三島由紀夫が1962年に発表した核時代の人類滅亡の不安を捉えた小説を、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八監督が大胆に翻案して映画化。突如自分たちは地球人ではなく宇宙人だと信じ込んだ平凡な一家が、美しい星・地球を救おうと大暴走するさまが展開する。世界救済の使命に燃える火星人として覚醒した主人公はリリー・フランキー、水星人として目覚めた長男を亀梨和也、金星人として目覚めた長女を橋本愛、地球人のままの妻を中嶋朋子が演じる。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0020852
(C)2017「美しい星」製作委員会

10 Comments

  1. 吉田大八?『桐島』んときの前田くんが、妄想しそうな映画を、
    監督が自ら映像化したみたいな感じ?で意外。気になるぅ~☆。

  2. 蔵之介さんはナレーションだけなのだろうか…。だったら見る価値ないな〜。

  3. テラフォーマーの時もそうだったけどジャニーズを画面に映すときの厳正なる工程みたいなのが感じられておもしろいな

  4. 観たけど、相当変な映画。画は最近の映画なんだけど、それがかえってギャップみたいな感じ。よく企画通ったよな。

  5. 三島が生きていたら怒りを通り越して呆れるだろう。彼の異色作には違いないが、決してイージーなSF小説ではく、人類の未来を見据えた重厚な「純文学」である。それが発表から50年以上たつと、現代風に面白おかしく脚色、戯画化され、底の浅い「パロディー版」になるとは遺憾である。作者の高尚・高邁な精神、思想、理念はことごとく破壊され、踏みにじられ、まったく原作に対する冒とくである。過去に三島作品は通俗小説を含めかなり映画化されているが、成功作はほとんどない。とりわけ観念色が濃厚な純文学作品を映像にするのは至難の業である。

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