明治の文豪、夏目漱石が熊本に来て来年で130周年になるのに合わせて企画されました。
熊本で4年3カ月を過ごした漱石を顕彰するシンポジウムが15日、熊本市でありました。
このシンポジウムは夏目 漱石が第五高等学校の教師として熊本に来てから来年で130周年となるのを前に漱石と熊本のゆかりについて広く知ってもらおうと熊本市が企画し、約230人が参加しました。
パネルディスカッションでは夏目 漱石についての作品を多く手がけている漫画家の香日 ゆらさんや熊本市出身の俳優 竹財 輝之助さん、熊本県立大学客員教授の平野有益さんなどが登壇。
漱石が熊本で過ごした4年3カ月について意見を交わしました。
【熊本県立大学 客員教授 平野 有益さん】
「来年で熊本に来て130年なので、もう一度、漱石と熊本の関係を再認識する記念の年にしてほしい」
また、愛媛県松山市の野志 克仁市長と熊本市の大西 一史 市長も登壇し、「互いに漱石ゆかりの地域として連携しながら盛り上げていきたい」と語りました。