スピッツの名曲「楓」にインスピレーションを受けたラブストーリーに、福士蒼汰、福原遥主演で恋愛映画の巨匠、行定勲がチャレンジ
花言葉とかってあんだっけっていう会話の中で遠慮っていうのがあったんですよ。だから静かで非常に思いが深いものに登場事物がそういう状況に置かれるいいキーワードなんじゃないか。 [音楽] [音楽] [音楽] 基本的には僕発信のものが今まで多かったんですよ。 ええ。 比較的で、ま、そういう意味ではこの依頼されるっていうのも非常に楽しい話でもあるので うん。 で、しかもこれがラブストーリーだっていうのも久しぶりラブストーリーを撮るような感じが自分の中ではしてたので、そういう中では非常に なんかこう面白いチャレンジかもなと思いました。はい。 スピッツという、ま、言うならば現代において もうレジェンド級の あ、そうですね。確かに バンドなんですよね。はい。 しかも比較的初期の代表ていうのはなんか非常にやっぱりそれぞれに長く歌いつがれてたり長くこう聞かれてきた曲なので聞いてる方のそれぞれのストーリーがそうですね きっとこの奥野さんの表現される世界からこうインスパイアされてみんながそれぞれそれの楓出がりがうん あるあるはずだろうと思う分やっぱりハードルは高いわけですよね。 そうですね。 我々が取り組むこの楓出っていう曲に対する我々なりの解釈だったりみんなそれぞれの解釈はあるわけです。 そうです。 だからと言ってみんなをの解釈をなんか 1 つにしてもそれはスピッツっぽくないよねっていう [笑い] みんなが思うスピッツっていうのはなんか 1筋じゃかない。 ストレートに何か伝えてるだけではないものがある。だからどう解釈するかっていうところに 1 番議論したような気もするし僕は演出にすごくそれが直結してくるので、ま、その中でもやっぱりその私感ですかね。 とせの教会戦上を こう歩いてるような歌詞だなと。魂となった人たちから元世人たちに対して残された人たちを見ているような感じもあるしその逆あるんですよね。ある種正解はどこにもなくてもしかすると草野さんの中にも変化してるものなのかもしれない。 歌手の中で。で、そこがやっぱりスピッツのすごいところだなと思って普通だと 1 人称で誰かから見た風景だけで終わるんですよね。 それがね、超越していくんですよね。 うん。 いろんなものを超越していくっていうのはどの楽曲にもある。草野さんの世界の中にちょうどこの楓出を撮影する準備してる直前に韓国で 1 年間ドラマを撮ってたんですね。うん。うん。 だからね、日本人ってやっぱ遠慮がちなんですよ。そこに情緒があるんですね。 あ、 お互いがお互いを譲り合ったりとかしてるところにそこの余白とか空白に何かを感じたりするんですよ。人間関係の中にね。ひ式中にも礼儀ありみたいなことも言うじゃないですか。でもね、その礼儀っていうのはどっかでちょっと一歩引いて うん。 なんか相手に譲るとかそういう教えってやっぱり僕らの中にあるじゃないですか。相手を敬うみたいなリスペクトみたいな。 で、帰告してこの楓をやってる時になんでこの映画が楓出なんだろうねと。なんで楓出ってつけたんだろうさんがこの楽曲に。ちなみに花言葉とかってあんだっけっていう会話の中でその中に遠慮っていうのがあったんですよ。で、その遠慮っていいねっていう思ったんです。これは日本人らしいラブストーリー。 もう30 年近く映画撮ってると別に海外の人にわかんなくたって日本らしくていいよねって 思う方が僕らが素直な方向だろうなと思った時に日本らしいな遠慮って思った時によくよくこのシナリオの星になってるストーリーを読むとあこの人たちは どこかでその遠慮する精神というかそういう気持ちを持ってしまったにこのラブストーリーの障害が生まれている いうかなんか分かって はい。 踏み込めない。 なるほど。なるほど。 だからそれはなんかすごい素敵な話なんじゃない?ま、ラブストーリーには障害って絶対必要だと思うんですよ。格差があったりとか、 例えば遠距離だとかでしょ。なんか人誰かの恋人だったりとかっていう。 それってなかなかこう簡単に結びつかないっていう状況ってあるじゃないですか。それをどう作るかっていうのはラブストリーの 1 つのオリジナリティだと思うんですけど、そこの気になるのが遠慮。 これはだから静かで非常になんか思いが深いものに登場人物がそういう状況に置かれるいいキーワードなんじゃないかという風に僕はちょっと考えたとこあります。よくもうドラマの中でなんでここで言えばいいのにって 思いません? 言えばこれこんなこじれることないのにっていうのが はい。 僕はあんまり好きじゃなくて家は終わりだったんじゃないのこれてそこはなんかすごく気を配った感じはありました。 はい。 だから海にしてはからないかもしれない。あ、そうですね。 言えよって言うと思いますね。僕だったらすぐ言うねみたいな。 [笑い] だからそれでいい。それでいいんです。 それは日本 うん。それはじゃあ日本映画としては正解です。日本人はこういう人たちなんです。 ラブストーリーで個人と個人が向き合うっていうことで言うとそれはその国のお国柄っていうかそこで培った精神っていうのは出てくると思うんですよね。それじゃないとリアルじゃなくなる。 はい。 なんかこう演示分けるとかっていうのはちょっと違う気はするなという話をしていて、その人の身代わりをするっていう話なので、 1人が2 人になってるっていう発想ですかね。で、それをね、本当にうまくやっていたなという感じですね。 最初の段階で何も知らなくて見てるとこの人は何二重生活をする怪しいやつなのかなって思えるようなぐらい不思議と 2人いるような 錯覚にだんだんこう陥っていくっていうのが福君のほんのちょっとしたその心情の持ち方ですごくうまくやってもらえたこととあえて煮詰めてなんかこうじゃないとだめみたいなルールを決めたとかじゃない左きと右引きだとかシンメトリーな感じっていうのは持ち合わせてる 2人う 人が持ってるその優しさだとかゆったりとしたその構え方だとかそれはなんかこの兄弟に共通してるものではあったんじゃないか。 自分のコンプレックスみたいなものは持ち方がちょっと違うだけであれだけ変わるんだなと思っ加減っていうかねそれは本当福君が作り上げたものだと思うし僕が見てても 非常にそれは共感できたっていうか面白いなと思いながら見てたんで そうなんです 脚本の段階で読むと彼女がなんかずるい人に見えるかもというふさん的に言うとなんかそういう人ずるいって言われるう あの人にが愛されない。見る側にそうならないですかっていうとこからスタートしていっていやいやずるさっていうのは人間の中に誰もが持ち合わせてると思うよと。 で、それが 上手に露呈しながらもそこにある彼女の置かれてる感情の心情の動きっていうものが もっとそれがちゃんと過こるものになってればそのずるさはむしろあった方がいい。 愚かさだとか見にミにくさだとかなんかそういうものが美しさがありながらそれが共存してないと その人がリアルに見えないですよね。人を思う気持ちとか人と向き合うとかで心がどうしてもなんだろぶれてしまうていうなんかそういうなんかリアティみたいなものがなんか必要なんじゃないかっていうところを結構話しちゃったのかもしれました。だからこれはやっちゃいけないみたいな風に決めてる女のこのラブストーリー見たくないじゃない。 ですか。[笑い] どうしても人間にある愚ろかさっていうか、そういうものがやっぱり僕は見たいなと。それが見えるたびにそれを受け入れる福君の役は優しさみたいなものとか なんかそういうものが見えてくるから余計生息き苦しくなったり胸が苦しくなったりするのは彼女の方だったりするのかなと。それが両方にあると思います。 そうですね。 誰かが言った言葉とかに はい。 影響を受けてる、間に受けることが多いですね。あ、面白いこと言うなっていうか、自分が知らないような状況というかね、なんかいろんなものに翻弄されてきてるじゃないですか。 その翻弄されてる状態が人間らしくて、なんか未感完性というか、こう完璧ではないていうものをずっと肯定して若い頃はずっと映画を作ってきたんですけど気づいてみりゃもうすごい年取っててでした時になんかそんなブれてても良くない自分に気づくんですよ。手放せなきゃ多分シンプルにならないですよね。でも意外とこう長年に生きてるといろんなものを手放せないでずっといるんですよね。 そこに全部に影響を受けるから で、それは全部映画の糧になるってずっと考えてきたんですけど、ラブストーリーとかやっているとこの 2 人にも語らないけど愛があるってよく言うじゃないですか。だ、この愛が心を動かすって、それを理解できるとそ、このラブストリーは成功みたいな感じってなんか多分あるんですよね。 なんか別にそれを愛してるって言ったから愛があるわけではないので。 ね、 大体愛してるとか言ってる映画は簡単にそれを済まそうとしてるわけだから、 愛なんか実はなんか感じられなかったりするんだけど、結局シンプルな心情に今回の登場人物たちもそこに置かれていくんですよね。 やっぱ手放すっていうことが1 番辛いことだけど手放した先に未来を開けてるわけだから言っている言葉とかにはやっぱり影響受けますね。 うん。 物づりって答えがないから正解もないしで答えがない分 1 番不安になるのは誰もやってない領域に踏み込んだ瞬間だと思うんですよね。でも本当にすごいのは誰もやってないことに自分がたどり着いてしまった時なんだけど不安なんですよ。多分理解もされないですね。でもね実はそれが 1番すごいことかもしれない。 僕なかなかそこに行けないです。なかなかやっぱりその領域にねたどり着かないんですよ。 自分の才能なんて多分無自覚だと思うんですけど、そういう時に前例がない状態に陥ったらそれはすごいところに行ってるで、それを目指した方がいいと思います。 ああ、 機材も豊富にあるし、手軽にできるし、なんだったら編集だってなんだってこうそこのテクニックで かっこよくも見せれたりするんですけどうん。 その分逆に自分の作ったものは疑った方がいいかな。 ああ、 ま、人が良かったよっていうのは多分半分以上は適当いうか、そのファーストインプレッションとか、ま、面白かったからみたいなぐらいのことだと僕は思うので、 本当にちゃんとその自分の作品に向き合ってる人っていうものを本当に見極めないとそういう仲間が周りにいるかどうかっていうのはやっぱりすごく重要かなと。 僕の年齢で新しいことにチャレンジする必要もないはずなんだけど、なかなかそこにたどり着かないのは他者の力っていうのは非常にそれを融合させるとなんか面白いことになったりもするので、あと続けるってことですね。それをあるかないかしかないので世な何事もである方向に行かないといけないっていうね。失敗したとしても でも失敗もあんまり恐れなくていいかな。 うん。 うん。
国民的ロックバンド・スピッツが1998年にリリースし、大ヒットを記録した名曲「楓」。発表から27年に渡り、多くのアーティストにカバーされるなど、愛され続けてきたこの楽曲にインスピレーションを受けたラブストーリーが誕生しました。
これまで多様な恋愛映画を手掛けてきた行定勲監督は、1つの楽曲を基に、どのように物語をつくり上げていったのでしょう。また、主演を務める福士蒼汰さん、福原遥さんとのエピソードなどもうかがいました。
【目次】
00:00 オープニング
00:15 映画『楓』は監督のチャレンジ作品
02:34 映画『楓』は日本人らしいラブストーリー
05:35 福士蒼汰が演じる境界線のない双子の兄弟
06:53 福原遥の中に共存するずるさと美しさ
08:25 恋愛映画は手放した先にある未来を描く
10:13 クリエイターへ向けてメッセージ
▼動画内では語られなかった詳しい内容はコチラ!
スピッツの名曲「楓」から生まれた純愛ラブストーリー、“遠慮し合う”ふたりの切ない心情がリアルに胸を打つ
動画の感想や今後取材してほしい映画監督など、コメントお待ちしています!
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▼映画『楓』
僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。
1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。
幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。
二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。
出演:福士蒼汰 福原遥
宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗
大塚寧々 加藤雅也
監督:行定勲
脚本:髙橋泉
原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
音楽:#Yaffle
プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
製作:映画『楓』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース C&Iエンタテインメント
配給:東映 アスミック・エース
公式サイト:https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp
公式X:@kaede_movie1219
公式Instagram:@kaede_movie1219
公式TikTok:@kaede_movie1219
©2025 映画『楓』製作委員会
▼出演者情報
行定勲/映画監督
1968年8月3日生まれ、熊本県出身。
助監督として岩井俊二監督、林海象監督や若松孝二監督などの作品に参加。1997年に「OPEN HOUSE」で長編映画デビュー。長編第2作「ひまわり」(00)で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。2002年「GO」(01)で、第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし、脚光を浴びる。2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」が、興行収入85億円の大ヒットを記録し社会現象に。2010年「パレード」で、第60回ベルリン国際映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞。2018年「リバーズ・エッジ」でも、第68回ベルリン国際映画祭にて同賞を受賞。その他にも、「北の零年」(05)、「今度は愛妻家」(09)、「真夜中の五分前」(14)、「ナラタージュ」(17)、「窮鼠はチーズの夢を見る」(20)、「リボルバー・リリー」(23)等を手掛ける。情感あふれる耽美な映像と、重層的な人間模様が織り成す行定監督作品は、国内外で高く評価され、観客の心を揺さぶり続けている。また、韓国ドラマをはじめて演出した「完璧な家族」(25)がLeminoで独占配信中。
▼日本中のクリエイターを応援するWebメディア クリエイターズステーション
・TOPページ:https://www.creators-station.jp/
・X(旧Twitter):https://twitter.com/Creators_st
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公開が楽しみです。❤