国際的ベストセラー小説を映画化し、「第75回カンヌ国際映画祭」(2022年)にて、審査員賞を受賞した感動作『帰れない山』が5月5日(金・祝)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開される。

 山麓の小さな村で、都会育ちの少年ピエトロと、同い年の牛飼いの少年ブルーノとが出会い濃密な時間を過ごす。やがて大人になった二人は再会し、お互いの心に寄り添いながらもそれぞれの道を進んでゆく。北イタリアの雄大なるモンテ・ローザ山麓を舞台に、彼らの友情と成熟を描く、美しき “大人の青春映画”。すべてを教えてくれた山と対峙し、それぞれが己と向き合い、葛藤しながら「自分の物語」と「ありのままの自分でいられる場所」を発見し成長していく。パルムドール受賞作『TITANE/チタン』の撮影監督ルーベン・インペンスによる圧倒的な映像美とカメラワークで豊かな自然と友情を映し出す、揺さぶられるほど懐かしく切ない一大抒情詩だ。

 原作は、世界39言語に翻訳され、イタリア文学の最高峰・ストレーガ賞やフランス最高の文学賞・メディシス賞(外国小説部門)など数々の文学賞に輝いた国際的ベストセラー小説「帰れない山」。

 ティモシー・シャラメ主演『ビューティフル・ボーイ』で知られるベルギーの俊英、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督が、『オーバー・ザ・ブルースカイ』の脚本家シャルロッテ・ファンデルメールシュを共同監督に迎え、人生に立ち止まり、未来を見つめる大人たちの物語を丹念に紡ぎ出した。

 主人公のピエトロ役には、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2017年)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演男優賞に輝き、『マーティン・エデン』では、「第76回ベネチア国際映画祭」で男優賞に輝いたルカ・マリネッリ。親友のブルーノ役には、同じくダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主演男優賞の受賞歴を持つアレッサンドロ・ボルギ。

 解禁された特報映像では、美しく雄大な北イタリアのモンテ・ローザ山麗を舞台に、正反対の2人が紡ぐ友情の一端を、長寿番組『小さな村の物語 イタリア』(BS日テレ)のナレーションを担当している俳優の三上博史によるナレーションとともに垣間見ることができる。

 「何者にもなれない」と人生に悩むピエトロ(ルカ・マリネッリ)に、「やりたいことをやればいい。人生は挑戦だ」と励ますブルーノ(アレッサンドロ・ボルギ)の情緒あふれるシーンに加え、三上さんの「あなたにはいますか? 生涯の友と呼べる人が」という語りが相まって、より観る者の心を揺さぶる映像となっている。

監督・脚本:フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン&シャルロッテ・ファンデルメールシュ
撮影:ルーベン・インペンス
原作:「帰れない山」(著:パオロ・コニェッティ 訳:関口英子/新潮クレスト・ブックス)
出演:ルカ・マリネッリ『マーティン・エデン』、アレッサンドロ・ボルギ『ザ・プレイス 運命の交差点』、フィリッポ・ティーミ『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』、エレナ・リエッティ『3つの鍵』
2022年/イタリア・ベルギー・フランス/イタリア語/1.33:1/5.1ch/147分
原題:Le Otto Montagne
日本語字幕:関口英子
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル
www.cetera.co.jp/theeightmountains/

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