【永世名人も絶賛!】藤井聡太の芸術的受けとなった好局!永瀬九段も「△3五歩は良かった…」と語った終盤術を解説【2025年度「将棋日本シリーズ」決勝戦】
皆さん、こんにちは。将棋ニュース速攻を ご視聴いただきありがとうございます。 今回は2025年度将棋日本シリーズ決勝 戦よりフジソタリー用長瀬卓役団の芸術 的曲を解説します。いや、本局は藤井 ソタリーオがわずか10分の短期決戦で 衛星明人の森内区団もこれは美しい受け です。はあ、これは関心しますねと。もう 簡単な声を連続。長セク団との伝説カード にさらなる公曲を残す素晴らしい1戦と なりました。今回はこちらで果たして何が 起きたのか初心者の方にも明るよう丁寧に 解説していきます。解説者は一撃 台振り飛車ヘナ上級戦を出版している 商業図8弾のシ賀です。また私はオン ライン将棋学習サイトを始めましてこちら では強くなるためプロの差しを理解する ために有益な限定講座を発信しております 。今ならリリース限定価格に加え一部無料 講座も公開しておりますのでご興味のある 方は是非概要欄からご登録ください。さて それをやっていきたいと思います。今回は 先手版が長瀬拓也団。そして5手番が藤井 ソタリーとなりました。前手に先手の長段 は26歩。そして後手の藤井竜王は34歩 とついていきます。え、以下歩に対して、 え、本譜はここでFGソータリ用が、ま、 5手番というところだったんですが、え、 2手目に34歩を採用していきましたので 、ま、おそらくですね、こう44歩から 元ギ模様の出出しを目指していったんじゃ ないかというところで、ま、最近はですね 、こう角道を開けて、え、こう相がかりや 、え、角代わりを避けるといった展開も ですね、こう数多くなってきているわけ ですけれども、え、現在お2人の対戦成績 は藤井王から見て30勝11杯。え、初 手合いは2020年の6月だったんです けれども、ま、わずか5年半でですね、 40局超えというのはもう脅異的なハイ ペースです。ま、ちなみにですね、ま、 このカードの、ま、そのペースの速さと いうのを、ま、こう比較するのであれば、 え、現役の対局カードの現在1位というの は、え、ハブヨル九段対佐藤安戦の171 局なんですけれども、ま、こちら40局目 を迎えるまでに10年近くかかっています 。ま、この藤井瀬戦というのは、ま、本当 にですね、こう名曲も数多く、え、また、 え、来年度1月のですね、え、王将戦7番 勝負も、え、対局することが決まっており ますので、ま、本局はいわば、え、そう いったタイトル戦の名を分ける、え、一戦 という風に言ってもいいかと思うんですが 、え、以下77角に43銀、え、そして、 え、ここ辺りから、え、長の研究が、え、 なんといきなり始まっていきます。え、 それが何かと言うと、え、ひまず37銀の 早くり銀でした。え、まだ異玉の形では あるんですけれども、え、ま、早々にです ね、攻めの形を決めていまして、ま、これ はこう、眼に対しては早くリ銀が有力と、 え、特に先手版ですと、え、先に速攻 仕掛けることができますので、ま、1番 自然というところではあるんですが、え、 ただこうなりますともう本当にですね、え 、封じおそらくなる前から、ま、ま、戦い が始まっていくんじゃないかと思います。 え、以下に対して68玉、え、そして85 歩に58金と上がって、ま、現代将棋です と、え、結構ここからですね、88銀と 上がっていくような駒組が多いんですが、 え、実践も同様に52金から88銀と 上がっていきまして、え、この形というの がですね、ま、将来例えば、え、78銀の 左ミノの形に比べると、ちょっとまだ現在 では異系なんですが、え、78玉とった形 が相手からのですね、こう早くには結構 耐久力が強え、また当然、え、やグにする ような服も残していますので、ま、この、 え、先手の人系というのが、ま、現代将棋 の、え、1つの夫人であるという風に言え ます。え、54歩に対して46銀、え、 そして、え、ここ辺りから、え、62銀と 上がったところでですね、え、なんと長石 団がいきなり仕掛けていきまして、え、 それが23点手35歩でした。え、こちら は同歩と取っていきますと、ま、当然同銀 と取り返して、え、後ほど24歩からも 一気にですね、暴銀が炸裂してしまいます 。え、かと言いて45歩とついていきます と、ま、これも一応、え、普通の一手では あるんですが、え、同銀と取った後に77 角なり、え、そして、ま、同銀やあるいは ですね、同形と取り返していくような一着 もありまして、ま、こちらていうのがです ね、こう将来例えば65Kと活用したり、 35歩と取り込まれましても、ま、24歩 からですね、攻めを繋がって、え、同歩に そこで54銀とすり出ていくような 十字飛車の筋もありますので、え、本譜は 、え、こういった展開を避けて53銀と 上がっていきます。え、以下78玉に対し て64銀。え、そして、え、ここ辺りから 、え、38車とよって袖飛車にしていくの でした。え、本局の解説は森内と周域菊 九団と、ま、非常にですね、これまた豪華 で、え、また聞き手は香川マ尾女流予団。 いや、もう決勝戦にふさわしいと、え、ま 、そういったですね、え、ところなんです けれども、え、銀局面から、え、以下42 角に、え、34歩と取られたところで、え 、香川女流が先手は3筋の歩を取れたん ですね。え、森区九団、いや、これは かなりレアケースですと、え、そういう風 に話されていました。ま、以下この手に 対して、え、後手は一応ですね、こう65 銀と出ていけば、ま、この、え、76の歩 を狙っていくようなことはできるんですが 、え、ただこれに対してはそこで75歩と 軽くついていくのが、え、講手でして、え 、これで例えば、え、同角と取っていき ますと、ま、そこで3号車とですね、え、 このように銀角両取りをかけていきますと 、ま、一応64歩で受かる形ではあるん ですが、ま、かなりですね、こう差し にくく角も戻れない展開で、え、これは 先定の方が作戦がちです。ということで 本譜は、え、74歩ともうすんなりですね 、え、後手は先手に一歩させて、え、その 間に戦っていこうとします。え、ただこの 手に対して、え、長段は、え、なんと まだまだ研究範囲内というところで、え、 ノータイムで9号角と飛び出していきまし た。え、これを見た森区九団はさらに、 いや、これも珍しいですね。あまり見ない 形になりましたと。え、そうに呟いてい ます。え、どういうことかと言うと、ま、 単純なですね、これ大手の1着ではあるん ですが、ま、いわゆるお手伝いとなり やすい、え、そんな一手でもありまして、 え、それがですね、こう41玉とっていく て、ま、本譜はここで封じてとなったん ですけれども、え、長瀬団のですね、え、 この差し、もし41玉と結局寄らせるので あれば、ま、普通にですね、例えば角を 引いて使ったりであるとか、ま、おそらく ですね、95の地点にずっと角がいるわけ ではないと思いますので、ま、それであれ ば普通に駒組みをした方が、ま、一手ゾを せずにですね、え、そのまま差していく ことができると思うんですけれども、ま、 あえて、え、それを承知でこの角を出て いったというのは、ま、何か狙いがある からだという風に言えます。え、そして この手を見た、え、長瀬区団は、え、長候 していきまして、え、森チ区団が少しして から、え、少し早いですけど、ま、ここで 封事点にしてくださいと声をかけました。 ま、17時44分にはですね、長石団は しばらく考えた後に、え、封じ手の意思を 表示しまして、え、封じ手予想クイズの 候補書としては、え、35銀、え、また ですね、え、56歩とついていくような手 、え、また他としては、え、59角などが 上げられていたんですが、ま、この角を ですね、結局引くのであれば、ま、すぐに はですね、こう引かずに、え、おそらく 95の視点にいたまま戦っていくんじゃ ないかなと思います。え、ちなみに原局面 でのAIの評価値としては、え、長石団の 方が55%、え、対する富士利用の方が 45%となっており、ま、ここでですね、 え、兆候行していったというのは、ま、 研究を外れたと同時に、ま、長石団の方が ですね、こう研究としてはうまくいってい ますので、ま、長石団の方が最前を刺され ていたのであれば、ま、こうそのまま 止まらずに得さしていたという風に考え られますので、ま、先定の作戦がうまく いっていると言っていいんじゃない でしょうか。え、以下この手に対して、え 、封じて予想後に、え、刺されたのは、え 、長瀬九区団35銀でした。ま、こちらは 森内区九区団が最初に予想した1着でも あったんですけれども、え、以下ここから ですね、え、5手も反撃が始まっていき ます。え、それが7歩でした。ま、これは ですね、え、銀横64の地点に腰かけたの であれば、ま、当然こうどこかで動いて いきたいという一手ではあったんです けれども、え、ただ本譜はこの手に対して 、え、この3号銀のさらなる狙いというの が、非常に厳しい1着となっていきます。 え、それが何かと言うと、え、長石団の 46歩です。いや、これがですね、ま、 こう最近長石団のエキシレーティングの 数値がですね、こうなんと2000点を 超えたと。え、富士蒼太リーオ名人は ずっと2100点ぐらいだったんですが、 ま、そもそもですね、この2000点を 超えるというのは、え、ま、これまで、え 、富士リオメ人以外はですね、ま、1人も いなかったんじゃないかなと思います。え 、その数値というのが、ま、神の利用域と いう風に言っても過言ではない数値なん ですが、え、最近長瀬区九団が、ま、それ をですね、え、達成されたということで、 え、王将戦のインタビューでも、ま、 そちらをですね、考え深く語っています。 え、まさにこの35銀から46歩というの は、ま、そういったですね、え、この充実 されているような手順で、え、将来45歩 同歩に、え、44歩というこのが元ギの頭 の筋を狙っていく、え、そんな手順となっ ていて、え、ま、当然ですね、これは、え 、45歩の方が厳しい側面がありますので 、ま、76歩とですね、こう取っている 余裕はないかなというところです。え、 実践は、え、55歩とついて、ま、この銀 の逃げ場所をですね、作っていくんですが 、え、構わず45歩とついていきまして、 ま、結局同歩ですと、ま、そこで44歩と 拠点を作って、ま、この玉のですね、頭部 に、え、このように歩を打たれてしまい ますと、どんどん攻めが加速してしまい ます。え、実践はここで同歩とは取らずに 76歩、え、そして44銀に対して54銀 と進んでいきます。ま、このですね、え、 ハイスピードな手順、ま、持ち時間もです ね、え、なんと言ってもたった10分と、 ま、その超短期決戦となっていますので、 森内区団は、え、ずっとですね、駒を 動かして解説しながら、え、特に、え、 この95角、え、現状ですと、え、これが ですね、少し不安定、え、この角がどう なるかここ数値点が大事ですと、え、そう に話されていました。え、以下本プは、 1度ここで24歩と付き捨てた後に、え、 同歩さらに22歩と打っていきます。ま、 これもですね、え、将棋の、え、居飛車の 1つの手筋でして、ま、この金の位置が 現状32にあるんですけれども、ま、将来 5手からすれば31玉と寄られてしまい ますと、ま、この22歩に対しては当然 同玉と、ま、すんなりとですね、取られて しまう形でした。え、ただ、え、この歩を 突き捨てて先にですね、41玉型で22F と打っていたのであれば、ま、これで同金 と限定させることができ、え、この形と いうのが、ま、いわゆる悪形壁金で、ま、 玉がですね、で、この2筋以降にですね、 なかなか逃げられにくいというところです ので、ま、そのまま何もしていないとです ね、え、単なる一歩ゾで終わってしまい やすいんですが、え、本譜はこの手を決め てから、え、さらに長段が切り込んでいき ます。え、そちらというのが何かと言うと 、33船でした。え、この手を見た森宿団 はもう驚愕されていて、いや行くんですか 積極的ですねと、え、そういう風に話され ています。え、どういうことかと言うと、 ま、これはですね、例えば、え、同金と 取っていったのであればそこで金の斜め 後ろはいけない形ですので、え、22歩で 桂マが捕まる形です。え、ただ、ま、これ はですね、当然同金とは取らずに、ま、 同角と取るか同形と取るか、ま、どちらの 2択かというところなんですが、ま、同形 で取っていきますと、ま、おそらく34 歩や、34銀と上がって、ま、この桂馬を 狙っていくような手が、え、1つ候補かと 思います。え、また同角ですと、ま、これ もですね、角の頭が丸くなっていますので 、え、34銀と突進したり、え、またです ね、こう68角と引いて角をですね、え、 56歩から24銀と活用していくのも一 です。え、ここで藤士蒼太用は、ま、この 33に対して時間を使って、え、対応考え ていて、え、またじゃAIの評価値はどう なのかというところなんですが、え、なん とここですね、藤井相田利用は、え、完全 な50対50に戻していました。え、ただ 、え、ここでもし、え、後手の方が対応を 間違えてしまうと、え、またですね、先手 の方に、え、評価値が戻ってしまいますの で、ま、この勇気の長石段の踏み込みに 対して、え、藤井ソ相タが果たして正確に 対応できるかどうかというところです。 そして実践は藤士井ソタリーが指したのは 33同形でした。ま、なんとも意外という ところなんですけれども、この軽統詰めが ですね、え、見えて見ながらも、え、実は AIの最前は、え、この33同形となって おり、え、以下これに対して、ま、34銀 と、え、深くですね、次に23歩であると か、え、また43歩なりから全部生産して 34歩のような筋を狙っていくんですが、 え、ここから、え、藤士相タの芸術的受け が炸裂していきます。え、ひまずそちらが 94歩。ま、過去をですね、こうおっ払っ ていきまして、ついにどきなさいと、ま、 森区九団はですね、え、先手は加工を引か ずに仕事をしたいですがと言っていたん ですが、え、ただここでですね、長瀬団が 実際に43とさしていくと、いや、すごい 本当に行きました。私は格を逃げずに仕事 をしたいと言いながらも逃げるかと思って いましたと。もうこのですね、切り合いの 様子にもう簡単の声をずっとあげており、 え、対する藤士ソータリー用は、え、ここ で同金、え、そして角と、ここで長石団も 引き上げていきます。え、そして、え、私 がですね、こう思う本局のうまかったなと 、え、思う受けとしては、え、この3歩 でした。え、こちらがですね、こう軽い ながらも味わい深い受けとなっていまして 、ま、3号同車を取っていくのはそこで 44金とこれですんなりとですね、こう銀 のFところ、え、またですね、飛車のです ね、急所に、え、上がっていきますと、ま 、これはですね、気づけば、え、まず後手 の方が歩を4枚持っていますので、例えば 、え、下段に車を引いたとしても連打の筆 で、ま、これは歩が足りている格好ですし 、ま、先定の方がですね、こう、むしろ この金駒を取られてしまうという状況に 陥ってしまいます。え、また、え、この歩 はですね、それだけでなく26角とどこか で先手が味よく角を出て71角を狙って いくような筋があったんですが、ま、こう いった展開もですね、防ぐことができてい ますので、ま、いやば1隻3兆ぐらいある 、え、そんな風で、え、以下、え、ここで 43銀ならずに対して同銀、え、そして 44歩と、ま、長瀬団は、え、変わらず ここでどんどん急所に手を伸ばしていくん ですが、え、ただ全て、え、ここで フジリオはもう堂々と応じていきます。 43金とですね、こう打たれていきますと 、え、こう後手から見た形、ま、ちょっと ですね、局面を反転していますが、え、 このようにですね、見ていますと、ま、 かなりいらしいという形ではあるんですが 、え、ただですね、え、本譜はこの手に 対しまして藤を5銀と引いていきまして、 もう完全にですね、え、この形で先手から の攻めは来ないだろうと読み切っていまし た。え、以下確かに、え、原局面を冷静に 見てみると、え、長瀬九段側からすれば、 え、これ持ち駒がですね、まずない状況と なっていて、え、また銀などがですね、 こううまく、え、この35、号の地点先手 も1歩だけあれば3、4歩と打つことが できるんですが、ま、なかなかその1歩が 手に入れられない状況となっていますので 、え、28車とよって、ま、24車を見せ ていきますが、ま、さらに25歩とついた 手が、ま、26車から76車のような、え 、そういったですね、横歩取りも防いでい て、え、以下42金とっていくんです けれども、え、そこで同玉と取った形は、 え、なんとAIの評価値藤井の方が75% となっていました。え、これを見て森 区九団はいや、先手は忙しいですと、え、 そのように話していて、ま、このですね、 ま、忙しいという表現は消では、え、 時寄り使われるわけなんですけれども、え 、どういうことかと言うと、ま、後手は ですね、え、この歩が5枚と金銀という、 え、豊富な持ち駒まで、え、またですね、 例えば36歩から、ま、こうどんどん どんどん暗いを伸ばしていけば、ま、差し ての方針が非常に分かりやすいという、え 、側面があります。え、ただ対する、え、 先手は、え、そのですね、そのまま手が 伸びていけば苦しくなってしまうというの が分かりながらも、え、ただ、え、手を 作ることが難しいと、え、そのような時に ですね、こう忙しいといった表現はします 。え、実践は、え、ここで47金と、ま、 守りの金をですね、攻めに繰り出していく んですが、え、対する藤井リオはもう 美しいコマさきで、え、使えていないコマ 、え、この81の桂マを73に跳ねていき ます。ま、やっぱりですね、本当に強い人 の将棋の特徴といえば、もう不動ごまが とにかく少ないということで、ま、この橋 の強者もですね、こう角の打ち込みなどに は当然こう活用されている、え、ところ ですし、え、このですね、1番最後に あまり使えていなかった8の桂マをですね 、どんどんぴょんぴょんと飛んでいけば、 え、そこで、え、68金に、ま、一度32 玉と玉を形を整えていくんですが、え、 以下56歩に対して、え、65Kと跳ねた ところで、え、これが、ま、76の拠点を 生かしつえ、また歩が切れれば例えば将来 どこかで56歩であるとか57歩と打って 拠点を作っていくて、え、先手もですね、 一応この形であれば73角と打つことは できるんですが、え、ただ角を打っても ですね、え、81飛車と引かれて、え、 先ほどこう94歩とついた形ですので、 もうそれ以上角が動くことができません。 ということで、え、本譜はここで、え、 もう差し手がほぼなく、え、66歩とつい て、ま、5手の攻めをですね、最速する ことに活路を見い出します。ま、受けに 回ればですね、こう手駒が増える可能性が 高くなっていますので、ま、そういった ところですね、やっぱりこう逆転を狙って いくわけなんですけれども、え、ただ さらに、え、こういったところで藤井は もう絶対に外さないということで、え、 46歩と叩いていきまして、え、1度金を 上ずらせて、え、そこでさらに57銀と 勝ち込んでいきます。え、これがですね、 気づけば金の両取りという形でして、ま、 こう34歩とですね、打たれてしまう形で はあるんですが、え、ただ本譜はこの34 歩に対しては当然こう金をボロっと取れる 形ですので、え、以下歩なりに対して、え 、同金、え、そして65歩に対して、え、 そこでさらにがっしりと57金と、もう これがですね、こう敵の首元を掴んだと 言いますか、もうかなり迫力のある攻めと なっています。え、またですね、この88 銀型というのが、ま、この本局のですね、 こう現代将棋の特徴と、ま、こう早く銀の 際に、え、8筋方面からの、え、攻めを 防ぐためには、ま、この形が非常にいいと いう風には言ったんですが、え、ただ 対する、え、この弱点としましては、ま、 やっぱり壁銀ですので、この側面からの 攻めに弱いというところがあります。え、 そういったところをしっかりと抑えて直接 種で、え、以下と引いて、ま、これでです ね、受けていくんですけれども、え、ただ そこで今度は8筋が手薄になりましたので 、え、86歩に同歩、え、そしてもう85 歩ともう全てがですね、お手本の手筋と いったような、え、そういった差し手が 進んでいきます。もうこれはですね、 おそらくJT杯の会場で、こう生でですね 、こう藤井蒼タリーと長瀬の戦いをですね 、こう見ていた子供たちも本当に勉強に なる一曲だったんじゃないかと思います。 同歩と取っていきますと、ま、当然ここで ですね、え、F歩が伸びていきましたので 、86歩と打った形が、ま、非常に厳しく 、ま、ほぼ受けがない形ですし、え、また ですね、この歩が取れないということで あれば、ま、こう74Kなどと打ってです ね、え、どんどんとにかくもうこの飛車の 横きを外しながら、え、相手のですね、 急勝を狙っていったり、え、また両取りを かけていくような手順を狙っていくんです けれども、え、ただなかなかですね、え、 原局面34歩に、え、同金、え、そして、 え、52角と放ったところでは、え、そこ で軽え、43歩と打つぐらいでもう相当に ですね、こう攻めが来ない格好となってい ます。え、ま、本譜はこの手に対しまして 、え、長瀬段が1号角と飛び出していき まして、ま、これがですね、次の51角成 から、え、41角成りのような、え、寄せ 手順というのを狙っています。で、しかし そこでさらに、え、万弱の体勢の藤利用、 え、カクですね、今度は長瀬龍とイワん ばかりに24金と夫人を築いていきまして 、え、これを見た森内九段、ま、鉄板流と ですね、え、異名がついているぐらいなん ですけれども、え、そんな森内区団でさえ 、いや、硬いですね。金を打っても自分の 攻めは切れないと見て、え、このように 24金と放ちましたと、え、そうに語って いました。え、以下ここで、え、同角に 対しまして同金と取り返して、ま、角が ですね、手持ちに入った形ですので、ま、 そろそろですね、こう攻めとしては何か ありそうです。え、以下16系と打って、 ま、これでですね、長石団は筋取をかけて いくんですけれども、え、ここで86歩と 歩を取り込んでいきます。大手で金は取ら れてしまう状況ではあるんですが、え、 ただ大勢ですね、ここで33玉と逃げた形 が、ま、相当らないという風に見て、え、 またですね、この形というのが、え、今度 は先定に対して、え、不切れとなってい ますので、え、88歩と打って受けるよう なことができません。ま、実質的にはほぼ 時金をここで無条件で作らせてしまうよう な、え、形となっていますので、ま、金を ター取らせても、え、ま、さらに、え、8 、7と、え、慣れ手が約束されていて、ま 、本譜はですね、ここで36角と打って、 ま、これでですね、空手をしながら金を 相駒まさせて、え、そして攻めていくん ですけれども、ま、こちらがですね、え、 また63角なりのような手も防いでいます ので、ま、まさに1隻2兆という手が連続 していました。そして長石団としては、ま 、ひとまずですね、え、58に、金を 吐き出すしかないということで、ま、相問 もしていくんですが、え、実践はこの手に 対して、え、藤井が、え、77なりと軽く 歩を鳴り捨てていきまして、ま、ここから ですね、もう本当に鮮やかな寄せとなって いきます。え、以下同計に対して、ま、 例えば58金に同金、え、そしてもう1度 57金な音打っていきますと、これはです ね、え、68金と打つ形で1000指点に なってしまうんですが、え、これをですね 、え、防ぐために1度78歩と打っていき ます。え、これが、ま、素晴らしい一手 でして、ま、同と取っていきますと、これ は8、7と手順に大手で、え、途金を作ら れてしまいますし、かと言って同銀と取っ ていきますのも、え、87風なりから どんどん手を作っていくことができます。 え、つまりですね、この78に打った歩を 取ってしまえば、え、そこで、え、8、7 歩なりが先定になってしまい、かと言って 88銀と逃げるのはですね、もういかにも やりづらく、ま、56歩と取り込んで、え 、今度こそ58金から57歩を狙っていく のもまた一ですし、ま、桂馬を取ってです ね、こう76系を狙っていくのも、ま、 かなり有望かと思います。ということで、 本譜は、え、同計2、歩、え、そして、え 、32系なりと長段切り込んでいきまして 、ま、玉がですね、非常に上部、え、熱い 形と気づけばなっていましたので、41角 なりから32Kなりとなっていきましても 、ま、34玉で全く寄せがないような状態 でした。玉は下段に落とせといった格減が ありますので、え、同玉に34金と 包み込んでどうかというところなんですが 、え、ただ今度はですね、え、ここで、え 、7級歩同玉に対して、え、ここで後手玉 というのが現状43角なりで怖いところで はあるんですが、え、詰めろとはなって おりませんので、え、それを読み切って 藤井を66Kと放っていきます。ま、これ がですね、え、完全に決め手球でした。え 、以下43角なりには41玉と落ちておい て、ま、ここでですね、金駒マがあと12 枚ぐらいあればいきなり積んでしまうと いうところではあるんですが、え、ただ、 え、この金駒マがですね、こう57金と 取っていきますと、え、何やら先定が危な そう。44金と、ま、銀を取っていくのも ですね、危ない状況でして、ま、本譜は ここでもう仕方なく、え、57金とこちら の金をですね、取っていくんですけれども 、ま、これはですね、もし仮に例えば5手 が、え、同り銀なのとやってしまうのは、 え、42歩と打って、いきなり後手玉が、 え、同銀に52金から投死してしまうと いう状況。え、ただ、え、そこで、え、銀 を頭に打っていきまして、え、以下68玉 、え、そして、え、この次の一手が、 ぴったりで長瀬卓役弾の投領となりました 。え、それが何かと言うと58角なりと なります。え、ここですね。あえてもう軽 ではなく角の方から金を取っていくという のが味噌となっていて、え、以下は、え、 同金に対しては、え、69金までの、え、 形でえ、積みとなっています。え、この 58角なり以外の手をですね、差していき ますと玉がですね、逃げられたりであると か、え、また軽成なりで入っていきますと 、ま、同金と取っていくもありますし、 この銀をですね、取っていくような1着も ありますので、え、積みはないという状況 でした。ま、1局を振り返って言いますと 、え、本局はこう114手で、え、こう 藤井蒼太竜王が見事勝利を納め、そして JTハ者となったわけなんですけれども、 え、これで3度目の優勝、え、そして 対する長瀬拓也九団も本局ですね、もう 本気で挑まれていたというところではある んですけれども、え、ただですね、何やら 藤井蒼太用と将棋がさせて本当にですね、 こう嬉しそうな、え、そんな側面もあり ましたので、ま、1将棋ファンとしては ですね、え、今後もこう藤井ソタリーと 長瀬拓也九団の将棋が、ま、一曲でもです ね、こう多く見られるというのは、ま、 本当に嬉しいなという風に思いますし、え 、また王将戦もですね、こう本局非常に ですね、こうスリリングな展開で、え、 特に藤ジ井ソタリー用は、ま、攻めや終盤 力に提評がある騎士という風に言われて いるものの、え、ただ受けもですね、本当 に素晴らしい側面が、え、かなり強く、え 、トップ騎士の中ではですね、こう藤ジ ソタリーを、え、受けの方が強いという 騎士も、ま、かなり多くいる印象ですので 、ま、当然ながら攻めも強くて受けも うまいと、ま、このようになればもも弱点 が全くないような状況。え、長瀬団の序盤 からの神緊急がありながらも、ま、 素晴らしい対応というところでした。え、 特に大番解説の、え、森内区団も絶賛で あった、え、本局。え、この解説が分かり やすかった、また面白かったと思った方は チャンネル登録と高評価よろしくお願いし ます。それでは次の動画でお会いし ましょう。さて、ここで少しだけお知らせ です。この度私が本気で作ったオンライン 将棋学習サイトをスタートしました。初心 者から上級者までに応じた講座を自分の ペースで学べます。動画で学んだ後、 バンコマを使って定着できる仕組みもあっ て、じっくり力をつけたい方にもおすすめ です。このプランは基礎から学ぶ基礎 マスター、実力を伸ばす実力要請、そして 指導対局付意。今後はプロキ士による講座 も予定しています。今ならリリース記念で 一部講座を無料で体験できます。興味の ある方は概要欄のリンクから是非チェック してみてください。
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日本将棋連盟
日本たばこ産業株式会社
☗対局日
2025年11月23日
【本を出版します!】
「一撃! 対振り飛車へなちょこ急戦」という本をマイナビ出版より執筆いたしました!
へなちょこ急戦とは対振り飛車において、最速最短で仕掛けてリードを広げたまま終盤戦に持ち込む、名前によらず優秀な戦法です。
昭和時代よく対振り飛車に使われていた▲4五歩早仕掛けの令和版ともいえるようなところで、近年ではプロの採用実績も数多くあります。
AIの評価値の裏付けもあるためアマチュアの方でも安心して使える対振り戦法となっています。ぜひ一度お手にとっていただけますと幸いです。
2024/4/26より発売が開始されます!
へなちょこ急戦の書籍は下記リンクよりご購入いただけます。
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【マイナビ出版(動画付き特典購入可)】
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ぽるんが七段
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解説者のSugarです。
この度はご視聴ありがとうございます!
他のチャンネルで将棋の研究実況動画もあげていますので、是非そちらもご視聴ください!
【Sugar】
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【動画のよくあるQ&A】
Q どちらが先手ですか?
A 基本的に手前が先手番となるように撮影しています
ただしそうでない場合(例えば藤井聡太特集など)もあるため、一番わかりやすいのが「先手が玉、後手が王」と把握していただくのが確実です
Q 日本語がダブってる?
A 言い直しなどをかなり行ってるので編集ミスで日本語が被ったりします
編集者に確認してもらってますが、それでも見つけたときは動画の秒数を教えていただければカットします
Q 名前の言い間違い、符号ミスがないですか?
A 失礼しました。なるべく名前間違いは無いよう心がけていますが、30分程度話し続けていると意識が朦朧とすることがあり符号ミスなどの言い間違いが多発しやすくなります。
チャンネル名にもある通り”速報”でお伝えすることを意識しているため、緊急の際は編集が間に合わないことがあります。申し訳ありませんが、どうかご了承ください。
また、シンプルに日本語の間違いがある場合があります。こちらは勉強不足の場合がほとんどなので優しくご指摘いただけますと幸いです。
LIVEで解説を視聴したい方へ
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#将棋
#藤井聡太
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12 Comments
将棋ニュース速報(Sugarさんの)動画投稿待ってました
いっつもこの2人で戦ってるなぁ
なんで藤井六冠ではなく、竜王呼びなんですか?素人質問ですいません🙇
素人にもよくわかる解説、ありがとうございます😊
成駒が赤で表示されるのも、見易くて嬉しいです👏
分かりやすい解説いつもありがとうございます。
後手3四歩の雁木では負け知らずですよね。
藤井竜王名人が終盤強すぎました。受けの妙手連発の素晴らしい勝利。3度目の優勝おめでとうございます㊗️㊗️㊗️
あゆむ見なくて済むから助かる
永瀬九段の3三歩成り。ムフフなのか、あっ!やべえってなったのを4四を含めどこなのか聞きたい。
凄い内容😂
渡辺匠と永瀬拓矢以外は相手にならないな。
わかりやすい解説有り難うございます、この2人楽しんで戦っている見たい、楽しかったです、有り難うございます、解説有り難うございます
まずは、藤井六冠、JT杯3度目の優勝おめでとうございます。先日発表された棋士レーティングによると、永瀬九段も初めて2000点を超えられたそうで、明らかに棋力が上がられている(王将リーグでは6戦全勝で王将戦挑戦など)にも拘わらず、藤井六冠を相手にすると、吸い込まれるように無理攻めをしてしまい(特に45手目3三歩成、49手目4三歩成、67手目5六歩など)、藤井六冠の公式戦負けなしの後手雁木の受けつぶしに完封されてしまった感があります。格言で言えば、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」といったところでしょうか?本局に関しては、藤井六冠ファンである私が、藤井六冠の一般棋戦優勝を素直に喜べない自分がおります。永瀬九段が全力を出し切って、それを横綱相撲で受け止めて、勝利して頂きたかったというのが正直な感想です。
いつも優しい解ありがとう、これかららも宜しくお願い致します、藤井竜王名人おめでとう。