世界が絶賛!喜多川歌麿、何がスゴイ?~春画鑑賞ポイント伝授、大河ドラマ&蔦屋重三郎展が100倍楽しくなる動画~

三度の飯より江戸が好きお江戸系
YouTuberほーりーこと堀口茉純です 今日も江戸日和ということで気になる展覧会が行われているあちらに向かいたいと思います [音楽]
というわけでやってきたのは上野にございます東京国立博物館 こちらの平成館で蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児という特別展がございまして 2025年の大河ドラマべらぼうの
主人公・蔦屋重三郎、通称・蔦重がプロデュースした 作品が一堂にする、蔦重の仕事を作品を見ながらたどれる
もう浮世絵オタクとして夢のような企画と いうわけでね私、内覧会に潜入しましたところ大変面白かったので早速レポートしたいと思います いやまず何が好きってねこれ第1会場
の入り口なんですがすごくないですか 江戸の遊郭・吉原の出入り口の大門をくぐって会場に入るんです 吉原生まれ吉原育ちの蔦重はこの 大門の近くに店を出して版元つまり出版プロデューサーとして江戸のメディア王に のし上がっていくわけですけど 実際に大河ドラマべらぼうで使われたセットなんだそう なんですよ この大門くぐるとメイン
ストリートの仲の町というね私が夢にまで見た 仲ノ町の夜桜が再現されております
ありがたやま~ 吉原遊廓では桜のシーズンに入る 旧暦の3月先始めた1000本もの桜を移植して足元に山吹を植えて竹垣を 張り巡らして夜は雪洞でライトアップ
この時期だけの桜並木を作り上げて 散りはじめたものから撤去して汚らしい姿は見せなかったと言うんですね 吉原の夜桜は幕府 公認の遊郭の美意識の高さを象徴する光景でこういった屏風絵とか浮世絵にもたくさん描かれているんです 仲ノ町は花見時以外には季節に応じた模しが行われるイベント広場になりまして 吉原名物の花魁道中が行われるのもこの通りでこの仲ノ町再現ゾーンに に先ほどの屏風絵とか江戸時代中期、蔦重が活躍した頃の仲ノ町とか花魁たちを描いた 作品というのが集められておりまして
なんか本当に吉原遊郭を自分で歩いてる ような疑似体験ができるようになってるんですよねこの展覧会本当にあれ私江戸に いるのかなって思えるような仕掛けが
すごく多くて あのこちら第2会場なんですけれども 吉原から日本橋に進出した蔦重の仕事を中心に展示が行われているゾーン なんですが入り口がもう日本橋通り油町の蔦重のお店・耕書堂の絵になっております そう 横から見るとちょっとこう影があってペーパークラフトみたいな感じで 組み上がっていて 面白いんですけれども
あのこの絵書いたのが葛飾北斎なんですよね で北斎も無名でくすぶってた時代に
蔦重に見い出された人物の1人ですから ま北斎と蔦重、版元蔦屋の繋がりっていうのを感じることができますしまあとね当時 その 版元っていう出版元が本屋さんを兼ねてるケースっていうのが多かったんでま当時の 本屋さんでこんな感じだったんだなあ本とか浮世絵ってこんな風に売ってたんだっていうのが かなり細かく描かれていて分かりやすいんでもう浮世絵オタク的には親の顔 よりも見てきた1枚の1つなんですけれども
で、この日本橋の耕書堂に関してはなんと セットが組まれておりまして店の中に入ることができちゃうんですよね いやあこれ 入りますと ま帳場ですよね で、えこう こんな売れ筋の本がありますよとかこんな本が出ますよ みたいなえことが紙に書いてぶら下がっていたりとか えっと あとこう 商品が陳列されている棚がこちらなんですけれどもそうあの本を縦に置いていく棚ざし スタイルじゃなくてですね あの本の表紙を上にして重ねて陳列するまいわゆる平づみの形なんだな とかねえそういうことがね分かってもう大層これは高まりましたです あ そしてですね あの大河ドラマ
べらぼうゾーンもございましてこの展覧会 あの大河ドラマべらぼうとがっつり連携してるのでイヤホンガイドが蔦重役の 横浜流星さんだったりとかあのファンの方もちろんなんですけど大河ドラマ見てて ちょっとに興味出てきたっていう方にもお勧めしたい構成になってましたで肝心の 展示作品なんですけどこれに関してはもう私の撮影技術は絶対素晴らしさが伝わら ないので是非実物を見ていただきたいのでもう簡単に触れるだけにしておきますが あの蔦重のプロデュース作品が一堂に会しておりまして特にあの状態がいい美品が 揃ってるんですね浮世絵ってま基本的に浮世絵版画のことを言ってますので版画だから 同じものがたくさんあるんですけど
その中でもすごくいい状態のいいものが 集まっています え例えばま私が好きなのはこちらの栄松斎長喜の雪中美人と下男と いう作品なんですがあの蛇の目傘を手にした若いお嬢さんとこう下半分が見えて ないんですけれどもまシチュエーション的には男性がお嬢さんの下駄の歯に詰まった 雪を落としてるところなんでしょうなというようにこうやってまず見る人に描かれ てない画面の外をぐっと想像させるんですよねそして分かりますかねこれ背景が 雲母刷っていう雲母っていう鉱物を使って
細かいラメカのあるグレーの背景で 塗りつぶしていることによって雪の日で どんよりとした だけどさえざえとした空気感なんだな ということが表現されていてえ
さらにそこに雪を胡粉で書きたして大粒の 綿雪を表現しているんですよねこれ私別の刷のものを見たことあるんですけど それとはこの雪のお表現の仕方っていうのが明らかに違っていてっていうのはあこれ雪 の部分 版画じゃなくて刷りが終わった後にこう筆とかでかきたしてる っていうことなんですよでこの雪が
振りつもってる笠の部分なんかはね薄く こうグラデーションがかかっていて
こんもりと振りツもってる雪のふっく感 なんかも伝わってきますしあの実物じゃないのでちょっと分かりにくいかもしれ ないんですけれども これか合羽におそらく膠なんかが混ざっていてあの柿渋塗りの 紙子っていう紙で作った合羽の素材感っていうのが表現されてて で皺なんかは 空摺りっていうねあの刷る時のプレスでワシに凹凸をつけて立体的に仕上げるま3D加工 なんかもされていてね もう浮え技術の決晶と言っても過言ではない本当に様々な技巧が こらされておりましてまそんなに大きい絵ではないし一見地味なんですがもう一瞬で 江戸の銀世界に私たちを連れてってくれるっていう傑作です 正直有名じゃないん ですけれども肉眼で見る価値のある味わい深い作品だと思いますね というわけで私 あの栄松斎長喜大好きなんですけれどもやっぱり長喜と鳥山石燕門下で同門だった 喜多川歌麿の方が知名度的には全然高いですよね あの今回の展覧会 歌麿もマジでいいです あの私の一推しはですねこちらの 歌まくらですね これいわゆる春画です 春画って浮世絵の中でももすごく面白いジャンルなんですよね あの基本的には検閲を通さないで作られる違法出版物でして いわゆる入銀本 というスタイルでパトロンが制作費を
出してでま数冊だけ作って個人的に配る っていうような性質の本でしてかなり
贅沢にお金が使われていますしあの市場に 出回るような大衆向けの本とは違うので もう売れきを気にせずにすみます なのでま 絵師のニッチなこだわりいわゆる絵らしさっていうのがすごく反映されやすいんですよ この歌枕 え2階座敷の逢瀬の場面では本当に
春画の良さとか歌麿らしさが詰まっておりまして 茶屋の2階のお座敷で逢瀬を楽しむ
男女が描かれているんですが着物がね当時 流行りの紗っていう夏場のシースルー素材で肌が透けて見える感じとか生地が重なっ た時の質感とかもう本当に見事に表現されてましていやこれ彫師と摺師も尋常じゃない 天才職人が関わってるなっていうのに
感動をするわけなんですけれどもやっぱり 絵師 歌麿のこの天才性っていうのが表情に現れてると思うんですよね男子の目を見てください もう がん見でございます獲物を狙うかのように鋭い狩の表情をしておりますねで 女子はどんな表情なのか気になるんですがま後ろ向きで表情の代わりに髪の毛の表現 もみあげや顔回りの細い湯毛だったり
チリチリと跳ね上がるうなじの遅れ毛なんかで こう高揚した気分の雰囲気っていうのを醸し出していますよねこんな感じで歌麿の 作品って毛だけ見ても面白いんですもうその人がどんな社会的な属性でどんな心情 なのかっていうのが伝わってくるんで私歌まは毛フェチだと踏んでるんですけれども まさに細部に神は宿るということでね拡大すればするほど面白いのが歌麿の真骨頂で ございます 一体なぜ喜多川歌麿はこれほどまでに繊細な出力を手に入れたのか 蔦屋重三郎との濃厚濃密な関係とは 歌麿の人生をダイジェストで振り返ってみましょう 歌麿の両親 生まれた年生まれた場所については正確なことは全く分かっていません このことからおそらく肉親の愛情に恵まれない環境で孤独な幼少期を過ごしたと考えられています 孤児同然の歌麿少年を育てたのは鳥山石燕 現代では 妖怪画で有名な絵師ですね 高名な文化人である石燕の門下には後の栄松斎長喜など たくさんの門人がいましたが 歌麿少年はトンボやコオロギといった昆虫相手に黙々と 遊んでいたと言い 遊び相手だった昆虫動植物の写生が異様に得意になっていきました やがて 北川豊章の号で 浮世絵界にデビューした歌麿は、版元の西村屋から本の挿絵を任されるようになりますが西村屋が抱えていた歌麿と 同世代の新人絵師・鳥居清長が大ブレイク 清長はご覧の通り健康的な
女性 の全身像を描いた美人画で人気を握しました 清長がスターとして売り出される中で歌麿の存在はどんどんかんでいきます この時期 かなりの挫折感を味わったようなんですね
しかしそんな傷心の歌麿に救いの手を 差し伸べたのが蔦屋重三郎 蔦重は歌麿が磨けば光る原石であることを見抜いて絵師に 抜擢し 文化人との宴会が開かれる際には歌麿を蔦屋の秘蔵っ子として紹介 蔦重の日本橋通町の出点に合わせて同居させ蔦重の本姓である
喜多川を名乗らせます つまり 蔦屋重三郎の完全プロデュースによって喜多川歌麿が誕生したというわけ 清長に大きく水をあけられて 挫折感を味わった歌麿は自分の才能を評価してくれる版元が現れたことを 喜んで蔦重に絶大な信頼を寄せるようになっていきます 蔦重が歌麿を 売り出すためにとった戦略が狂歌絵本への起用でした 狂歌というのは洒落や風刺をきかせた短歌のことで当時爆発的に流行しておりまして様々な 版元が狂歌本を出していたんですが蔦重は狂歌に挿絵を入れた狂歌絵本を 売り出して新境地を切り開くんですねこれが蔦重プロデュースの代表的な狂歌絵本の1つ 画本虫撰 こちらは狂歌名・宿屋飯盛彼は本当は石川雅望という名前の一流文化人 なんですがその狂歌名・宿屋飯盛が虫の恋をテーマにした狂歌会を開きまして蔦重 この会の狂歌絵本ならば虫や動物のスケッチが得意な歌の力を最大限に発揮 できるということでね宿屋飯盛・撰 喜多川歌麿・絵の狂歌絵本を企画して出版したという ことなんです あの本当に裏麿の描く昆虫とか動物植物っていうのはご覧の通りで もう博物図鑑を見てるかのようにリアルなんですよね もう完全に狂歌っていうものを 食っちゃってるう印象もありますからあの狂歌檀のビッグネームたちの狂歌 にですね無名の新人絵師の喜多川歌麿の絵が花を添えるっていこギャップ感も受けまして 狂歌絵本は歌麿の活躍もあってもほぼ
蔦重の独占市場になっていくわけです そして蔦重は歌麿のこうした卓越し
た観察眼による緻密な表現というのを人物 描写に生かしたらさらに面白いのではないかと考えるようになりました そして ちょうどこの頃 美人画界のトップの座に君臨していた鳥居清長が鳥居派の四代目を継いだ ことで芝居絵にかかりきりになりまして美人画界に一時的な空白状態が生まれるんです これをチャンスと見た蔦重は美人画で 歌麿の才能を最大限に生かすための新規軸を打ち出しましたそれが 婦人相学十躰 後に 婦女人相十品と改題された様々な職業の女性の上半身像のシリーズです これ当時にしてみたら 革命的な出来事でしてそれまで美人画といえば全身像 清長を思い出して いただくと分かる通り全身像でしたよね
つまり女性のプロポーションとか流行の衣装 なんかを書くことに重点が置かれていたわけなんですが 蔦重が歌麿に書かせたのは バストアップ特に顔の美しさにフォーカスを当てた女性像でした 歌麿は 観察眼をいかんなく発揮してそれまで浮世絵で表現されることのなかったほつれ毛、遅れ毛 うなじといった 細かい部分を緻密に描き込みます これタイトルにね相観とか ま他のものだと相見とか観相とか それから歌麿考画っていう文字が入っていることからも 分かるようにこれは歌麿が女性の人相を見てその人の気質を描き出した ものなんですよっていうことをわざわざ書き入れてるところにもえこのシリーズ そのものがですね歌麿の視点の斬進さを売りにしていたということがよくわかりますよね いやそもそも女性の顔をドアップで見つめることに慣れていなかった江戸時代 当時の人々はの浮いによって初めて顔
や結い上げられた髪型にも女性の美しさが あることを発見 たちまち大評判となります
この後 歌麿はさらにバストアップから顔に 近づいてほぼ顔面中心の美人が美人大首絵を描き その繊細な筆致が被写体の 心まで映し出す心画と評されるなどトップスター絵師としての地位を確立していくんですが 蔦重と歌麿の密月には終わりの時が近づいていました 美人画で大成功を納めた 蔦重は次のプロジェクト役者絵の写楽の売り出しに夢中になり 2人の信頼 関係が崩壊していったんです 歌麿は以降 蔦屋以外の版元とも積極的に連携し天才絵師とし ての自己顕示欲向き出しにするようになります しかもこの頃は寛政の改革という幕府 の改革の影響で出版統制が敷かれており
孤高の天才師歌麿の活躍にも影を落とすように なるんですがまこの辺りの非常にドラマチックな展開はおそらく大河 ドラマべらぼうでも描かれるでしょうから
一緒に楽しみに待ちましょう 史実ではどうなる のかだけでも早めに知りたいよという方は蔦重や歌麿 写楽 鳥居清長の人生を紐解き 浮世絵がもっと楽しくなるホーリーの著書 大江戸花形絵師競を是非ご覧ください東京国立博物館では他にも本館で 新イマーシブシアター縄文から浮世絵そしてアニメへ 表慶館で浮世絵現代などなど興味 深い展示が目白押しですのでこの機会に是非足を運んでみてください 本日の動画お江戸 いいねと思ったら高評価チャンネル登録待ってます かわら版だよ ホーリーの新刊 『論語と将軍』発売記念イベント6月11日夜7時から開催決定 れきし君こと長谷川よしてるさんとお江戸 トークします なんとこの日は6代将軍・徳川家宣とホーリーのお誕生日一緒に江戸話 で盛り上がってくれる方大募集です 会場は横浜駅近くのネイキッドロフト横浜 飲食が できる場所ですので 晩酌や夕飯がてらサクっと遊びに来てね現場に来れない方も 配信チケットがあるので詳しくは詳細欄をチェックしてください 横浜で僕と握手

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#大河ドラマ で話題! #江戸 時代の人々を熱狂させた
#喜多川歌麿 の浮世絵のすごさを解説します

【紹介した展覧会】
東京国立博物館 平成館
特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
会期:2025年4月22日(火)~6月15日(日)
前期:4月22日(火)~5月18日(日)
後期:5月20日(火)~6月15日(日)
会期中、一部作品の展示替え有り
https://tsutaju2025.jp/
※サムネイル画像は同展覧会報道内覧会にて撮影した
『歌まくら』喜多川歌麿
 東京・浦上蒼穹堂
 を使用しました

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8 Comments

  1. 今回の大河ドラマは珍しく面白い😁 鎌倉殿の13人も面白かった
    電子書籍ですが論語と将軍を購入しました、江戸時代と言えば
    ほーりーさん🥰

  2. 先日Xに投稿された、東京国立博物館「蔦重展」の紹介ありがとうございます‼️ 動画楽しみに待ってました。
    ほーりーが「江戸にタイムスリップしちゃいました」と言っていたのがわかります!
    吉原大門、中之町の夜桜に圧倒され、耕書堂の再現、そして貴重な浮世絵等の展示。本当に魅力がいっぱいですね☺️
    そして、喜多川歌麿の紹介までありがとう!ほーりーの著書を思い浮かべながら解説を聴きました。「大河べらぼう」でも次回予告によると歌麿が登場するようで、どのように描かれるのかこちらも楽しみです
    今回も素晴らしい動画でした「ありがた山」です‼️

  3. 蔦重展の魅力がぎゅっと詰まった動画でしたね。ほーりーさんの「江戸にタイムスリップしちゃいました」という言葉、本当に展示の臨場感を表していて共感しました。夜桜の美しさや耕書堂の再現、あの世界に実際に立っているような気持ちになりますよね😊

  4. 歌麿の描く昆虫の写実な図鑑のような絵を見ていて、ふと、「あの漫画家」を思い出しました。しかし、昆虫の絵は写実画なのに、美人画となるとワンパターンの顔立ち。このギャップが不思議です。女性の顔は、みんな同じ顔をしているのは何故でしょう? 案外、人の顔の風貌の特徴をつかみ取るのが苦手だったのかも。それとも、歌麿にとって女性の顔は、本当に同じに見えていたのでしょうか?わたしがそうですから。ヘアスタイルを変えたら、誰だかわからなくなることがあります。
     当時の製本の仕方からすると、背表紙付きのハードカバーの本はあり得ませんから、本を立てて並べるなど、思いも寄らなかったでしょうね。別の時代劇ドラマだったかで、江戸の屋敷の書庫の様子を見たことがありますが、やはり本を寝かせて平積みでした。
     で、「あの漫画家」というのは手塚治虫のことです。少年時代の彼は昆虫マニアで、まるで図鑑のような昆虫の絵を描いていたようです。特に「オサムシ」類が大好きだったようで、彼のペンネーム「治虫」の由来らしいです。彼の本名は「手塚治」ですから。彼、すごい博識で、医学部出身だったこともあり、江戸時代の蘭方医を主人公にした『陽だまりの樹』のような歴史漫画も描いていますが、ほーりーさんは読まれましたかね?
     その手塚も、人の顔の描写は、けっこうワンパターンなんですよね。何種類かの顔立ちの類型を使い回していましたね。もしかしたら、手塚治虫の前世は喜多川歌麿なのかもしれません。

  5. 内覧会レポありがた山です❗
    大河ドラマ本編もいよいよ歌麿登場
    どんな物語になるのか楽しみです
    イベント行きますよ~☺️

  6. 展覧会のレポートありがとうございました。待った甲斐がありました。心置きなく行ってきます。吉原大門や夜桜も再現されてるんですね!入り口からテンション爆上がりになりそう。春画の解説もわかりやすかったです。何回か通わないと…、何回行けるかな?

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