとやる気を出して調べようという ことになったわけなんですね。で、3人で ホテルのラウンジに集まってこれからの 調べ方について話し合いました。で、視聴 率は対象の家程に調査器具を置いてその データを調査員が集めていることが分かっ ています。そのため調査員に接触してどの ようにしているのかその実態を調べようと いうことでした。率の調査会社テレビ スタディというところがあって、え、その 会社について調べることにしました。その 会社にはそのビルの中に視聴率の調査員が いつも出入りしているはずだからそのビル に、え、出配りしている人を監視すること にしました。すると数人の女性調査員が、 え、そのビルに入っていくのが分かりまし た。その人たちは対象の家を回って視聴率 の記録ペーパーを回収しています。で、 手分けをしてその人たちの後をつけるん ですね。で、尾行してやがて、え、1人の 調査員が分かりました。まあ、何人もあ、 尾行していったんですけども途中で逃げ られたり、ちょっと行いが分からなかっ たりしてはっきりとしなかったんですね。 で、1人だけはっきりした人がいて、町田 に住んでいる小方常子という人でした。で 、夫は小方涼平であるというそこまで 分かったんですね。そうして、え、さらに 調べている時にある新聞に市張率について の投稿がありました。そこには非にある 工作がされていると書かれているんですね 。で、勝率の調査過家程に、え、芸能プロ から電話がかかってきて、ある番組を見て くれと言われるなど裏工作がされていると いう風に書いていました。で、小山がその 投稿者を調べましたけども、実在しない 人物だということが分かったんですね。で 、羽村太子は投稿したのは調査員の小方 常子ではないかと推理していました。そう して小山、羽村、平島の3人が小方子を 探っていきます。するとやがて小方常子が 失踪して行方が分からなくなってしまい ました。この辺りから小説はかなり複雑に なっています。 新聞の投稿者が実はテレビスタディ者の 管理家事長の長野広田だということが わかりました。しかしその長野はその後 交通事故で死んでしまいます。さらに少女 の誘拐事件が起こります。またある殺人 事件がこの後起こります。で、後半は殺人 事件の真層を巡って3人が議論をしていっ て真層を追求するという、そういう展開に なっています。だから、ま、推理小説とし ては後半から一気に面白くなっていくん ですけどね。で、ま、その間に視聴率の 説明が非常に詳しく語られていきます。ま 、そういう内容ですね。で、え、この小説 の着走話というのがありまして、全の中に こういうし織りが入ってるんですけど、 ここにこの作品の着走話がずっと書かれて いるんですけども、それを読みますと、 この渦を書くきっかけになったのは知ら ない女性から手紙を受け取ったからでした 。最初の小説の部分に出てきた手紙がある んですけども、それは実際に松本聖長が 受け取った手紙とほとんど同じということ なんですね。その手紙の内容そのままを 小説に移したような感じでした。という ことで、え、この小説は理小説として かなり面白いので是非読んでいただきたい と思います。ではまた別の作品でお会いし ましょう。 チャンネル登録もよろしくお願いします。
テレビの視聴率をテーマにした推理小説。
劇団城砦座(じょうさいざ)の主宰者、古沢啓助
手紙の差出人 枝村マサ子
鴎プロの照明係 平島庄次
鴎プロの雑用係 羽根村妙子
劇団城砦座 小山修三
調査員 尾形恒子
夫 尾形良平
TVスタディ社管理課次長 長野博太
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<作者紹介>
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海外名:kinoshita takashi
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