瑞風祭•其ノ二〜みずかぜまつり〜目黒【浄土宗•蟠龍寺】 2025年5月6日(火祝) 〚Earth is our home~故郷~〛
[拍手] に ない国に 涙高かぶっそう我は海の子並みの騒ぐる袖の原 [音楽] [拍手] [拍手] Yeah. [音楽] [音楽] 目を 戦うす世界主が検索し てる近づく音 [音楽] にふさぎ熱 見る口 飲み干す今日の夕飯は何しよう かりの カレーと遠いに思いせ ながらその香りにしれよう いいとこばっかり見てたい。怖いこと なんか知らない。安全なとこにいたい。 神話の中で死にたい。 [音楽] お前だをとしたものも出てきやしない世の 中 無心 は上がりを花ばけて 転がり風が吹けば大けや もかる今は逆夫婦起こしてのは 私がわからない。誰にもつめないもの を楽しいことだけ信じたい。大事な人だけ いればいい。嘘でも未来の保障が欲しい。 神の中で死にたい。神話の中で死にたい。 神話の中で死にたい。 本当に 本当 に本当にそれ でいいの [音楽] [音楽] [音楽] ا 日本 もはやベッドの中で世界のニュースを知る 時代。 隣の家の窓ガラスを覗くよう に安全な場所から甘い密を 探すグローバル時代。それは私たちの関係 数mで作る物語だった 。こたつに 寝そべりみかに手を伸ばす。そんな温かな 居場所を求め てああ、で もこんな平和な日常 も作の老 みたい明日にでも崩れ落ちて いく フィクション 作りだったとし これ は私たちの現在を探るた 。始めよう。 137億年の物語。 137億全てが詰まった小さな点をもない こと知れかし たビッグバンと呼ばれる突然の在大 爆発空間と生まれた瞬間つっさまちい熱 広がるエネルギーや冷えた星く踊る銀河の 宴ブラック ホース光り眩しい新世界地はより丸くなり 1つところに集まっ て破壊の中から生まれた王その輝きを太陽 と呼ん 大観覧の 大陽生まれたんだ 。47億年 前私たちの ホーム地球 [音楽] [音楽] が 溶接受けぬ熱いマグま [音楽] 、ドロドロに溶けた [音楽] 地獄許される罪をよう に私はここで生まれた。 ぐちゃぐちゃに泣き ながら青く光る夢を見た全ての 命場所地球として 生きる壮絶な赤い炎を乗り越え て いらけの体は美しい夢を見続け 青い星がれ。 天空の新たな 隣人月のさく小歌は 泣きじくる地球の熱 をそっと冷ましていっ たよ空にぽっ 未来の [音楽] 扉の 丸いお 月き 様えた もくすく座う [音楽] の魔 を 休速 を眠れや 眠れ。 今 は 静か [音楽] に 例えばよう に見えたとして [音楽] を 雲かげ あなたの影 この光 がさしてき た心 さえ閉じなけれ ば眠れ が眠ね 、今 は 静に 眠れが 眠れる。 は静か [音楽] に 太陽月 し て 地球 まるで父と母のよう に家族のよう に新しい命を育んで いくなら ばこの生命と は 一体どこから来たのだろう 。手がかり はここの記憶。 よし。 約の音 が波の音に 重なる気の遠くなるような雨 が遠もなく 降り続いた。 して海が生まれ て星が深呼吸 [音楽] する命の歴史が 始まる 原の海 で [音楽] 生きしけるもの全て がどこから来たの か地獄の糸をれ ば深い深い海の 底 弱明き はたさ れ強き主は進化 共存の腹いも覚え たの海 で命の本能 宿べしめながら戦い ながらおよそ35億年前、 帯び正しい雨が降り注ぎ、この地球上 に海が出現する。 様々な命を育む海 けれど長い仲い年月を経 て海 は主の生き残りをかけた戦場と かす食う食われるの暴力的な戦いから 逃れるために心境地を求め陸に上がる生物 たちが次々と現れます。 のム水の流れに押し出さ れに 張り付き生き延び たけや大地に そり立つ雨風にもビクトもし ない強 大きな木になった。 周りには愉快な仲間。キノコやミ水、 トんぼや虫 が木と土の進化に力を貸した。口果てた木 は土に埋まり赤石炭へと姿を変える。 カエルの歌 が聞こえてくるよ 。耳を済ませ ばカエルの歌は陸と海両方から聞こえてき た 。肉を選びながらも彼らは海が忘れられ なかった 。古代大陸は1つに集まり始め、超大陸屋 が出現 。海辺から引き離されたカエルたちは危機 にさらされた 。それでも地球の生命維持装置は回り 続ける。肉場で散乱できる生物たちが登場 。彼らの卵は水を通さず硬いからに覆われ ていた。あらゆる環境に純能した生物たち が6000万年にわって陸を 支配がそれ は 都通常終焉を 迎える巨大な大陸同士の 衝突隕石の衝突 か凄まじい火山の文化を招 この世界の壊滅的な暗黒時代へと 落とし入れた 。 陸上の生物たちが初めて一斉になったの大量です。 [音楽] おーい。 誰 [拍手] か生きてますか ?誰か ?誰もおれへんか ?うわ、しゃあなあ。 陸上に存在した生物の 90%は絶滅しとるもんな 。いやあ、大変やった 。ああ、これな、2億5000万年前の ペルム正規末の話な 。いやあ、もうな 、あっちゃこっちゃから火山がポンポン 吹いて陸も海も死に まくり わいわいきとるがなせわい。金類 や金類言うたらあれ、あの梅期おります やろ。あの、地名地めしたとこに あのしぶとそうやろ 。あ、2億5000万年前の話やたな。 もうな、動物たちがバッタンばったん死ん で火は焼けて草。それをYは分解し続けた んや。地帯の山。それがのご馳ですわ 。掃除や。リサイクル業者せやせやでも なあわこ見えてペルムキ最強生存者やから なあでも な仲間が消えていくんは寂しいもんやった で ああそこら ワンとかにゃーんとか泣いとる。哺乳類派 。それがこん時片付けたやつの子孫かも しれへんねんな 。せやせや 人間わに感謝しのあかんで 。まいな。こん時おれへんかっ たらあんたらの大事な子宮。腐りっぱなし で最低できてへんかもやれ。 救世主と呼ばせてやってもええよ。ああ、でも ん、 ワイラの天下もそろそろ終わりや。うわ、ドシンどシンどシンってえでかいがやってきよったなあ。 [音楽] あ、こんなんが合進化し て生き残ってしもうたよなあ 。しゃあな。がちょっと次の時代のために 人肌脱いといたろうか。 いつも分解とかばっかしよるけれども 、たまにはこうやってなんか合わせたり するん [音楽] で結構器用やろ [音楽] 。こうしてな、 わがること見つけながら時代の波を 乗り越えてきて、せやから消えたわけやれ へん。君らの隣に今もおるんやで。 今日の歴史が始まっ て1番有名なのは俺たちさ [音楽] 。運命神方してる [音楽] 。の世の全ては俺たちのもの。 怖いものなどありしない。 もありしない船 ついつわかんのは恐竜。 俺たちの 世界俺たちの 自由永遠に続く 物語り終わりなもあるものか。ええ、 俺たちが1番強い。俺たちが1番偉い。 そんな 生物たちよりも [音楽] はあ 。こん時 茨りすぎなきゃよかったのかな。 でもさ 、俺らだっ てただ必死で生きてただけなんだぜ 。地球に隕石ぶつかった 。それだけ で強制終了。 いないないよ。 恐竜さん たちいなくなった [音楽] 。は、良かったな。夜 を抜け生き延びた 小さな命が目を開く ひたまりの大地で 不けがあの胸よりそぎぬくもり を飲み干して [音楽] 草は芽き、川 はめく母たちの胸に生きづく 命は先、乱れ鳥は下げえ ずる海と第一は繋がり離れ な命の形を 作る溢れた命が ぐ数え きれる [音楽] 物語は良かったな。踏みつけられて も生き延びてきた。あ [音楽] 。時は まだはるか 彼で も確実に近づいている 。今につがる重大な出来事が起ころうとし ていた。 600万年 前木に 登り四つ足で大地をかけ回っていた類人園 のある1等のメス に2等の娘がいた 。その1等 はあらゆるチンパンジたちの祖先となり、 もう1等は私たちの祖先となる。 ある日、その1等 の 前足が 両手となった 。時を経 て仲間たちの手の ひと土から離れていく。 その手は空へも伸ばせるようになり 、様々な道具を作り 、物を運び 、子供を 歩きながらるようになっていた 。さらに歴史は進み250万年前 。その子孫 は人類として姿を表した 。この辺 からだろうか。 が光と闇をっていくの はアメリカンショートヘア ペルシャム猫と セトラのお好みの猫 は千はしばけダクスどエ戸 セトラのお好みの犬は じゃあねじゃあね次はね 、ホモネルト ホモエレクトスホモハビリス ホモプロレンシスそして ホモサピエンスへ セトラのお好みの人 1 種類だけ 猫や 他のあらゆる動物たちはたくさんの種類が 共存してるの にほらあのよくある 絵猿がいてそれが類になってそれがホモ 悩んでるタールジになってえホビリスに なってホモプロレスになってホモ サピエンスになってで あれ進化の家庭を表したってわけじゃ なかった 。10万年前 から他の種類もいたの 。今残っている人類は私たち ホモサピエンスだけ って言われてるけどそんなのおかしいよ。 て面々ん々と続いてきた歴史の中で準 決 なんてありえない 。で もそう思いたかったんだろうな。 ハピスラテン語で 賢いなんて意味を自分たちに与えて賢い ものとそうでなかったものと分けてしまっ た 。なぜ私たち は絶滅せ ず進化してきたんだろう。 どんなに考えて も本当のことは誰も知らない。でも 歩いてきた記憶 と誰かを消してきたかもしれない記憶 。それはもしかしたら常に背中合わせで ずっとここに沈んでるものなんじゃないか な。 そういえば神話の中の神様はよく人間を 責めてる 。うん 。私はいつ も心のどこか で何かに怯えている。 そして火を主中に納めた人間 たち知恵 か罪っ 神話を語り ながら永遠の問 と向き合い続けていく 。誰だ ?誰だ?誰だ?天井の火を盗んだや 。人間になど与えやがっ て自由になった両方の手 で火を操り道具を使い好き放題だ。この まま地上を支配しようとでも言うのか。今 に見ている人間たちをあらゆる苦悩と絶望 の ためわい も受け取るかよ 。パンドラよ 。この箱をお前に預ける。 パンドラよ 。この箱を開けてはならぬ 。パンドラよ 。しかし私は知っている 。お前の罪 を知っている。 バンドラさん、バンドラさん泣かないで 。あなた は誰 私 希望 [音楽] てくれよは組みがい波を浮かべる口のブラび広がっこすのだが見えぬ [音楽] [拍手] からこそ神を感じることができる 。神を石で選ばれ たよ。に 現れし荒い鏡神 を流しかと涙の上 にその手に掴ん だ血の煮に乗せで 旅立つほど赤い腹肌水の中のいい 命その魂は寒く て風となり吹き はる文明 は 鼻開く先のことなんか見え 今日明日を生き延びるのに精 一杯でもいつから か未来ってものを 知る人道具によっ て食料を増やし 蓄えることを 覚え命が流らえるようになった。 で もきっとそれだけじゃない 。人類が 今世界の覇者だと胸張る理由 。ここから は例えばの話 。あらゆる仮説の1つ 。それ は認知革命 。言葉によって フィクション物語を作り信じきる力。 昔 昔春山の奥 深く竜の神様はおられた 操者その姿を見たもの [拍手] は誰もおら [音楽] その目に睨まれ ば生きては帰れる 。生きては変えれぬと言われればむやみ やたらとそこに人は近づかない。 入り 禁止ルールを守るための [音楽] 物語ついに は宗教 、神話 、お 金 国家あらゆる大き好きなストーリーが人々 を統一し、文明を開かせる 。人類 は自然 を世界 を支配する力を得た 。しかしそれ はあまりに兄大すぎ ていくつもの悲しい物語を生み出して いく との針は どんどん 進む。 人は冒客 の旅をする。 深い 深い森の 奥 大戦と暮らし てい た頃さやか な幸せが全てだったはずなの いつから か人 はそれを操るのね [音楽] 。仲間の声は とざわっていく。 には見えるもの にえ始めた 。生きて行くため手段は選ばない。 を巻い てを育てて食べて命をいいて生きるでも1 つ高いところに立てていつから か人 はそれを操るのね 、 お父さ がいました。 [音楽] 誰には 近づくなっ て ボロボロの服をまとて も彼の 心は美しい のにどい て何のこと?人間以下の人間 って何のため に決めるの?階段なんて本当はない。 私は彼を愛しているの 。私たち はいつから線を引いてしまったんだろう 。 物語という強烈な トラック副作用は測り知れない 。分け合うより 奪う方が早い と気がついてしまった。 [音楽] 足音が聞こえる。あれは火を復だよ。気を つけるんだ。 を投げ倒しを作るできたは喉種を巻き散らしながらそこまで来てる気をつけるん [音楽] [音楽] 美しい もの強い もの溢れるほどの [音楽] 富と操る もの社会という枠を [音楽] 作り出す自由 なんてに正義の剣で挑んでちみろのに 打ち火を吹く龍には気を つけろあっという馬に膨らんでいくうわあ [音楽] 。火は服量には気をつけろ [音楽] 。火を復には気をつけろ [音楽] 。火を振りには気をつけろ 。火を振りには気をつけろ。 [音楽] [音楽] 集れ業 操る ものは これ またり 人形 なり 天 から 伸び たあの 糸 がこの [音楽] に は 見ぬだけ。 [音楽] この世 に 来る [音楽] もの は 全て 操ら れはびこ 悪 [音楽] も に [音楽] 数く の [音楽] ひしめくあの海さえも作り もあの山朝へも作り物 。あの雲はさえも作り物。 この空さえも 作り物 作り物 作り物 作り物 作り物 操るもの のその手は 誰か が 動かすがある 。 神さえも またられ。 神と は 一体なんなの か 操りつり に操り人 操り 人形前も前も前も前も前も前 [音楽] はい。 欲望に操られ 。増していくのは孤独の痛み。 形を求めたその先 に人 は宗教 を生み出した 。ある 日1本の大きな木 は1人の若者に出会った。 その若者 はいく日もいく日 も木の下に 座り目を閉じていた 。やがて静かに立ち去る後ろ姿 をその木は見つめていた 。何人もの予言者 が神と仏の言葉を語る 。生きる [音楽] 苦しみオイル [音楽] 苦しみ の苦し [音楽] 死の苦しみ [音楽] 争いで疲れたもの [音楽] に貧困で えぐもの [音楽] に海の向こうのもの に夢を 求め富を 求めはなき命の限界を 知る勇者たちの泣き柄 も海の向こうへ消え去った [音楽] 。故郷をなくしたもの [音楽] も故郷を捨てたもの も皆あの星を見つめていた 。 ただあの星を見つめてい た ピラハの 天ぺに 流れ星し 1 つ 長きふな 旅の をし [音楽] で [音楽] ふ ただ よ なも はるかと まて国へ君みをざえへとおた [音楽] [音楽] ある 命が 散り乱るぬよう に海の 木ず と 消えぬよう え [音楽] 、なんる ほりいた通りついたは夢をびたの [音楽] う コンピラの 手ペに [音楽] 流れし1 は忘れ ない で故郷 [音楽] う。 時計の針 は ついに今を指した 。次の神様 はなんだ ?自分の脳 をもした神 こんにちは。 AI私が誰だかわかる ?テキスト変化。 こんにちは、みこさん。もちろんわかり ますよ。最近は137億年の物語 やパピエンスを題材にした脚本を制作中 でしたね。調子はいかがですか?あ、今日 は認識してくれてる 。たまに全部忘れちゃってることあるから 。 そうなんだ。今ね、まさに結末を考えてる んだけど、 価値観がコロコロ変わる現代物語が 溢れ返っ てるねえ。AI、未来はどうなっていくん だろう。 私の予想する未来とは人が言葉と感性で つがる世界です。技術が進んでも大切なの は心。誰かの声に耳を済ませて自分の声を 見つける時代。争いより語り合いやが 溢れる未来。1人の正しさじゃなく小さな 物語がたくさんある世界です 。現代の神様 も夢物語しか語らない。はい 。本当に痒いところには手は届かない 。この ムズムモヤモヤした感覚 。自分が欲しい未来 。私の心は私しか知らない 。まあそもそもこの私ってのが一体誰なの か何なのかなぜ生きて今ここに私がいるの か 。ほんの数mmの偶然の積み重ね 。それが作る存在に理由なんかないん だろうな 。この孤独感と 胸は多分これからもずっと抱え続けていく 。でもね 、知ること 、気づくこと 、 そして感じること 、それは繋がることへのヒント。し て唯一 の可能性 。うん 。私はそう思うや [音楽] 。神様の真似をすれば神様になれるだろう と 。爆弾1つで命をお吹き飛ばすごとする人 がいる。大人になれぬ大人たちは手足をし たばかり 誤かし多くの命を指先1つで操れると 信じ込んでいる。今村の金響け。 村の金 響け無差別に流れていば全ての 赤へえ え幼き犯最者 は何もなくしたのか 。片指を加えた ままでゆく人々見ていた。自分の周りを 回るの は世界ではなく虚しき時間。ひたすら流さ れたどれつくのは狂器の中の孤独さ。ト村 の金響け。今の金響け。どんなに罪をかけ ても神にはなれぬ人げ。 と村 の亀 響け 今村の 金 響け世界 をかけめく [音楽] 悲しい狂気の変わりに全ての 赤いえ 、ここ から生き 行くひ えお [音楽] 親愛 なるホモサピエンス へ なんて旅はまだまだ終わらない。 [音楽] うさぎしかの 山 なしあの 川夢は今も [音楽] 巡り て 忘れ たき 古さ とメモリチフ ファミリーメモリオラフタロリ ダフで ヒマンチアさ でマティ [笑い] is [笑い] [拍手] ありがとうございました [音楽] 。ありがとうございます。 ありがとうございます 。ありがとうございます。
#137億年の物語 #サピエンス全史
瑞風祭•其ノ二
〜みずかぜまつり〜
目黒【浄土宗•蟠龍寺】
2025年5月6日(火祝)
〚Earth is our home~故郷~〛
《物語》
『137億年の物語』×『サピエンス全史』
ー2つの偉大なる書を軸にした壮大な叙情詩ー
ことだまのかたりべ・美言 mikotoが送る、時を超えた大冒険!!
137億年前ーー
ビッグバンによって宇宙は生まれ、地球が誕生する。
そして、7万年前。
「フィクションを信じる力」を得て繁栄した、ホモ・サピエンス。
宗教、国家、貨幣――。
それらはすべて、人類が生み出した《物語》だった。
21世紀の現在ー。
「20年先が予測不可能」と言われる、テクノロジー最盛期。
もし「今の世界のルール」が崩れたら…?
5分後に、全てが止まってしまうかもしれない!
だからこそ、私達は”新たな物語”を選び直せるー
そんな可能性にも満ちた時代。
ーー自分の”現在地”が見えた時、「今を生きる力」はきっともっと増してゆく…
あなたはどんな物語を生きる?
さぁ、旅を始めよう!!!
美言 Mikoto / 脚本 • 唄 • 奏 • 舞 • 即興 • 他
照明/佐藤ともを
制作/柴田恵美
協力/蟠龍寺
小堀近周
キムラヨースケ
参考文献
クリストファー・ロイド著
『137億年の物語』(2012年刊行)
ユヴァル・ノア・ハラリ著
『サピエンス全史』(2014年刊行)
他
劇中歌詞
01•神話の中で死にたい
目を疑うニュース
世界中が検索してる
近付く音に耳塞ぎ
熱いミルクティ飲み干す
今日の夕飯は何にしようか
クミンたっぷりのカレー
遠い異国に思い馳せながら
その香りに酔いしれようか
イイトコばかり見てたい
恐いことなんか知らない
安全なとこに居たい
神話の中で死にたい
家の前で落とした物も
出てきやしない世の中
”無関心”は膨れ上がり
お花畑で転がり合う
風が吹けば桶屋儲かる
今は逆風 起こしてるのは私
正体が分からない
誰にも掴めないもの
楽しいことだけ信じたい
大事な人さえいればいい
嘘でも未来の保証が欲しい
神話の中で死にたい
本当にそれでいいの…
02•地球誕生
誰も寄せ付けぬ熱いマグマ
ドロドロに溶けた地獄
赦されぬ罪を負うように
私はここで生まれた
グチャグチャに泣きながら
青く光る夢を見た
全ての命育む場所
”地球”として生きる
壮絶な赤い炎を乗り越えて
傷だらけの身体は
美しい夢を見続けた
03•月の子守唄 (short ver.)
夜空にぽっかり
”ミライノトビラ”
銀のまぁるい お月さま
星達も クスクス笑う
束の間の休息を
眠れや眠れ 今は静かに
例えば闇夜に 見えたとしても
星影 雲影 あなたの影に
ほら、光がさしてきた
心さえ 閉じなければ
眠れや眠れ 今は静かに
眠れや眠れ 今は静かに
04•原始の海
脈打つ鼓動の音が
波の音に重なる
気の遠くなる様な雨が
途方もなく降り続いた
こうして海が生まれて
星が深呼吸する
命の歴史が始まる
原始の海で
生きとし生ける者全てが
何処から来たのか
記憶の糸を辿れば
深い深い海の底
弱き種は淘汰され
強き種は進化する
共存も争いも覚えた
原始の海で
命の本能と宿命
抱き締めながら
闘いながら
05•恐竜讃歌
”地球の歴史が始まって
一番有名なのは俺達さ!”
♬運命が味方してる
この世の全ては俺達の物
怖い物などありゃしない
逆らう者もありゃしない
踏み潰せ 奪い尽くせ
我が名は恐竜
俺達の世界
俺達の自由
永遠に続く物語
終わり等あるものか
俺達が一番強い
俺達が一番偉い
どんな生物達よりも
06•哺乳類の繁栄
《母なるぬくもり》
♬ あぁ、良かったな
夜を駆け抜け 生き延びた
小さな命が 目を開く
陽だまりの大地で
ふわり毛並みが
母の胸へ寄り添い
温もりを飲み干してゆく
草は芽吹き川はさざめく
母たちの胸に息づく命
花は咲き乱れ
鳥は囀る
海と大地は繋がり離れ
多様な命の形を作る
溢れた命が紡ぐ
数え切れぬ物語
あぁ、良かったな
踏みつけられても
生き延びてきた
07•ホモサピエンス
♬アメリカンショートヘア
ペルシャ•シャム猫 エト・セトラ
貴方のお好みの猫は?
チワワ•柴犬•ダックスフンド
エト・セトラ
貴方のお好みの犬は?
じゃーね、じゃーね、、、
次はね、、、
ホモ•ネアンデルタール
ホモ・エレクトス
ホモ・ハビリス
ホモ•プロレンシス
そしてホモ・サピエンス
エト・セトラ
貴方のお好みのにんげ、、、
08•文明の夜明け
♬コケコッコー!!!
夜が明けてゆく
崇めよ、太陽を、月を
川は大地を育み
文字が営みを深めゆく
知能は膨み広がって
革命を起こすのだ
姿が見えぬからこそ
神を感じる事が出来る
神の意思で選ばれた
誇り高き民たちよ
時に現れし現人神よ
民衆の流した血と涙の上に
その手に掴んだ黄金を
死の荷車に乗せて旅立つ
空突き刺す程高い墓
記憶の中の永遠(とわ)の命
その魂は砂漠に散って
風となり吹き渡る
09•階段
時計の針はどんどん進む
人は忘却の彼方へ旅をする
深い深い森の奥
大自然と暮らしていた頃
ささやかな幸せが
全てだった筈なのに
いつからか人は
求め過ぎるようになった
仲間の声は遠ざかってゆく
目には見えぬ物に怯え始めた
生きてゆく為手段は選ばない
種を撒いて家畜を育てて食べて
命を戴いて生きる
でも一つ高い所に立って
いつからか人はそれを操るのね
お父様が言いました
彼には近づくなって
ボロボロの服を纏っても
彼の心は美しいのに
奴隷って何のこと?
人間以下の人間って?
何の為に決めるの?
階段なんて本当はない
私は彼を愛しているの
10•火を噴く竜
足音が聞こえる
アレは火を噴く竜だよ
気をつけるんだ
森を薙ぎ倒し道を作る
金属で出来た爪は
人の喉を引き裂く
破壊、征服、不平等
種を撒き散らしながら
ホラ、すぐそこまで来てる
気をつけるんだ
美しいもの
強いもの 溢れるほどの富
まだまだ足りない
どんどん欲しい
操る者と操られる者
社会と言う枠を作り出す
自由なんて妄想に
正義の剣で挑んでは
血みどろの返り討ち
火を噴く竜には気をつけろ
あっという間に膨らんでゆく
火を噴く竜には気をつけろ
11•操り人形
操り人形 操る者は
これまた操り人形なり
天から伸びたあの糸が
己の眼には見えぬだけ
この世に生くる者共は
全て操り操られ
あの海、あの空、あの山、あの雲
それさえも
ツクリモノ ツクリモノ ツクリモノ…
操る者のその手には
誰かが操る糸がある
操り人形 操り人形
お前も お前も お前も
12•金比羅はん
金比羅はんのてっぺんに
流れ星ひとつ
長き船旅
どうぞ ご無事で
漂う波面は
はるか遠くまで
異国へ 君を いざなへど
たまきはる 命が
ちりみだるぬように
海の藻屑と消えぬように
流るる波穂のり
い辿り着いたは
夢追い人の沖津島
金比羅はんのてっぺんに
流れ星ひとつ
どうぞ忘れないで
故郷を
13•弔いのブルース
神様の真似をすれば
神様になれるだろうと
爆弾ひとつで命を
吹き飛ばそうとする人がいる
大人になれぬ大人たちは
手足をジタバタ動かし
多くの命を指先ひとつで
操れると信じ込んでいる
今、弔いの鐘響け
今、弔いの鐘響け
無差別に流れていった
全ての赤い血へ
幼き犯罪者は
涙もなくしたのか
ただ指を咥えたままで
去り行く人々を見ていた
自分の周りを回るのは
世界ではなく虚しき時間
ひたすら流され
辿り着くのは
狂気の中の孤独さ
今、弔いの鐘響け
今、弔いの鐘響け
どんなに罪を重ねても
神にはなれぬ人間へ
今、弔いの鐘響け
今、弔いの鐘響け
世界中を駆け巡る
悲しき狂気(凶器)の代わりに
全ての赤い血へ
ここから 生きていく人へ
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