新コーナースタート!!「藤井聡太の終盤の神技」① 第61期王位戦(主催=新聞三社連合、日本将棋連盟)挑戦者決定リーグ白組 上村亘五段戦
藤井蒼太の終盤の神業をご紹介いたします これまで藤井蒼太竜王名人の爪将棋を中心 に解説してきたこちらの将棋情報局の チャンネルなんですけれどもこの度え規制 の主催者さんにちゃんと寄付の利用申請を 出しましてえ藤井名人の実践での差して 紙業を皆様にこうやって解説できるように なりましたえ何回かできるといいなと思っ てますのでよろしくお願いいたします今回 第1回ということなんですけどもちょっと 渋めのテーマを選んでみましたえすごく 有名な藤井名人の次の一定いっぱいあると 思うんですけどもその中でな何て言うん ですかねうんま局面の本質を捉え るってこういうことなんだっていうすごく 勉強になった手があったのでそれをご紹介 したいと思いますえ令和2年に刺されたえ 第61期大井戦挑戦者決定リーグ白組の 上村渡る5段戦です先手が上村渡る5弾で 5手が藤井蒼太当時7弾ですね で手番が今5手番になってますこの将棋は 先手の上村5段が序盤すごくうまく 差し回して優先に立ちましたでそれに対し てえ藤井名人があえて今を短く打つって いう反撃手段を繰り出したのが有名な1局 なんですけどもその手を境に形成がま逆転 してここでは後手の藤井7弾が優勢になっ てますあとはどう決めるかっていう局面 ですねで今回の終盤の紙業ではその 勝ち切り方にテーマを絞ってやっていき たいと思います まずですねえこの局面で藤井7弾は ちょっとすいません当時の段位で言ってき ますね今回46角と打ちました でこの手を支えて上村5段はあちょっと やっぱり負けになってるんだなと思った そうです で57系と相駒をしましてここでちょっと 皆さんにも考えていただきたいんですよ 藤井7弾が指した決め手何だと思いますか ヒントは今打たれた57の地点ここが相手 の弱点なんでここを狙う手です自分でも 考えてみたいよって方はここで動画を止め て少し考えてみてください はい ではここで視聴者の皆さんの声を大弁していただくためにですね前将棋部から北谷さんにお越しいただいてます北谷さんどんな一手をさせたいと思いますか そうですねまあ 65系とかですかねほう65 系これはどういう狙いですか まあのシンプルに 57 のあの系のとこ狙ってるっていうそうまなりとかですかね あと狙ってるのとあとまあ91 にいる龍がま関節的にこう狙ってるっていう あ桂マが動いたことで角筋が通ってに当たってるんですねだから 57角なり流受けようとすると 91 の龍が取られちゃって攻めが細くなっちゃうとそういう狙いの一手だと いうことですねなるほどさすが北谷さんですところがこれは不正解なんです こうやってですねあの大技でこう系を跳ね てって決めるみたいなのってあの藤さ藤 蒼太両名人がすごく好きそうな手でもある しこういうなんか派手な勝ち方をしてる 対局っていっぱい記憶にあるんじゃないか なと思うんですけども藤井名人はそういう その派手な手を派手だからさしてるわけ じゃないんですね当たり前ですけど ちゃんと読の裏付けがあってそれがいい手 だからさしてるそれがたまたま派手な手で あることが多いっていうだけのタイプなん ですでこの局面でもちょっとこういう手が まなんていうか次の一手でありそうですよ ねいかにも出題されそうな局名なんです けど多分それも見えてた上でそれじゃダメ なんだってことをちゃんと読み切って意外 な別の手を差しましたそれはちょっと後で 説明させていただくとしてこの6号形 すごく言いてそうなんですけどなんでダメ かというのを先にご説明しますえま龍取ら れる前に51角くと打ちますで32玉2ま 65歩と手を戻しちゃうんですねでま57 の地点はこれで大丈夫そうなるとこ手は 狙い通り 91のを取るんですがこの局面でですね3 号系と打っておくぐらいで荒不議いつの間 にか先手局はちょっと寄りつかない形に なっていて後手は龍はなくなったんです けども少ない攻め駒ごがこれめちゃめちゃ 急所に刺さっていてこれ実はもう浮かん ないんですね 22玉とか取るとま24強まこんな感じで はいもうこれは振りほけないですね でま銀が取れないんで まじゃあま金引いたりしてみてもまふ打た れてま大同処意ですね一定1点のよりに なってますはいということでえ今北谷さん に当て考えてもらった65系という手が すごく気持ちがいい手なんだけどよく 読み売りてみるとうまくいかないという ことが分かりましたで変えて実践で藤井7 弾が指した手はすごく地味なんですけど その地味な中に局面の理解度が高いなって 思わされる発想があってすごく印象に残っ たんですよねその地味な一定というのがえ 49風なりです これどういうことなんだとさっきここで いい手があるんですよヒントは57のを 狙う1手ですって言ったじゃないか多分 そう記憶してらっしゃること多いと思うん ですけどこれのどこが57を狙ってるんだ と思う人が多いと思うんです実際この歩を なろうとする人ってまずやっぱコ毒だし次 にこれ金取れるなっていう発想でする人が 多いと思うんですねけどこの筋トるとって 大手になってないんですよなのでま実践の 進行は上村5段44歩と打ちましてこれ 詰メロなんですだから59となんていう金 取れて嬉しいななんてやってる量では43 なり同玉41流下積んじゃいますこれは もう速度が逆転しちゃってる ということはこの風なりは今を取るためで もなければ次に金を取るためでもないん ですよ 何のためにこれやったか今神村5段44歩 と打った手に対して ここでですねっ込ん じゃうんです57角なりさっき6号系の 応援を読んで57を狙おうとしたんです けど実はKの応援はいらなかったんですで 軽の応援の代わりに必要だったのは48の 地点を開けることなんですね こ7角内に同玉と取りまして 48銀と打つ手が生じてますこれを打つ ために歩をなってるんですコマを取るため でもなければ時金を作るためでもない金を 取るためでもないここに銀が打てる今まで あったコマがなかった状態にすることで より有効なコマを打てるっていう発想なん ですこれがなんかやっぱりあの将棋を めちゃめちゃ分かってる人の発想だなと 思ったんですよねまもちろん私すごい強い 人じゃないんで素人考えかもしれないん ですけどこうやってト金を作 るっていうのは目に見える戦下ですよねで 次にコマを取るってのを上に見える戦艦で もそうじゃなくてこの歩がいなくなること で別の手が可能になるっていう発想って なんかやっぱり発想の転換が必要だと思い ませんか で実際この48銀で以下先手局は積んで ますということでさっきの49ふなり遅い ようだに見えたんですけど実は詰メロだっ たんですねで1回ま玉と流引で簡単なんで まこんな感じでいきますけど え手順にこうやって折っていきますで37 流に67と相駒しますが銀を打って はいで歩を打ったところで上村5段の投に なりましたま以下は取ると取って取って 理由で簡単なんでまえよ上がったりします けども歩を打ってえっと同玉は強ですね 寄って 金を打って同金 同歩なる 同玉 879 玉68金までの積みということになります ということでえこちらあの藤士蒼太全局州 にその破れた上村5段本人が解説を書い てるんですけどもこの4級フが詰メロに なってるってことにちょっと病院だと 気づけなかったということを書かれてまし たで気がついたら抜きられてたというよう なお話をされていてやっぱりうんプロ レベルでもこれがじっとなっといて詰めろ になってるってのは見えにくいんじゃない かなと思いますで私もさっき言ったような 理屈でなか駒をなくすことでいい手が生じ っていうのがすごくいい発想だなと思い ましたし何よりまこの積み手順今の積み 手順もそうですしえ57角なりに実は玉 逃げても結構大変でま私が調べた限りでは え最短で29手詰めだと思うんですけど それをですねえその前のえ 49なりえ2分で差してますで罪に入る 57角なりも2分で差してるこれで全部 読み切ってるわけですよねそこの辺の発想 の鮮やかさに加えてやっぱり頭の回転の速 さっていうのもすごく印象に残った一曲だ なと思いましたということでえ藤井相太の 終盤の神業え1個目ご紹介してきましたえ これからもですねえまこういう感じの終盤 の勝ち切り方ですとか派手なってなんか 魅力のある価値に至る考え方だとかそう いったことをえご紹介していければと思い ますのでお付き合いいただければと思い ますありがとうございました
藤井聡太竜王・名人の終盤の指し手の凄さをさまざまな角度から解説していくコーナーです。盤上の指し手だけからはわからない変化手順や水面下の読みを理解することで、藤井竜王・名人の将棋をあますところなく楽しめると思います。記念すべき第1回は七段時代の王位リーグの将棋をマイナビ出版の會場が解説します。
10 Comments
玉逃げたらどうするんだろと思ってたら29手詰ってw
初心者でもわかりやすいです!続編もお待ちしています。
マニアック過ぎる笑
次も期待してます!
実戦から終盤の解説、すごくありがたいです!
良いYouTubeチャンネルだと思います。400年に一度の天才藤井聡太7冠の対局画像はいっぱいあって、佐々木大地戦の大逆転とか、都成戦の解説勝俣教授の「相手が悪い」とか、何回見ても楽しめます。藤井聡太全局、「ここが凄い」解説続けて下さい。😂
藤井なな段ではなくて、藤井しち段ですよ。
藤井七冠の将棋には「何でこんな短時間でこんな複雑な変化を読めるんだ」と思わされる事が多いです。でも多分本人はそれより何手も前から読めていて、本当は短時間で読んだわけではないんだろうなと推測しています。
もちろん読みの速さも傑出していますが、深さも人間離れしていると感じます。
意識していないのに、自分の最善手が派手な手になる。やはり彼は将棋界へのギフトなのでしょう。
派手な手を指せば話題になる。話題になれば視る将が増える。増えれば将棋界はさらに注目される。そして指す将が増える。これがギフトと言わないなら何と言えば良いのでしょう。
でも上村なんかに負けた事実は一生消えないからwww
今まで手の意味が分からなかったのですが、この動画で理解することができました。ありがとうございます!