井ノ原快彦「特捜9」寂しすぎる最終回を招いた「Snow Man向井康二への異論」
① 番組の基本情報と歴史
『警視庁捜査一課9係』からの正統な系譜としての出演経緯
2006年から2017年にかけて、渡瀬恒彦さん主演で捜査ドラマ『警視庁捜査一課9係』が放送されていました。渡瀬さんの逝去後、2018年からはその世界観やキャラクター性を引き継ぎつつ、井ノ原快彦さんが主演する形で『特捜9』シリーズがスタートしました。
役割の継承
渡瀬演じた班長・加納倫太郎から位置づけが切り替わり、井ノ原演じる浅輪直樹が班長として隊を率いる構図へと移行しました。
視聴率の推移
初期シーズン(特に「season4」までは)視聴率は2桁台を維持していましたが、2022年ごろから徐々に下降傾向に変化。最終シリーズでは一度も2桁台に回復せず、10話平均で8%台という、過去シリーズでも最低水準になってしまったことが放送終了の理由の一因とみられています。
② 最終回の特徴と寂しさ
事件無し・登場人物の回想無し
最終回は事件そのものが描かれず、それまでシリーズを支えてきた歴代キャスト(渡瀬恒彦さんや寺尾聰さんなど)の回想も描かれずに終了しました。
チームとしての“幕引き”としての機能
視聴率低迷が顕在化していた中で、制作側は「もう十分やった」と判断し、きれいな区切りでの幕引きに踏み切ったようです。
③ 向井康二さん起用をめぐる内部の“異論”
オリジナルメンバーからの反発
元メンバーである津田寛治さんが、井ノ原さんの事務所先輩でありSnow Manの向井康二さんのメンバー起用に対し、チーム内の和を乱す懸念から異論を唱えていたという構図があります。
撮影現場における“チームワークの問題”
向井さんの参加によってチームの雰囲気や関係性に変化が生じ、その影響が現場環境に及び、結果として作品の質やチーム力に波及した可能性も指摘されています。
④ 向井康二さんの存在と打ち上げでのエピソード
最終回後のエピソード
初出演にもかかわらず、向井さんは打ち上げにも参加。そこで井ノ原さんやキャスト陣に交流の場を持ち、バーベキューなど盛り上がりの場を演出したとのこと。
演出だけでない親睦の深さ
打ち上げでは、井ノ原さんが向井さんを「誇りに思う後輩」としてInstagram等で紹介。Snow Manの別メンバー宮近海斗さんとともに、親しげにドリンクを作る様子や和気あいあいとした写真も公開されました。本編では描かれなかった絆が、ここに凝縮されていたと言えるでしょう。
⑤ 最終回に「ギター弾き語り」があった背景
ドラマ最終回での劇中演出
終盤、なんと井ノ原さん自身が書き下ろしたオリジナル曲『愛する人へ』をギター弾き語りで披露するという演出がありました。シンプルかつ感傷的な音楽演出により、これまでのシリーズ時間を回顧し、視聴者に感動のクライマックスを届けました。
制作裏話
この曲はドラマのロケや撮影中に口ずさんだものが自然発展して生まれ、「自宅録音」という素朴な手作り感がエモーショナルな空気を醸したとも伝えられています。
⑥ 制作側の判断と今後
「今こそ終わりどき」との判断
視聴率低迷、チーム内摩擦(異論)、そして最終回の方向性など、複数の要因が重なった結果、「このラインで終わるべきだ」との制作側の判断があった模様です。
今後の展開
井ノ原さんは今後も俳優業や音楽活動を続ける意向を示しており、Snow Manとの関係性も良好なまま。チームで築いた絆は、ドラマの“完成”を迎えた今後も形を変えて続く可能性があります。
まとめ
長寿シリーズの最終回として、事件や回想のない異例の構成となった。
視聴率低迷とチーム内の構造変化(異論や凍結)が重なり、制作側は“幕引き”を決断。
向井康二さんの起用は、外部からは暖かい交流に見えたが、現場内部では価値観の相違も表面化。
最終回で見せた井ノ原さんのギター演出は、20年の歩みに対する感謝として制作された“愛の締めくくり”だった。