【日本の歴史映画】山本周五郎生誕100年記念番組初蕾 【最高の日本映画】 Full HD

大丈夫です。はい。はい。 [音楽] これ屋の目は上では赤をる。下では月をねる。 [音楽] はやっとトンポロつつやとトントンはやっとトントロつやとトントンやろ上は上では壁を取る下では土をこれはやとトんやとん [音楽] [拍手] [拍手] お釈こっちが先 はいはいそうなでじゃあそちらから順番に竹より踊りさんの踊りも一度見た おちゃん次の座敷があるんだわ ささあさあ藤村小まちね人締めけませんよ こまちだなんてあいはこの商売が好きなだけですどんどん行きましょう。 [音楽] おびちゃんほら来た。ほらお呼びだ。 ま、ちょっとごめんなさい。 ちょっとじゃないだろ。もう戻ってこないやな。 あ、行ってで、行ってるで。で、 来てるのよ、ハ助様。 離れにお通ししといたから。ありがとう。 遠よ。 10日よ。10 日もほっといて。鬼なかったけど鬼はないだろう。 鬼よ。辛かったんだもの。もう来てくれないと思って。でも人してあげる。来てくれたんだもの嬉しい。 [音楽] 色々あってな。吉之助知ってるだろう。 ここへも2と一緒に来た。 ああ、あの太ったお。 うん。 あいつが嫁をもらうことになったら本の手伝やらなんやら忙しかったのだ。 うん。お嫁さんはどんなお方?娘。 ハン様もそろそろですね。 俺はそんな気はない。今のままがいい。時々こうやっておったればそれでいい。 でも いつまでもっていうわけにはいかないでしょ。あ、値あいはただのお客 [音楽] おい、 ここに置きますから。はい。あとはためちゃんありがとう。ただのお客でしょ。そう言ったのはハンサムのよ。 ただのお客とお釈でいようって。どうせ一緒になれないんだ。お互いあっさり行こうって。は様がそう言ったのよ。 うん。 このみつきあそういう風に自分に言い聞かせてきたんです。 うん。本当は一緒になれるもんならなりたい。 だめ。 例え一緒になれたとしても素上の知れない女と目音になったんでは様のご出世に触わります。 分かってる。それほどが好きだということ。 おだってハ様に負けない。ハン様が好き。一緒になんてなれなくてもいい。こうして会えればそれでいいの。何も望みはない。 [音楽] 今夜はゆっくりしていけるんでしょ? いや、今夜は早く帰らねば。以前のように酔いつれて止まったりすることはもうできない。塾の状況はもうやめたのだ。 白めになった。 何度朝は決めた時刻に途上し、夕方は予約が下がらるまで帰れぬ。仕事も覚えねばだな。以前のようにちょくちょく来るというわけにはいかな。 わかりました。 では今夜はお帰りになるまでじゅっとお様にいのかの座敷 構いません。さ飲みましょう。こっちも 半之助様が半之助様が はい。裏口から入ってお出になっておの顔が見たい。 ちょっと顔見ればそれでいいんだっておっしゃいましたが、離れにお通ししておきました。 あ、そう ではそりゃもう あの2 人うまく行くといいですね。13か。 あれから5年おかさはなくなったけど ずっとここで働かせてもらっ て借金もなくなって着てもう5枚も作った のみんな女将さんのおかげ藤村は楽しん だが毎日来てくれればもっと楽しい それじゃ商売にならんだ 本当 いかん。帰らねば。あ、 今度はいつ 分からないけど近いうちにまた切っとくる。 待ってます。好きなうちはどんどん会う。飽きたら飽きたと殺言。 好きなうちはどんどん会う。 どんどん会う。 秋たら飽きたとさず。 好きなうちはどんどん合う。 どんどん青う。 あら。ああ。 之助様お見えになっとおいででしたか?気がつきませんで。あの旦那さあいえ父上様にはお変わりもなく 父上か相変わらずだ。 あ、 港業という仕事は忙しい。よく続くと思う。 半之助様もいずれはあとお継ぎになるのでしょう。 そうと決まったものでもないさ。それを考えると俺には向いていない。 そんなことおっしゃっちゃいけませんですよ。 旦那様は頼りにしておいでなのですから。 じゃあなるべく暇を救ってくる。 お待ちしております。 お帰りなさい。 ただいま戻りました。父上は 特にお帰りです。お食事は すませて参りました。 あら、お酒飲んできましたね。 はい。 しばらく出かけなかったので久しぶりに どなたか馴染みの人でもいるのですか? いえ、 変なこと聞いてしまいました。 いや、 でもね、つまでも師とか講皇師とか本の虫ばかりでは困ります。そろそろ身を固めてもらわないと。 はい。 早く孫を抱いてみたい。 反応 [音楽] 何度の仕事はどうだ? まだ慣れませんので。 学問書で日が生き日書物の相手をしてるの とは勝手が違うだろう が人と人の繋がりを大事にするよう に [音楽] はい人に議論を吹きかけるようなことは 控えた方が良い 。はい。キモジまして [音楽] ああ、いい。ハーサが好き。一緒になんてない。こうして会えればそれでいい。 [音楽] 島やさんがに店を持たせてやるって言うんですか? うん。港のそばのタ屋が売りに出るんで買うことにしたって。 で、ついちゃおに全部店を任せるからやっ てみないかっていい話じゃないの 。島屋さんはおちゃんが子供の頃から 可愛がってくれた人。親兄弟も身寄りも ないおちゃんの行を心配してのこと 。あの世話をするんですね。うん。 河屋を買うお金はしやさんが立て替えるってことで上がってくるもの中からおちゃんの裁量で年割りで返してくれればいいって。そしたらほらずれはお店が自分のものになるじゃないの。さんみたいに。 そう。 あいさんみたいに読みかきソ何にもできません。無理です。 いや、そんなこと誰かに任せればいいのよ。 今のままで十分です。それにお世話になるっていうことは女将さん島やさんのお目かけさになるっていうことでしょ。 ま、その話はうん。2の次、3 の次なんておっしゃってたけど、そこはまあね、 あに好きな人がいても構わないっていうのかしら。 もしそう ならきちんとした方がいいわ 。好きな人と一緒になれるならいいけど。 そうでなければいずれは悲しい別れをする か。人様から後ろ指を刺されるようなこと になりかね。先行きのことを考えなくちゃ 。花は逆りまでって言うでしょ。美しい ものは美しい逆りを過ぎると忘れられて しまうって 。 人間いつまでも若くいられるもんじゃない 。おちゃんだってもう18。 藤村小町なんてちやほやされるのもあと1 にね。 おしまれるうちに身の始末をつけるのが 本当よ 。女将さん 、女将さん知ってるんでしょ?与えたハ様 のこと 。与えたハ様の中咲こうと思ってるん でしょう 。あい、抑制のことなんてどうでもいいん です。 が逆までのものなら散るまで好きなように生きるだけです。 おちゃん、 今までいことなんて何1つなかった。 1 もおっさん もんちゃんもあたい も まだ今だけなんです 。幸せだのは今だけ 。さん 、このままにしといてください 。女将さんには迷惑かけませんから 。泣く時が来て も我慢できますから。 [音楽] お父ちゃん が船でナパして死んだといつつ [音楽] 、あんちゃんが食当たりで死ん ですぐおっかさんが亡くなった時私中さ 、この藤村へ来 て神さんのお世話になってごね。 どうせ泣くのように生まれてきてるんです 。 泣くのは平気です 。女将 さん信じれるのは自分 だけそうでしょう 。 世間 [音楽] 人信じたら泣かされるに決まってます 。好きも嫌いもあるのか。 稼げるうちに稼ぐ。 さん、それでいいんでしょ?どこせよの [音楽] [音楽] [音楽] これはいいタだ。 これだけの鯛は滅たに上がんないよ。ほら生きてるよ。生きてるよ。 どうしても藤村で料理してもらいたくてさ。料理につけるよ。 あら、おひでさあしばらくだ。今日またどうしたの? 鬼のか。久しぶりにちゃんに会いたいと思って。 おたみちゃんわ。ほら、聞こえたろ。ボタンの場でみんなと一緒に踊ってるよ。 [音楽] どうした?どうした?どうした?びちゃん。お ちゃんすいません。ちょっとおびちゃんどうしたの? 大丈夫。ちょっと飲みすぎて。 本当に大丈夫なのね? 大丈夫大丈夫。心配らないからお座敷戻って。 おたみちゃん。あ、おばさん、 どうしたの?ちょっと気持ち悪。 おたちゃん、あんただ飲みすぎじゃないね。おヒ、 私は子供ん出るから分かるんですよ。 見つけたびちゃんやっぱりそうだったのね 。あのすっけ 様お ちゃん之助様てカジ様ハ様に迷惑かける つもりはありません 。 どうするつもり?ちゃん、どうしたらいいんですか?女将さん、おばさん教えてください。ちゃん、あかん坊みたいんだね。 [音楽] [音楽] 見たい。あとの子供を見たい。 [音楽] 一緒になれないよ。その覚悟はあるんだね。反之助様にお話ししてよく相談して。 それはできない。そんな約束してないし。 お城じめになったばっかりの様にそんな心配 だったらだったらどうしてそんな中になったの? すいません。 私も私も一緒に話すから話さなきゃだめ。 神さん。 神さんお願いします。 おいでなさいませ。 おいでなさいませ。 反の助様よ。ちゃん もういいから。 はい。きっとうまくいくわよ ね。 下げだ。料理は少しでいい。 ハン様、 お話があるのですが 後にしてくれ。 皆の土僚だ。話が済むまで酒だけ運んでくればよい。 はい。 どうだった?お仲間が一緒だから後で。 下げはそこ置いてってくれ。 はい。 これは間違ってない。俺の言うことは間違ってない。貴様人間以だ。もう 1ぺ行ってみろ。 ああ、何のでも言え。貴様学問はできるかもしれんが人間としては最低だ。毛者にも劣る。 毛者にも劣る。 森田、そいつは言いすぎだ。 言いすぎではない。真実を申しておる。 おい、 持てろ。お、やめろ。森だ。いい加減にしろ。 2人とも森田もハ助も頭を冷やす。 後で必ず戻ってくる。 あの、すぐだ。森、た、降りた。 飛び直ぞ。そう。れるわけにいかん。そう しろ。俺は間違っていない。いいか?話す 。男と女、人間と人間。好きなうちはお 飽きたらさっぱり別れよ。それが人間 らしい生き方なだと迷うが、俺はそういう 考えは許せん。そうだろ。何十万といる 人間の中からたった1人の男と女が結ば れるということは神聖で厳縮なものだ。 お前の言ってることは人間を毛者に 引き下げるのと同じだ。 あす、貴様、自分を獣にして恥ずかしくないのか? 分かった。俺もこのまま引き下がれぬ。任せ吉田立ち合人を頼む。 バカ人が来るぞ。 よし、ミロクさん行こう。俺たに立ち合え。 [音楽] おい、やめろ。 おい、やめろ。待て。やめろ、 やめろ。 おい、やめろ。意外にしろ。やめろ。やめてくれ。やめろ。 [音楽] 刀を引け。反け 森た。刀を引く。反け やめろ。やめてくれ。 頼む。やめてくれ。 た、 頼む。やめてくれ。森すぎだ。 謝れ。あ、 大丈夫か?森た。 あ、すいてやってた。俺も行く。あんま来て。 俺は癒しいか?森田にそんなにな人間か?何十万という人間の中からった 1 人の男と女が結ばれるということは神聖で厳縮なものだ。 H 様ひどく濡れて。女将さん。まあ、まあ、まあ、反之助様、あの、すぐ、すぐ着替えをまあま、 酒を伸ばしてくれ。 どうなさったんですか? 人を切ってしまった。 様が人を 命を取ったわけでもない。きっと相手は漏れた馬だ。立ち合いにもいる。竿踊りやった。命を取ったわけではない。 どうし [音楽] てお前のことだ。 俺がお前と は好きな煽る。飽きたら別れる 。そんなのは人間の言っ方じゃない。そう 言ってもれた俺を馴じった。 俺は前後の境いもなくカットなった。 でもそれはハ様のせいじゃない。私も承知で 違うんだ。お、間違ってたら俺の方だ。許されるようなことじゃなかったんだ。俺は今日までごまかしと身ってと俺の生き方全てが出たらめだった。それがお前との仲間で目を張っていたんだ。 俺 は雨に濡れた闇の中を歩きながら思った 。森田が言ってることは本当だ 。何十万という人間の中からたった1人の 男と女が結びつくというのは確かに厳縮な ことだ。身に染みてわかった 。その森田 俺はこの手で切ってしまったんだ。 俺は親底自分が嫌になった [音楽] 。つくつく自分が嫌になった 。人間のクだよ、俺は [音楽] 。お、聞いてくれ。 [音楽] 目つけには届けた 。だ がじっとおを待つきになれない 。俺は 俺はこれから江戸へ行く [音楽] 。江戸へ行ってなんとか人間らしい人間に なれるよ。自分を叩き直してくるつもりだ 。どんな黒で もやり抜いてみせる 。難しい が何年経って もやり遂げるつもりだ 。人間らしい。 人間ってあん様 人のためになるような立派な学者になれたら何年経ったらその望みが果たせるかわからないがもし俺が人らしくなって戻ってきたら俺の妻になってもらいたい。 [音楽] 待ってろっておっしゃるのね。 そうじゃない。待ってるなんて言えない。 約束ではないのですね。 約束ではない。つ戻るとも。 いや 、障害戻れないかもしれない 。待ってくれと も約束したとも言えない 。お前に は身なことばかり言ってきた 。お、 俺はお前が好きだ 。心の底からお前が好きだ 。そんなことを言ったが、 俺の心に嘘はなかった 。お 、お 、ハン様、もう一度顔見せて。は様。 おるちゃん。お 、パン之助様 は 様行っちゃった 。神 様 のどうしたらいいの?おびちゃん。 みちゃん何があったのね。 男なんていつ帰ってくるかわからないのに待ってきてくれなんてどうやって食べていくのよ。おびちゃお旅びちゃもうまい。男なんてもう誰も好きにならない。おたみちゃん。おたびちゃん。おたみちゃん。 お、おたび、バカ、バカ、バカ、バカ。なんでこんなことするんだよ。おた、しっかりしろ。 ほら、どうした ?気がついた。おみちゃん。 願望は おちゃん、あんた、あんた赤ちゃん下ろそうとしてあんなことおめちゃんおちゃんダめダめダめダめダめダめダめダめダめダめダめダめだ。 [笑い] [音楽] 頭の子供なんか欲しくない。 死んだ方がいいの。 落ち着いて、落ち着いて。ちだ。おたびちゃん。おびちゃん。あれ?おめちゃん。あかん坊はね。 赤はあんた1人のもんじゃないのよ 。 ちゃんとちゃんと命があるの。エビ ちゃん様 には様にお話しした 。言わなかった 。人を傷つけて。 へ、逃げた。 戻ってこられるはずない。だ から子供なんて生まれてこない方がいいん だ 。これから江戸へ行っ て人間らしい人間になる。 帰ってきたら嫁になってくれたなんて。そんな夢みたいなこと。おちゃん [音楽] どうやって育てるのよ。赤ん坊ってお敷き出ろって言うの。そんなわけにいかないでしょう。親のない子の辛さ。 [音楽] [音楽] [音楽] あ、1人で 十分だから女将 さんお 願い のようにさせ てんじゃ ない方がいい産んじゃない。 おたみちゃん。おたみちゃん。 [音楽] [音楽] おたみちゃん。ほら。おたみちゃん。でも食べに私に任せてくれる?お腹の赤ちゃんはね、おちゃんのお腹の中で 1日1日大きくなってるのよ。 1人の立派な人間なの 。 とにかく とにかく赤ちゃんを大事にし て無事に生まれてからそれからまた考える ことに しようね。約束してよね 。分かってくれたわね。 やっぱり人間なんて信じちゃいけなかった んだ 。あんな男好きになっ てバ鹿だったのよ。 あた女将 さん島屋さんに頼めないかな。 小持ちの女 なんて世話するの嫌だって言われ たら子供どっかあげちゃっ ていなっ て また直すこれ からのないものに 面白おかしく楽しみながら稼いで稼いで稼ぎまくるんだ。稼いで稼いで稼いで稼いで稼いで稼げまくる。 [音楽] おお。これ乱暴に扱うな。これは皆にお 返しするものだ。傷をつけてはいかん 。へえ。すっかり踏み荒らしてしまったな 。後に入る方に申し訳ない。 おえいわし。ああ。 旦那様。あ、おりが参りました。 おり ちょっと立て込んでるからと言って断りましょうか? いや、久しぶりだ。会ってみよう。 おお、おりき、久しぶりだな。お前が以前毎日定入れをしていたこの庭も身めだ。よく見ておくがいい。 旦那様、この旅は ええ、いいんだ、いいんだ。 反之助は木のところで飲んでいたそうですね。 あの番 はい。何とも申し訳ございません。お世話になりましたカジ様の私がお預かりしておりながらあのようなことにも気が気にすることはありません。 そうだ。織が謝ることではない。悪いのは反之助だ。 ま、切迫伏せずに住んだのだから行中の幸いと言わねばなる前。 もう相手の森田様の傷が浅かったのと夫が即くごめを申し出たので阪主様がこの両内にとまることをお許しくだされたのですよ。 それではよろしございました。 え、もう不幸中の幸い。このお屋敷も火材も全て変。も変上。 [音楽] これは菩の長安寺様がお預かりくださるので安心 1つで行けます。で、これから うん。朝山の麓元にある回線ドイヤの隠樹があってのそこを借りれることにした。 あの、どうかどうかお手伝いさせてくださいまし。 まあよ。 もう猫の手も借りたいとはこのこと [音楽] おきは猫か。やはりここが1 番後になってしまったな。 [音楽] 本当にお秀さんにはお世話になって生まれたのね。 心配しましたけど安山で うん。は、それで男の子でした。 神さん。んは 色々 心配かけました。うん。 よかったね、みんな。お秀さんのおかげだよ。 おちゃん、女さんにウぎどさりただいたよ。 ありがとうございます。 ああ、可愛い子じゃないの?え、 似てる?あの人に。私はちょっと出かけてきますから。女将さん、後のことはよろしくお願いします。 任しといて。 おかちゃん。 赤ちゃん踏産踏んだことあるんですか? ない。 さん知ってるんでしょうね。 半之助様は雪方知れずのままジ様にも何の頼りもないそうよ。 じゃあやっぱりこの子を手放すより他に おちゃん もしや様から何かあって待って望みのあるものなら与え石にかじりついてでもこの子 何を言うの今更だってこの子は半様の ご両親も反之助様のことは忘れようにいなかったものとして諦めようとなさってるの も 諦める 。だからもうハン様の話はしないで聞き たくない。もういや 、女将 さん名前つけたの ?今日はお屋だもん 。松太郎て。 [音楽] あの海辺の松のようにつも青と勝負でたましい子に育つように。 [音楽] 松太郎いい名前ね。太郎。どんなおいもらわれていくのかわからないけど。 [音楽] 可愛がってもらうんだよ 。松太郎 [音楽] 。一生会えなくてもいい。 [音楽] 様 と [音楽] あの命を分けた子がこの世のどこか で幸せに育ってくれ たらこの子 可愛がってくれる人のところへお願いします。将さんお願いします。 おたみちゃん 待つだろ。母ちゃんだよ。クわなの。 [音楽] その さ しぐれ でちゃ [音楽] すげえとな 。ああ。 はありゃにりゃにゃんりゃり あ、ほら、こんな立派な株ができて。 ほおほ。 私今できるんですね。100 勝州のおかげだ。この辺りの100 勝州は皆親切だ。 本当に。まあでもこの株どうやっていただきましょう?私もようやくお米がかしげるようになっただけで。 おお。近頃やっと硬すぎて食えんかったり柔らかくて火のようなことはなくなったな。 これどうやっていただきましょう? 私にはわからん。 私も旦那様もお料理でも習っとおけばうございましたね。 料理どころか遊びの風流も知らん。何にも知らん。 はあ。 あ、今お9時に参りますのに 今夜からこでく。 あ、それじゃあゴミ分に触ります。 身分はない。今もうなかろう。1 人で食っても1回にうまくない。 今夜からお舞されているのですか? ええ、何も仕事をしないというのがこんなに辛いものとは思わなかった。せめてね、ご将棋でも覚えておけばよかったと。 も相手がお前じゃの書物の氷でもお分けなされたら これからは夜がございますよ。 ご見でも遊ばしたら少しは気がではございません。 あれは反之助のものだ。反之助のことなど思い出したくない。 もう水も冷たくなったか。 ここの水だけは温ございますよ。でも うん。 ハマ。 そろそろお休みになりますか? いや、聞こえのか。赤の鳴き声がするようだが。え、気がつきませんでしたが、どなたかお見えですか? いや、玄関には誰もおらん。 あ、そうじゃ見てまいりましょう。 うん。 [音楽] どなたかおいでなさらぬか?どなたか [音楽] どなたいでなさるか。 どなたかあなた? うん。どうした?お、やはり赤ゴか。 人の姿は見えませんでした。 うん。あ。 天王ではあるまいな。 まさかあんな返秘なところに赤ゴを捨てるものなどおります前が。 でもどうしたことでしょう?あ、よしよしよし。よし。 [音楽] この包の中に何か書き付けのようなものはありはしないかな。 [音楽] 開けるよか。はい。うん。あ、 あ、いい。あ、よしよしよしよしよし。ね。お。 はいはいはいはい。ふふふ。 はい。よしよしよしよしよし。 松太郎昨日去る6月1日生まれ。 二親の名は いやいやない。 [音楽] おい、この子もう一度戻してきたらどうだ? え?どうして? いやいや、よくはわからんが。 あ、よしよし。 すぐに戻るつもりでそこに置き何か事情があって戻るのに手間っているとすれば でも袖がきのサに置いてあったんですよ。 [音楽] ここに内があることは分かってるはずです。よしよしよしよし [音楽] ねえね。あらご覧なさいましね。 [音楽] 口元も よく引き締まり、眉もはっきりして おいおい、これはお前父をおしがっておるのか? いや、それ分かっております。 でも私には出ませんしねえ。 うん。それは無理だな。 あ、しかし出なくてもこう含ませれば大しくなるのではないか。よいしょ。今度はわしを行ってみよう。おいしょ。来い来いよ。 [音楽] どうした?どうしたんだお前は。んうん。おい、おい、おい、おい。 いや、この年になって赤を抱ことは思ってもなかったな。あの世がけたらな主しに届けよ。これはステムに違いない。 [音楽] この村に血のみのあるうちはございませんでしょうか? 村になければへ行けばいいくらでもいるであろう。 もしもらい父ができたら私この子育ててみようかと思いまして。 [音楽] 何をバカなこと言っておるのだ。 こんな身の上になって今更子供を育ててどうするというのだ。ました。うじも素情も知らぬものそなた [音楽] 私よく反之助を抱きました。 半之助も今どこかで人の情けを受けてるかもしれません。 [音楽] ハ助 半之助に変わって私この子を旦那様。 私明日あの村へ探しに行ってまいります。おおおおなかなかいい顔立ちをしとるな。 旦那様もよくそうやって反之助を抱いておいででした。あんなことさえなかったら反之助の孫を抱いていたかもしれませんのに。 あの、おきに頼んでみてくださいませんか?でしたら何かいい考えがあるかもしれません。 [音楽] あ、おい。あ、あ、あ。漏らした。あ、なんとかしてくれ。来い。助けて。 よしよし。 [音楽] 旦那様。おお。おき。 急な手紙など出して済まなかった。 あの赤ゴを拾われたとか。 [音楽] 死ぬほど退屈で生がなどなかったわのうちにこう光が刺してきたというところかな。今浜がおぶってな。父をに行っとる。 [音楽] 奥方様がオブして おま、 あれも子供を育てたことがある。はい。 あの、これ店のものに作らせましたんですが、召し上がっていただければ。 おお、これは片けない。久しぶりでうまいものが食える。 あの、お手伝いさせていただきます。 おえ。はい。どうぞ。おお。あ、本当に お育てになるおつもりですか? ええ、こんな身の上になって1 つぐらいは浜マの言うことを聞いてやらねばと思ってな。ま、考えてみればあれもかわいそうだ。 あの反之助様からは たえどこでどうしておろうと家人の家とは一切関わりはない。 ご自慢のご足でいらっしゃいましたのに催中の修でいらした。 思えば反之助も不なやつだ。学宿にずっといられればこんなことにはならなかったと思う。 学問がおつきでいらした。 白めをして出世するなど考えたくないと言っておったのだが。 どうして塾をおやめになられたのですか?どうして塾をおやめになられたのですか? 彼の才能を羨む人たちに残されたのだ。 半之助の学問に遺の風があると 私難しいことは分かりませんが 安之助の考えていることは反が進めている学問と違う方向を向いているということだ。反之助は爪を切らされた。親としては不便でならなかった。 半の之助はそこから崩れていったのだ。酒 を飲むようになり、少し投げやりな考え方 をするようになった 。お木のところに出入りするようになった のもきっとそんなわけであろう 。 と々あんな間違いを起こしてしまった 。 私本当にお力になれませんぜ。 反之助も言っておっ たらどこかで人の情けを受けているかも しれん。それを思うとな、浜があの子を 育てたいという気持ちもよくわかる。いや 、わしもな、育てたいと思うようになった 。 旦那様の 気持ちよくわかります。 もちょうど心当たりがございますので早速連れてまいります。 おお、そうか。あ、いつも迷惑をかけてすま。 いえ、私でお役に立つことでしたら喜んで。はい。 神さん本当にいいんでしょうかね?うまくいくんでしょうかね? 大丈夫よ。向こう様はおちゃんのこと一切ご存知ないのよ。 そんなことじゃないんです。今度だって せめて首が座るまでって言っといてさ、 あんなに手放に嫌がっ ておばさんていうのはね 、せめて血離れする時までって決まった もんなんだ。おたちゃんと置いてこられる 。その花はなきゃ。また泣かなきゃなん ないんだよ。私はそれが心配で。 おみちゃん。 あ、痛い。あの子のそばに痛い。困ったこと。おびちゃん。約束したことは必ず必ず守ってちょうだいよ。 分かってる。あは松太郎のお父が離れるまで。それまでそばにいてやれたらあとはさっぱり追い友するから。 [音楽] くれくれもそ々のないようにその時が来 たらまた相談に乗るからね 。梅と申しまして松坂のものです [音楽] 。梅さんですね 。ご挨拶 。 よろしくお願いします。1 度嫁に参りましたが、と木先と折り合いが悪くて不縁になりまして 5 ヶ月の男の子を置いて出てまいりました。双屋はあんでございましたが小さい時に死に分かれましたね。はい。小太郎も 5ヶ月いですね。 小太郎と言うんですか? 小太郎と名付けました。小太郎。 おお。おい、マ小太郎が。 あ、しよし。 [音楽] あ、 あのおり金が連れてきてくれたウで大梅と申すそうで おお 初めに言っておきましょう。お父をやる時には清らかな正しい心で姿勢もきちんとするようにお父をやるものの気持ちや心構えは父と一緒に子に伝わるものです。小太郎は侍の子です。 [音楽] このカジの子です。どんな時でもそれを忘れないように。 [音楽] おめちゃん、奥様のおっしゃることをよく聞いてしっかりと務めてくださいね。い [音楽] や、梅はよほど子供だと見えるの。 お梅ちゃん。 [音楽] よろしくお願いします。 私はもう心配であの子お侍いのうちで暮らせるような付け何 1つ受けてませんよ。 いや、それは分かってますよ。 すぐ嫌われて追い出されんじゃないか。それでなかったら母親だって分かって大変なことになるんじゃないかと。私はもう心配で心配で眠れませんよ。もういや、そうなればなった仕方がない。 あの赤んぼの父親は反の助様に違いないん だ。たえ身近い間だけでも縁につなげとく のが本当だと思ったのよ。いや、それ確か にお秀さんの言う通り。カジ様はお方よ。 お方よ 。はい 。はい。どうぞ 。うまくやってくれるといいんだけどね。 にいる時だってずっと朝から晩までっ ちゃんと一緒でまっちゃんが寝てれば自分 も寝てる。まっちゃんが起きればやっと 自分も起きてくる。私言ったんですよ。 少し働いたらどうだってあのあれで魔けは 強くていじっ張りなとこあるから私は心配 だ 。そうなれば以前のようにまたここに戻っ てもらって働いてもらうだけ 。ああ、1日でも2 日でも少しでも長く子供と一緒にいられればそれでいいのよ。小太郎はまだ寝てるのか? はい。夕べはよく泣いてたなあ。 ええ、 あの、今梅を起こしてきます。 あ、いやいや、寝がせておけ。夢は一晩中起きていたのであろう。 いや、そうはいきません。朝は朝、昼は昼、夜は夜できちんと一緒に食事をしませんと。 お、そういうものか。 はい。 [音楽] 起きてください。 さっきさっき寝たばかりもう少し寝ます。 いや、行けません。朝はきちんと起きるものです。それに夜休む時にはこの脱いだ着物を畳んでおかなきゃだめです。女のみ出し並みです。さ、早く畳みなさい。 ここはこたちゃんとあの部屋ではないんですか?昨日確かそう言われましたけど。 あ、そうです。 だからと言ってだらしのないのは許しません。 物事はね、初めなんです。あなたもカジ家の人になった以上カジ家のやり方に従ってもらえます。ちょ、ちょっとあなたどこ行くんです? 起きるって言うから顔洗ってきます。 部屋を出る時には人に見られてもいいようにちゃんと身まいを済ませてからにしなさい。 うさちゃんと胸合わせて 帯をきちんと閉めて。 あんなにやかましく言うことはないだろう。 いいね。初めは肝心ですから。 そうか。よし。じゃ、わしから [音楽] [音楽] もらあのじゃここで座って朝ご飯いただき ましょう。 なからってそんないちいち抱出くことありません。痛い。痛い痛い。きちんと座って。泣けばすぐお父をやるというのはやめてください。 [音楽] 時を決めて規則正しく あえ私です。 難しいこと言われても分かりません。赤ゴ育てるのに理屈なんかいらないと思います。 育てるのは私です。あなたはお父をあげるだけ 間違えないように。 お父をあげるだけか 。あ、あった [音楽] 。それは反の塚の書物ではないのか 。お前も2 度と見たこないと言っていたのではなかったか。 はい。 商に育て草。 半之助まれた時に旦那様にお願いしていただいた物です。今度小太郎を育てるのにもう一度読み返してみようと思いまして。之助の子育ては失敗ではなかったのか。 [音楽] 旦那様、どう思いですか? わしはそうは思わん。思ってはおらん。 私はあの子はきっと立ち直ってくれると思います。ま、あんなことはありましたけれど私は反之助を間違えて育てたとは思いません。 [音楽] ですから安之助と同じように育てたい。 はい。 いいだろう。そうするが良い。お、あら。いや、さっき村へ降りたら風車売りでおっての。 [音楽] 小太郎は 今あの梅が父をやってます。 連れてまいりましょう。 おほ。あ、またあれほど言ったのにまたそいをしながらお父やったんですね。もう はい。はい。正しくですね。 あさんいらっしゃい。あ、よしよしよし。あ、よしよしよし。行きましょう。 [音楽] 下着は毎日取り替えるように これから洗おうと思たんです。 いちいち言われてもおうしたんだ。 [音楽] ほらほらほら。 ああ、はあ、は。ああ、あ、あ、これぶってみるか。 ああ、じゃあ今紐持ってきますね。 よしよしよし。今ちは 登ってみるかな。 そう。はい。はい。なのさんやん。やっとこせよいやな。クわなのさ。 [音楽] [音楽] しぐれで ちゃちゃ よいとな 。あれはありゃりゃんりゃん 。いつ戻るともいや、生涯戻れないかも しれない。もし 俺が人らしくなって戻ってきたら 俺の妻になってもらいたい。俺はお前が 好きだ 。心の底からお前が好きだ。 [音楽] あ バタバタ歩いてはいけません。帯もきちんとして [音楽] お父飲ませてはいけません。さっき飲ませたばかり。あら。あらまあなんとお父を飲ませてるものがお城いつけてはいけません。赤子にお城いは毒なんです。さささ早くごとしてらっしゃい。さあさささささ。よしよしよしよし。 [音楽] ああ。よし。ちゃん、たちゃん。好きね。たちゃん。ああ、くたちゃん分かってるの?こと分かってんの?泣きやんだ。笑ってます。 [音楽] [音楽] う、ちょ、海行けません。お皿を手に取っ てお取り場で取る。あの、梅のしてること はね、寄せ橋と言って1番行の悪いこと です 。うるさく言うのはあなたのためなんです よ。小太郎のためでもあります。侍の家に 方向してるのですからね。いいですね 。父をやるものの気持ちはここに伝わる ものです 。なんか気に入らないことでもあって泣い てるのでしょう。小太郎はこの頃わまに なりました 。あ、我慢させるのです。古速の愛はいけ ません。の愛 その橋ので子供のご機嫌を取るのは良くないということだ。子供がわがままになっていかんということだ。 い、字も読めないし難しいこと分かりません。 でもどうして我慢させなきゃならないん ですか ?大きくなったら我慢しなきゃならない ことばっかりじゃありませんか?あんなに 小さいうちから我慢させろっていいんです か [音楽] ? ちゃんが来ましたよ。 [音楽] この子の名前はこたちゃんじゃありません。小太郎です。小太郎は侍の子です。正しく呼んでいただきます。 うるさいな。いい加減にしてよ。2 目には侍の家だ。侍の子だって。侍だろうと 100 勝だろうと子供は子供に育ちゃないでしょう。それをお城いつけちゃいけない。 そういしちゃいけないのって。 [音楽] 街方の子はね、みんなそういえ袋さんのそばで立派に大きくなってるんだ。それをあれはいけない。これはけない。あ、しろ、こうしろ。一体人を何だと思ってるんだ?朝から晩までガ怒鳴り散らして。あ、はね、こもりに来たんだよ。 [音楽] そうですか。それでは今日から私がこの子の面倒を見ます。 お父をもらう時だけここへ連れてきましょうね。この頃面倒は今日から私が見ます。 [音楽] 梅は行ってしまった。そなたが言いすぎた。 父騎士だけではない。 小太郎はもう深梅になついておったのだ。一晩獣泣きやまず。お、そなたも寝てないのとあろう。狩を探すと言っても困んなんだぞ。どうするのだ? 私のこと。ただうるさいだけの女だと思われていたことが心残りでなりません。 あ、そう。とっても我慢できないからここ に戻ってくる 。ん 、ま、あんたがそうしたいならそうなさい 。小太郎ちゃんとはいずれ別れなきゃなら ないんだから。情が映ってるからじゃ 分かりにくいからね。あ、その方がいいか もしれない。そうなさい。うん。上が映っ てから なんて女将さんひどい 。自分が産んだ子供だから情が映るのは 当たり前だったらどうして辛抱できないの ?カジ様でもうウはいらないからと おっしゃる まで勤め上げてからだったらいつでも会い に行けるのよ。 あ、やと。坊っちゃまって間柄でいつまで も関わり合っていけるの にダメな子だね 。私がね後でカジ様にお断りに行ってくる からその前に2人で朝ご飯一緒に食べよう ね。 あ、女将さん、 朝早くから申し訳ないんですが、 今日明日ちょっと休ましてもらいたいんですが。 や、どうしたんだ? セレがかにかかりまして、うちの天まだかかったことがないって言うんで、私が見てやんないと。 そりゃ大変だ。大人になったからかかる橋って命に関わるって言うよ。 あ、今橋が流行ってるらしいんで。それじゃあさんよろしくお願いします。お大事に。 確か。おお。父はもらえたか? もらえましたけれど来る途中で吐いてしまって。 それは困ったな。 やはり梅にもう1度 でも住まい知りませんから 折りきに行けば分かるであろう。 やっぱり熱があるんです。だから吐いたんでしょう。 さ、早く仲 困ったの? 浜マ、おぶってみたらどうだ? え、でも熱があってグズってるんですからお降ったって聞き目はないと思います。 よし、やはりお木のところへ行ってくる。 あ、ちょっとお待ちください。ん? 船が戻ってきたのでは? え? おおお。 戻ってきてくれたか。 [音楽] よかった。まだかになってなかった。覚いますから。 [音楽] [音楽] はい。はい。さあ ささ。はい。はい。 [音楽] こたちゃんこたちゃんこたちゃんこたちゃん飲ん [音楽] [音楽] 梅は寝てないな。ずっとぶったままか。 あ、やって肌見離さず行って自分の父を飲ませればかにかからぬと信じ込んでいるんです。 [音楽] ちゃん、たちゃんかぐらい食わねば参ってしまう。大地父の電話が悪くなる。どうしても食べさせろ。 [音楽] ああ、大丈夫です。大丈夫ですから。あ、 大丈夫です。すいません。 こたちゃんこたちゃんこたちゃんこ太郎こ太郎こ太郎こ太郎こ太郎太郎こ太郎 [音楽] [音楽] あ、う、 [音楽] 今日で3日寝てないぞ。 もうには負けました。作法の方はほどほどにしてやるがいい。また逃げ出されては叶わん。 それはそれはこれ手を緩めるつもりはありません。 じ池に平和が来るのはいつのことか。 あ、が下がりました。 あ、おじちも飲んで。うん。 もう大丈夫です。良くなったんです。 いやいや、梅のおかげだ。霊を言うぞ。 よく戻ってきてくれました。旦那様、奥様勝手なことをして申し訳ありませんでした。 [音楽] これからもここへ置いていただきと存じます。お願いします。お願いします。 [音楽] [音楽] うん。 あ、お風呂に入ってね、あの早く休みなさい。疲れが取れてよく眠れますよね。 [音楽] まあでもよく戻ってきてくれまし たね。小太郎は梅がいないとダめですね。 梅がいなくなったらすぐ熱を出してしまっ て本当によく戻ってきてくれました。 [音楽] ええ、小太郎も梅でなくてはどうにもなら ん。懐ついてしまったというか、ま、一心 とはこのことだな。もう父は離れたんだが 、いや、もう少しないてもらえるかと思っ てな、おせめ1人で立ち歩きのできるよう になるまで、え、どうやろう ?話てはもらえ。はい。 承知いたしました。で、運命はうん。ああ、今奥に浜と 2人でおる。 小太郎が寝てる間だけ傾事ごとだ。 何の稽古でございましょう。 う、上がってみるがいい。 姿勢がなかなか良くなりました。 ではまず手本を開い て紙を述べ たら呼吸を立たない 静かに筆をすり に筆を ゆっくり下ろします [音楽] 。すね。 [音楽] お話は嬉しいんだ けど本当にそれでいいんでしょうか?ハン 様に申し訳ない気がし て黙って子供産んでそのままずるズ 入り込んでしまったみたいです 。で も離れるのは辛い けど伸ばせば伸ばす ほど離れるのは辛くなるでしょ。 [音楽] どち道別れなければならないのだから。 [音楽] じゃあカジ様のお家を出る。早く身軽になってまた藤村で働く。どうなの?みちゃん。 [音楽] さん 、女将さん決めてください 。さん決めて。 旦那様、奥様、ぽっちゃが、ぼっちゃがおら、あの、 [音楽] あかおお。お、お、 [音楽] お、ほい、こ太郎。 うめ。これで小太郎もだいぶ手間がけるようになるな。 修もだいぶ上達したそうだが、これからはわしが教えてある。もちろん囚事を続けることが条件だが。 粗 うん。師匠ご教を恋を出して読むことだ。意味が分かってくると面白いぞ。 [音楽] ぽっ ちゃま泣いてはいけません。泣かない、 泣かない、泣かない。泣かない。そう。 さあ、タコをあげに行きましょう。海に 向かってあげ ましょう。 海の向こうに何があるの?おえと。 [音楽] ぽっちゃま大きくなったら江戸へ行きましょうね。 バーも一緒だよ。 [音楽] 人を愛するものは人。常にこれを愛し。 [音楽] 人を愛するものは人常にこれを愛し [音楽] 人を消するものは人常にこれを消す 人をするものは人常にこれを消す 善を背は有の道なり 善を背は有の道なり [音楽] 不善を背るは恩をうの大な 不善をるは恩をうの大なるものなり。 よし、本日はここまで。うん。梅はこの後千字門があるぞ。 はい。小太郎はこれをあげてみたい。 小太郎の作ったとこ上がるかな?いや、このわしのこの字はあまりうまくないな。 バイアが手伝ってくれたんだ。 うん。きっと上がる。 ではじ行ってきます。 ん? バーも修字が終わったらおいで。ものとこ。 うん。はい。はい。 おさこに夢中になるなどまだ子供だ。 でも時々難しいことを聞かれて困ってしまいます。 おお。 何を聞くのだ [音楽] ?言いたくなければ言わなくて良い [音楽] 。 なぜ小太郎には父母がいないのかと 。でもじじとばあバヤがいるから寂しく ないと 。うん。 れ話さねばと思っておる。 奥方様、今日はどうしてもお目にかかり たいというお方をお連れいたしました 。森田様です 。森田馬にございます。 その説は色々と あの反のスけの私はこれでわしはえぬだの実だ。 わしはそう思っておる。何とぞ門殿のにお目にかかりお伝えせねばならぬことを応せ使ってまいりました。何とそうならばお通したせ。 あ、いや、それは平に許しよう。ならばこのまま森田馬でございます。 私のことでご主則並びにカジ様に多大なご 迷惑をおかけし面目 なく今までこちらの式をまたぐことも はかれまし て改めてお詫びをし過ぎたことでござる。 それに果たし合いを申し入れたのも 切りつけたのもセがれの方お詫びなど とんでもござらぬ。手前が逆白口を聞いた のが居酒の 元から5年未だに反省いたします。反にと 衛 で本日 は反之助殿の消束が知れましてございます 。え、な、ど、どこに? 江戸にというより、もうすぐここへ来られるやもしれません。 そ、どういうことでございましょう? 昨年11 月のことでございます。江戸におられる殿が小平の講義をお聞きにおいでになりました。その講義に出た除が反之助殿だったのです。お月のものが気づきました。 いや、小平の除況といえば大学の神戸の 直属の学者殿は大学の神にお会いになり 主催をお聞きになりました。する とすると半之助殿は4年前翔平の堀おさ郎 殿という教官の塾へ入り、それから学問所 へ通ううちに才能を認められ除況に上げ られたとのことでした 。 無論身分は隠してありますから極めて慰例の処遇だそうでは非常にご満足で我が班の名誉である 5 年前のことは不問にふ学者として新たに飯抱えるとのごな意で いやいやしかし半之助はああいうことがあっていやの魚はともかくハ助はそのようなご安点を受けるはずはいやい 受けできる通りがない。 半之助殿はのしたことの攻めを大家も親も犯も捨て何の後ろ立てもなく 1 人の学級の都として立派に今の地を得たのです。反之助殿の謝ちはそれで十分償われているではありませんか。殿が直きじ々き説得なされてすに江戸屋敷をたれごきこのに疲れております。 ハ助殿のはそのお友をして東方へ向かっておられるとか。 反帰ってくる。 先ほどご郎より私があり、温かく迎えるようにと拙者がその役を大せつかりました。 迎えてやってください。 反の之助殿のよう知らせてくださっ [音楽] や、取って。 ありがとう、バや。 [音楽] ぽっちゃまもこんなところまで1 人で来れるようになったんですね。バーやと来てるところだもん。 よく来ましたね。ぽっちゃまとどうもこの梅の花が咲くのを見ましたね。 [音楽] 夏はこの小影でかれ坊し て秋はこの散る中 でうん。日向ぼっこしましたね。 ぽっちゃまとこうやって海を見るのは今日が最後ですから。 どうしてねえ、おい友ただくことになったのです。 [音楽] おっちゃまのお世話をするのは今日が最後。だ、やだ、やだ、やだ。まあ、やだって。ずっと一緒にいたいけど束ですから。 [音楽] やだ。こ太郎は梅と一緒にいる。 おっ ちゃま侍の子でしょ 。強い子でしょ。うん 。強い子 は人を困らせないんです。 を困らせないでください 。ああ 、梅と一緒に作ったこのタコ をあげるの見せてください 。梅はここで見てますから。 [音楽] どうしてお泣きなさる 反之助が戻ってくるのです。喜んでもいい はずじゃありませんか?おさん 、あなたがお殿だということも、小太郎が 半之助の子だということも私たちには ずっと以前から分かっていたのですよ。 太郎がうちの前に捨てられ、あなたが羽と してきた時 からそうではないかと思っていたんです 。どうして私が最初からあんなに厳しくし たか、あなたにはお分かりでしょう 。なんとかしてじ池の人間らしくなって 欲しかったからなんです。 お父をあげるだけの人だったらもう誰があんな嫌なこと言うんですか? 申し訳ありません。お許しください。 ただ小太郎様のお団長 まで せめてお父をやれる間だけ 。それが ついたことは忘れましょう 。何かも新しくなるのです。 之助も生まれ変わって戻ってくるのです 。小太郎を中にして新しい月日が始まるの です 。あなたはね、そのことだけ考えてれば いいのです 。私に はできません 。私に はできません 。私に はそのつもりはありません。 奥様 や旦那様の優しさに甘え て今日まで参りました 。だ けど花之助様がお帰りになるのです 。これ以上お世話になっていてはね、どう してです ?5年前のあなたと今のあなたの違いは 朝ゆ一緒にいてもよく分かってます 。誰のために辛いことをなさんです。 半之助のことを思うからではないのですか [音楽] ?ほらごなさい 。この梅には今年もまたほらつぼみが 膨らんでるでしょう 。去年の花の散ったことは忘れたよう に今年もまたどの枝にも初めて花を咲か せるような新しさで生き生きとつぼみが 膨らみかけてるでしょう [音楽] 。この初つぼみ が たさあなたなんですよ。 帰ってくる半之助にとっ てあなたが初ぼみであるよう [音楽] にね 。よく辛抱なすったことね。 [音楽] [音楽]

【日本の歴史映画】山本周五郎生誕100年記念番組初蕾 【最高の日本映画】 Full HD幼くして両親と死に別れ、天涯孤独の身となったお民(宮沢りえ)が料亭「ふじむら」で奉公を始めてはや5年。今や借金もなくなり、売れっ子酌婦として働くお民の心の支えはお客としてふじむらに通ってくる武士・梶井半之助(東山紀之)だった。お互い恋心を抱きながらも、住む世界が違う2人。お民と半之助は夫婦になることなど叶わぬ夢と自らに言い聞かせながら逢瀬を重ねていた。ふじむらの女将・お力(池内淳子)は彼らの様子を案じ、お民に別の縁談を持ち掛けるが、本人にその気はなかった。そんなある日、お民が半之助の子供を身ごもっていることがわかった。ふじむらで働くおしの(藤田朋子)や漁師の妻・おひで(泉ピン子)は半之助に心配をかけたくないと事実を話したがらないお民を説得して、妊娠を告白する決心をさせた。ちょうどその時、男と女の関係を刹那的なものだと軽々しく言う半之助は、同僚の森田(松村雄基)に酷く批判され、森田を斬ってしまう。結局半之助は妊娠のことを聞かぬまま、自分を叩き直すとだけ告げて姿を消した。残されたお民はやがて、男の子を産むが…。

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