_/_/_/ Created by VIII shiwasu _/_/_/ 戦時中の野戦病院で軍医として働く青年医師の藤崎恭二は、患者の中田を手術中に、誤って自分の指に怪我をし、患者の梅毒に感染してしまう。復員後、父の産婦人科医院で働くことになったが、梅毒の感染を隠し、婚約者の美佐緒と結婚することが出来ずにいる。美佐緒は藤崎が自分に対して距離を置き、何時までも親しくなれないことに苦悩していた。ある日、………。

監督:黒澤明
企画:本木荘二郎、市川久夫
原作:菊田一夫『堕胎医』より
脚本:黒澤明、谷口千吉
撮影:相坂操一
音楽:伊福部昭
美術:今井高一
衣裳:藤木しげ
編集:辻井正則
音響効果:花岡勝次郎
キャスト
藤崎恭二:三船敏郎
松本美佐緒:三條美紀
藤崎孝之輔:志村 喬
中田進:植村謙二郎
野坂巡査:山口 勇
峯岸るい:千石規子
中田多樹子:中北千枝子
骨董屋:宮島健一
老兵:佐々木正時
巡査:泉 静治
アッペの父:伊達 正
係長:宮島城之
衛生係長:宮崎準之助
ギブスの青年:飛田喜佐夫
労働者:高見 貫
アッペの母:須藤恒子
みいちゃん:若原初子
看護婦今井:町田博子
見習看護婦:松村若代
事務員:池上湧子
アッペの少年:松本 茂
少年:工藤洋輔
etc.

20 Comments

  1. 頑迷すぎるだろ…
    しかしここまで頑迷でなければ物語にならないからか。
    あけすけな男と女同士じゃ
    そもそも映画にならないのだな…

  2. 三条美紀さん千石則子さんが際立つている。この作品は脚本家が凄いですね!もちろん黒沢監督も凄いですけれど!

  3. 『あいつはね、ただ自分より不幸な人間のそばで希望を取り戻そうとしているだけですよ。幸せだったら、案外俗物になっていたかもしれません』

    とんでもないシナリオを書く。自分を律してないとこれは書けない。

  4. カラーよりも、モノクロの方が迫力があるのは、どうしてだろう?

  5. おもしろい!人間の聖も俗も飲み込んで消化した感動的な作品です。人生は素晴らしいものだと単純に言えるものではない、とは思います。でも価値を与えるのも自分だと感じさせられました。この作品に限らず黒澤監督の作品をもっともっと、日本人には見て欲しいと改めて思いました。本当に素晴らしい映画です。

  6. 僕は、梅毒さ!
    しかし、それは僕の罪でもなけりゃ、僕の欲望の知ったことじゃないんだ
    僕の欲望は何にも知らないんだ
    今だに新鮮なんだ・・・
    そいつが時々わめくんだよ!

    ところが、その欲望を徹底的に、徹底的に叩きのめしてしまおうとする、道徳的な良心て奴がのさばっていやがるんだ
    そんな良心て奴がのさばり返ってる!
    そいつをはね飛ばして、この欲望の中に溺れちゃ何故いけないんだ!
    その方が人間として正直なんじゃないか?

    美佐緒さんだって結局当たり前の女だ!
    当たり前の女の肉体を持っているんだ
    その肉体を、6年間も思い続けてきた僕が、何で他の男のモノになるのを黙って見ていなければならないんだぁ!

    まだ遅くはない!
    今なら美佐緒さん取り返すことが出来る!
    そうだろう?峰岸君!
    そうだろう?
    そう思わないか、峰岸君!

  7. 戦争中、大変な、手術を、必死に、しながら、頑張る姿は、感動しますね。現在では、考えられない事ですね。大変な、時代に、戦争体験されて、考え深いです。

  8. 名作ですね
    特に千石規子さんの演技が好きです
    ちなみに千石規子さんは たけしくんハイ!のおばあちゃん👵

  9. WWYD?ですかね?この主人公の立場だったらあなたはどうする?母親はこれを見て、「ちゃんと婚約者に事情を説明すべき」と言っていました。「でも、それをしたら、彼女は『いつまでも待っている』というに決まっているじゃないか?」

  10. 故・三船敏郎さんは、
    陸軍上等兵で終戦を迎えられました。
    だから、終戦を生き抜かれた猛者を
    演じられたんですね。

  11. 本作の原作である『堕胎医』は、
    故・千秋実さんが主宰する劇団薔薇座により、
    1947年10月から日劇小劇場で上演。
    配役は千秋さんが藤崎役、
    千秋夫人の佐々木踏繪さんが峯岸役、
    高杉妙子さんが美佐緒役を演じ、
    演出は千秋さんの岳父・佐々木孝丸さんが担当。
    黒澤監督は偶然その舞台を見ており、
    それに感動したことから本作が企画されました。
    これをきっかけに千秋さんは
    後の黒澤映画の常連俳優となります。

  12. 今作は、
    東宝争議の影響で
    東宝を脱退した黒澤監督が、
    初めて他社で製作した作品です。

  13. 当時、
    黒澤監督が所属する東宝は
    第3次東宝争議によって
    映画撮影が困難になっていました。
    黒澤監督は
    師である山本嘉次郎監督や
    谷口千吉監督、
    映画プロデューサー・本木荘二郎らと
    映画芸術協会を設立して東宝を脱退し、
    他社での製作を余儀なくされました。
    その第1作が本作であり、
    以降『野良犬』『醜聞』『羅生門』『白痴』を
    他社で撮っています。

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