【目次】
00:00 オープニング
00:14 開拓使官有物払い下げ事件
03:09 払い下げの実態と五代友厚の実像
07:13 大隈の追放と国会開設時期の決定
11:49 まとめ
11:57 エンディング

明治十四年の政変について解説しています。「開拓使官有物払下げ事件→明治十四年の政変→国会開設の時期決定・欽定憲法制定の方針が定まる」の経過を理解しましょう。

参考問題…一橋1996-2-1、京大1999

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6 Comments

  1. 今回も参考になりました。ありがとうございます。
    この動画で興味深いのは開拓使官有物払下事件と五代友厚の評価ですね。

    「政商五代」のイメージは、研究史的には大久保さんの論文が大きな影響を与えているのでしょうか。
    ただ、大久保論文は50年代のものなので、やはり研究が古いですね。また、この動画でも指摘されていますが、この事件は新聞の誤報から始まっていますし、大久保論文はその新聞報道を中心に論じているのが問題なんですよね。
    後は風刺画ですかね。高校日本史だとたとえばタコとタイの風刺画などが、授業で扱われたりすることもありますが、風刺画は史料として扱うのはかなり難しいというか、誤解を与える可能性もあるかなと思っています。

    五代友厚や開拓使事件について、近年の研究としては八木孝昌さんの『新・五代友厚伝 』と末岡照啓『五代友厚と北海道開拓使事件 』が一つの到達点だと思いますが、これらを読むとかなり五代のイメージは変わりますよね。私はなるべくこれらの研究を高校日本史の授業に取り入れたいと考えているのですが、どこまでやるか、一つの参考になりました。
    ありがとうございます。

  2. 山川の公式HPに「教科書内容の訂正」として、北海道開拓者官有物払下げ事件関連の記述の、五代友厚への評価について改めるよう示されていました。

    旧課程の「詳説日本史」、「新日本史」から現行の詳説日本史探求まで、単なる情報の更新や政府見解への忖度、遺跡の捏造「以外」のことがらが同時に一挙に「訂正」がなされているのはなかなか衝撃的に思えました。

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