音楽: Beautiful Like Sleep
ミュージシャン: Ahmed Sirour
🟥 スタッフ
原作:かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中・協力:恵谷治)
監督:若松節朗
企画:福井晴敏
脚本:伊藤和典、長谷川康夫
音楽:岩代太郎
撮影:柴主高秀
照明:長田達也
録音:尾崎聡
美術:原田満生、江口亮太
編集:阿部亙英
配給:キノフィルムズ / 木下グループ
製作プロダクション:デスティニー
製作:「空母いぶき」フィルムパートナーズ(木下グループ、バンダイナムコアーツ、小学館、毎日放送、エネット、LIFULL、デスティニー)
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2019年5月24日公開。
主演は西島秀俊、西島の共演には佐々木蔵之介、監督は若松節朗。
2018年11月16日に追加キャストが発表された。
12月13日にはさらなる追加キャスト
(映画オリジナルの登場人物)を発表。
同名漫画を原作とするが、様々な変更点があり、ストーリーもオリジナルのものとなっている。
以下はその一例である。
相手国を中国から架空の国家共同体「東亜連邦」(とうあれんぽう)に変更。
東亜連邦はフィリピン北東400海里に位置する建国3年の島嶼国家・カレドルフを中心に大国の干渉を嫌った周辺諸国によって設立されたもので、過激な民族主義を掲げて領土回復を主張し公海上に軍事力を展開しており、日本が領有している波留間(はるま)群島の領有権を主張し領海侵犯を繰り返している。
軍事力としては、ロシア製MiG-35戦闘機[52]60機を搭載する空母「グルシャ」を中核とした「北方艦隊」の他、通常動力型潜水艦を少なくとも1隻、日本本土を射程内に収める洋上発射型長距離ミサイルを保有している。
ただ現実的に考えても建国3年の国家が空母機動部隊を保有できるだけの国力・技術力・人材を育てたうえで、製造と運営に必要な物資や機材を十分調達できるほどの軍事的コネクションを有するかどうかについては疑問があり、そのあまりの突拍子の無さを批判されている。
それに伴い第5護衛隊群が対峙するのも中国人民解放軍海軍北海艦隊から東亜連邦海軍北方艦隊に、東亜連邦が侵攻したのも先島諸島・尖閣諸島から波留間群島に属する架空の島「初島」にそれぞれ変更されている。
いぶきにネットニュース記者と新聞記者が乗り込んでいる。
護衛艦と戦闘機を全て架空の名称に変更している。
一方、この映画でいう「近い将来」に於いても憲法が改正されていない・最近の空対空ミサイル(AAM)が前方からでも狙える点はAIM-9Xが導入されている(かつての空対空ミサイルは高温のエンジン部品から発せられる赤外線を捉えて誘導する方式であったため、敵後方からのロックオンしかできなかった。
また、単純に高温の目標に対して誘導されるため、フレアを撒いたり太陽に向かって飛行することによって回避される可能性が高かった)など、設定が現実味を帯びている。
ただ、自衛隊は既にいずも型護衛艦での発着艦の実験に成功しているが、
艦載機にはF-35Bを使用する予定であり、
映画では英空母インビンシブルのようなスキージャンプ型の甲板から発艦しているが、F35Bは短距離離陸STOLでもこのような甲板は必要ない。
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