井上尚弥VSカルデナス、息詰まる先手VSカウンターの攻防を徹底解体!

ボクシング解体新書攻める井上弥対 カウンターで迎え打つカルデナスの攻防を 解体します。井上直カルデナスの関連動画 の第3弾は先手を仕掛ける井上選手と鋭い カウンターで迎え打つカルデナスのハイ レベルでスリングな攻防にフォーカスして 解体していきたいと思います。 が切り替わってしまったのか残念ですが、 カルデナスが井上選手の右フックに合わせ て相打ちのタイミングで左フックを 打ち出しています。井上選手の右の モーションが大きかったので、このような タイミングで出すことができたとも言え ますが、ちゃんとディフェンスしてから カウンターを狙うのではなく、避弾するの を覚悟でフライング気味に左フックを出し ています。パンチを避断するリスクは 背負っていますが、タイミング的には最速 のカウンターです。しかし少し軌動が上に ずれたので空振りになりましたが、もう 少し軌動が低ければクリーンヒットでした 。この避弾覚悟のフライング気味の カウンターは相手が全く気づかないことも 多いです。こんな感じ [拍手] でただ井上選手もさすがです。右ボディを 出している最中にカルデナスのカウンター を察して間に合ってはいませんが、首を すぼめて右の肩を上げパンチを回避する 動きをしているんですよね。ですので仮に クリーンヒットしていたとしても深刻な ダメージにはなっていなかったはずです。 次のシーンは私の記憶の中では初めて見る 井上選手の動きです 。ジャブの相打ちなんですが、ジャブを 打ちながら右手でガードをしつつ横を向い てパンチを避けています。そして一瞬顔を 戻そうとするもカルデナスの右を察して もう一度横を向き直してパンチをかわし てるんですよね。井上選手にしかできない ような不思議な動きに見えます 。ジャブ対ダッキングからの左フック カウンター 。ジャブをダッキングで外して起き上がり ながらの左フック。この試合でのこの パターンの避弾率は0%でした 。ダウンシーン左フック対ダッキングから の左フック。今回の動画ではこのシーンの 解体は割愛します 。ジャブ対ブロッキングからのカウンター ジャブ 。井上選手に1番通用しそうなカウンター がこのパターンだと思いますが、こんな 感じでドンピのタイミングで合わせること ができるのは10回に1度くらいじゃない でしょうか。ジャブ対ダッキングからの 左フックカウンター 。井上選手のジャブに左フックを合わせる のはほぼ不可能と言っていいと思います 。ジャブ対右クロス 。 ジャブを左に避けながら抜群のタイミングで右クロスを合わしているんですが、井上選手も抜群の危機察能力と反射神経でそれを外しています。非常にハイレベルな攻防です。ちなみに同じパターンのカウンターが成功するとこんな感じになります。 ボディでもあるんです。 ノーモーションの右対ヘッドスリップからの右カウンター。 井上選手が少し生態し、ノーモーションの 右を狙います。ここでカルデナスは誘いを かけるようにすっとガードを下ろします。 この動きです。これを見て井上選手がノー モーションの右を打ち込むんですが、 カルデナスはこれを待っていました。右に ヘッドスリップして井選手の右を外し ながらカウンターを打つために右手を 振り下ろします。井上選手は右を当てる ことに集中していたはずでこの体勢から すぐに左を出せる状況ではなくカルデナス は相打ちのリスクなしでここから後は右を 確実に当てるだけという状況を作ることに 成功したわけです。きっとこの瞬間はよし と思ったはずです。ところがここからの 井上選手の講師の切り替えが抜群に早く カルデナスの鋭い右フックをギリギリで 外してしまうんですよね。きっと カルデナスはなんでって感じだった でしょう。そして追撃を先見してスウェー バックまでしています。32歳にしてこの スピードです。私にはまだまだ衰えは感じ られません。決め打ちのワンツ対ッキング からの左フックカウンター。ジャブ対 ダッキングからの左フックカウンターは 井上選手は無難に対応していました [音楽] 。ところがジャブではなく決め打ち のワンツになると状況は変わってきます。 井上選手はジャブをお取りにする形で 決め打ちでワンツを狙いますが、 カルデナスはジャブをダッキングで外して 左フックカウンターを狙います。つまり タイミング的には井上選手の2と カルデナスのフックが相打ちになるわけ です 。ジャブを左下にダッキングする能力と すぐに鋭いフックを返す能力もすごいです し、そんなすごいカウンターに反応する 井上選手も本当にすごいです。これぞ 最後峰の攻防です。井上選手は右をど 真ん中に入れたいので左はや外側から フック気味に当ててカルデナスの右の ガードを外にずらそうとします。 カルデナスはその柵には乗らず左下に ダッキングしてワンをかわします。ジャブ を単発で出した場合は井上選手はこの時点 で守備に回れるんですが、ワンツを 決め打ちで狙っているので、まだ意識は 攻撃モードのままで右へを打ち込もうとし ます。決め打ちのワツを狙って1を出した 直後に2を止めることができる選手はまず いないはずです。一方のカルデナスは ダッキングを始めた時点で完全に左フック 狙いです。井上選手は右を出している最中 に左フックに気づき、そのまま右を出し ながら首をねじって衝撃を殺して小さく ダッキングしてポイントをずらしています 。この左フックも少し軌動が上にずれたの で盗長部を貸するだけで異なきを得ました がもう少し下だったらクリーンヒットして いた上神への攻防でした。井選手だから こそ反応できた素晴らしいカウンターだっ たと思います。ジャブ対ダッキングからの 左フックカウンター。 [拍手] もう説明はりませんね。右フック対ッキングからの右フック。 これは井上選手からの避弾シーンでした。右フックの内ち終わりに攻めでも守りでもない空白の時間を作ってしまった瞬間に右フックを避弾しています。この瞬間が空白の時間です。 決め打ちのワンツ対ダッキングからの左フックカウンター。 その位置で解体したのがこれでした。ここで解体するその 2 は真っすぐのワンツではなく左右のフックのワンツになります。 これは誰が見ても分かる一目瞭の違いです が、もう1つの違いはカルデナスが ダッキングを始めてからフックを着弾さ せるまでのスピードです。どちらも1秒も かかっていないスピードなので時間にする と本当にわずかな差でしかないんですが ボクシングというのはこのわずかな差が物 を言う世界なんだと思います。 それでは実際のスピードでまずその1 を見てからその2を見てみましょう。 [拍手] その位置よりも早く感じたんじゃないでしょうか。カルデナスがダッキングを始めた時点から同時進行で見てみるとこんな感じです。まずは実際のスピードで見てみましょう。実際のスピードでは並べて比べても逆に目と脳がついていかないですね。 それではその2でカルデナスのパンチが 着弾した時点で1度ストップしてみます 。これだけ進行具合が違ってるんですよね 。それでは1/5倍速で同時進行してみ ます。その2ではカルデナスはダッキング の最中にもうフックを指導しています。 そうです。あのダウンシーンと同じ タイミングでカウンターを出しているん です 。ジャッキングを始めてから着弾まで同じ くらいのスピード感だと思いますが、 ダウンシーンの方が井選手のフックの呼び 動作が大きかったので、カルデナスも早め にダッキングを指導できている分、着弾も より早くなったんだと思います。幸い フックの軌動が下にずれたので、井上選手 の肩に当たってから首元にヒットしてい ますが、もう少し軌動が上だったら速頭部 かそのや後ろにジャストミートしていたと 思います。 ただ井上選手もギリギリで気づいて首をねじっているのでクリーンヒットしていたとしてもダウンするほどのダメージはなかったはずです。カルデナスはこの試合で多くのカウンターを放しましたが、このシーンがダウンシーンに継ぐ素晴らしいカウンターだったと思います。 素晴 ジャブ対右クロス。その位置はジャブを左前方にヘッドスリップしながら同時に右を返すというパターンでした。今回はジャブを右下に抱してから右オーバーハンドを返しています。 避けるタイミングはばっちりでしたが、踏み込みがなく井選手がスウェイしていなくても空ぶっていたはずです。井選手はスウェイしてすぐカウンターのカウンターをヒットしています。ジャブ対抱からの左フックカウンター。 3 ラウンドまではカウンターに対処するだけでしたが、 4 ラウンドになるとその後にカウンターを返す余裕が生まれています。 ジャブ対右クロス 。その2の右オーバーハンドは届かなかっ たので、今度はストレートを返しますが、 井上選手はなんなくスウェイして鼻先で 外し初カウンターを2発ですが、 カルデナスも警戒を怠りません。 素晴らしいカウンター合戦です 。ジャブ対右クロス 。第2ラウンドでも同じような動きを解体 しましたが、ダッキングでもなく、 スウェーイでもなく、首を横にねじる スリッピングアウェイでもなく、下を向い て顎を後ろに引いてその下を通過させると いう多分私が今まで見たことのないかし方 をしています。異常な空間把握能力ですよ ね 。決め打ちのワ2対ヘッドスリップからの 右カウンター 。画面が切り替わってしまったのと スピードが早すぎるの。 何が起きたのかわからないですよね。 1/2倍速で見てみます 。もっとゆっくり解体します 。ジャブを右にヘッドスリップ。 カルデナスは本当に避けるのがうまいです よね。ここからカルデナスは右カウンター を狙い、井選手は2を狙いに行きます。 この動画でここまで2 度決め打ちのワツ対左フックカウンターを紹介しましたが、井上選手の 2 がどういう結果になったか覚えていますか? [拍手] ワンを左下に避けます。井上選手は自分の右に動いていく頭目がけて 2 を狙いに行きます。ところが今度はカルデナスが左フックを打ちながら頭を逆の方向に動かしたので井上選手の 2は完全に的を外してしまいます。 これも同じで井上選手は自分の右側に 近づいてきた頭に向かって右フックを放つ んですが、カルデナスが頭を右に動かして 井上選手の右フックから遠ざかりながら左 フックを打っているので、井上選手の2が 目標地点についた時にはもう標的はそこに はないわけです 。ここからカルデナスは右カウンターを 狙い、井上選手は2を狙いに行きます。 先ほど紹介した2つはカルデナスは井上 選手の2から遠ざかる方向に頭を動かし ながらカウンターを打ってましたが、この 場面では井上選手の2に衝突する方向に頭 を動かしながら右カウンターを狙いに行き ます。右対左フックの相打ちは相手の パンチと自分の頭の動く方向が同じなので 正面衝突はしないんですが右対右の相打ち は相手のパンチと自分の頭の動く方向が逆 になるので正面衝突する危険がありそう なると衝撃はより大きなものになります。 カルデナスは全く2に気づいていませんが 、井上選手は2をヒットしながらちゃんと カルデナスのカウンターを認識して避ける 動きをしてるんですよね 。この瞬間に1と2と避ける動作の3つを やってしまうなんて信じられません。 さすがです。カルデナスも相当聞いたと 思いますが、よく耐えたと思います 。 これはカウンターではないかもしれませんが、井上選手の右を振りるような動きを見てカウンタージャブを 5 の線でヒットしたんじゃないかと思います。 [拍手] この動きです。これを見て右フックが来るんじゃないかと読んでジャブを打ち込んだんじゃないでしょうか。 これは相打ちのシーンになりますが、カルデナスがコンパクトに最短距離で出した右対井上選手が相打ち覚悟で強引に狙いに行った左ボディという構図です。 [拍手] ここからカルデナスは右を小さく前に突き出し、井上選手は左フックのモーションに入ります。 パンチの動作を始めたのは同時でも左 ボディはそれなりの予備動作が必要なので 当然カルデナスのコンパクトの右がかなり 早く着弾します 。カルデナスの右がクリーンヒットし、 井上選手の顔が上を向きますが、まだ井上 選手の左は下に振り下ろしたばかりです。 それでも上を向いたままボディを打ち込み 、カルデナスのレバーに拳を突きさします 。この一撃でカルデナスはロープまで 吹き飛ばされ、動きが止まります。この シーン、クリーンヒットを奪われた井上 選手がその直後に倍返しするのを解体して いて、ふとあるレジェンドボクサーのある 慶王シーンを思い出しました。元ミドル級 世界チャンピオンパo4パound ナンバーワンに君臨したゲナディゴロフの 後出し慶王パンチです。そして井上選手も ゴロ付近級のレジェンドとなる存在ですよ ね。第2ラウンドのダウンシーンの再来 。ここから2 ラウンドのダウンシーンと同じ状況が訪れます。 [拍手] カルデナスが井上選手の猛行を逃れるためにサイドステップして左に流れていきます。そして 2 ラウンドにダウンを奪ったのと全く同じ先方で騎士改正の一撃を狙います。 つまり井上選手が強引に左フックを打って くるのを期待してダッキングしながら右に 切り返して思いきり左フックを振り上げ ますが井上選手も同じミスは繰り返しませ ん。遠い距離から強引にフックは狙わずに 平行移動して距離を詰めたところに飛んで きた大ブりのフックを余裕のスウェーで かわして見せました 。ダウンシーンと見比べてみるとこんな 感じです 。奇跡はそう何度も起きるものではあり ません。いかがでしたか?今回は井上選手 の先手攻撃対カルデナスの鋭いカウンター の攻防にフォーカスしてみました。今私が 1番見てみたいカードはズバリ中谷ジト対 カルデナスです。井上選手を脅やかした カルデナスのスピードとテクニックに対し て中谷選手はどんなボクシングをするのか 。こんな対戦が実現すれば中谷井上線を 占う上で中谷選手の真の実力を知る大きな 資金席になるでしょう 。数日後には中谷西田線ですね。予想動画 を上げれるかどうか微妙ですが、西田選手 は中谷選手を覗いてはバンタム球で最強だ と思いますし、中谷選手にとっては過去 位置で攻略しづらい相手だと思いますが、 それでも私の予想は中谷選手の中盤以降の 慶王勝利です。1番威力を発揮するパンチ は左でフック気味のストレートというか、 ストレート気味のフックというか、ロング 、ミドル、ショート全てのレンジで打てる 中谷選手独特の外からの左が西田選手を 苦しめるような気がします。西田選手は ジャブの差し合いで角以上に渡り合って 中間距離で優位に立つことができて なおかつ接近戦ではクリンチや ホールディングでドロ策打撃戦を回避 できれば金差判定勝利に持ち込める可能性 もあるとは思いますがジャブの差し合いで もおそらく中谷選手は西田選手を制圧する と思います。今回の動画はここまでです。 少しは楽しんでいただけたでしょうか? これからもボクシング解体新独自の視点で ボクシングの醍醐みをお伝えしていきます ので、よかったらチャンネル登録を よろしくお願いします。ご視聴ありがとう ございました。ボクシング解体新書で ボクシングを100倍楽しみ

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30 Comments

  1. 井上チャンプが試合後「楽しかった」と話されていた理由がわかる解体でした。ありがとうございました。

  2. 井上は右はしっかり見えてて食らいそうにないけど左は危ないな。
    サウスポーのムロジョンがどうやって左フックのカウンターを当てに行くのか注目ですね。

  3. 私もカルデナスと中谷を見たいと思っていました。カルデナスがやっぱり強かったのか、中谷戦で見たいです。

  4. 解体新書がボクシングのみを純粋に楽しめます。
    いつもありがとうございます。

  5. 手のひら返しみたいな井上解説動画が多いなーと思ってた中で、井上スゲー!とスッキリ見れた動画でした<(_ _)>

  6. 解体新書で見るボクシングは相手の選手も素晴らしい反射神経とスピードを持っていた事に気付かされました。しかし、それの上を行くのが井上選手のパンチ力なんですね? ネリ沈めた時と同じ右ショート連打は破壊力抜群なのです!

  7. カルデナス中谷以上の恐怖者だった ドネアの若い時に似てるパンチスピード が、連続性は0ゼロでしたな   解析は抜群 井上は空恐ろしい

  8. 2:12 あれは顔を戻そうとして、戻したらカルデナスの右が当たるからそのまま捻ったままにしてたなんて… 
    何故アレが見えたんだろ😨

    4:43 のカウンターのカウンターを避けるのも意味不明💦

  9. カルデナスの強さが良くわかりましたが、井上尚弥の恐ろしさがより良くわかりました!

  10. 15:28
    適応力が凄すぎる。相手からするとやはり適応される前に初見のパンチで完全に意識飛ばさないと誰も勝てないな、、

  11. 12:50 ドネア2の1Rダウンを取った右ストレートと構図が似てると思いました!
    丁寧な解体ありがとうございます!!

  12. 解体新書さんの分析は天下一品ですね🎉井上選手の事をあーだ、こーだ言ってる評論家まがいのユーチューバーに見てもらいたいですね👍

  13. ありがとうございます
    井上の対策が凄かったって言葉を裏付けるわかりやすい動画でした

  14. たしかにモンスター。サッカーで言うとクリロナもメッシも戦い方変えてるけどトップ選手で、これと同じ理論。
    PFP1のウシクもデュボワにボディでダウン食らってるし、そういうもんだと思う。

  15. この時期にカルデナス戦の解体ということは、中谷vs西田の予想動画無しですかね・・・
    結果として外れても答え合わせが楽しみだからやって欲しかったなー

  16. 第2ラウンドに左フックでダウンを奪ったカルデナスを見て「俺が井上尚弥と戦った時にやろうと密かに思ってたのに先にやられてしまった・・・」とマロニーをぶっ倒した時の再現を狙っていたのに・・・と、苦虫を嚙み潰す中谷潤人。

  17. 井上選手のすごさが改めて分かる大変素晴らしい動画、ありがとうございました!!
    解体新書さんのおかげで二人の攻防の解像度が鮮明になりました!

    これからも分析動画楽しみにしています✨

  18. 改めて解説でわかることが多くありました。「カルデナスこっわ」と声が出てしまいましたw。井上選手もダウン直後のRでよくこれだけのカウンターを避けられましたね。すごいとしか言いようがないです。

  19. Q 如何でしたか?
    A 素晴らしいです。

    それはそうと、中谷選手の弱点がボディ以外見つかりません。助けてください。井上負けるまである。ない。

  20. やっぱり、ボクシングの解説動画では解体新書さんが一番です☝
    改めて、凄い試合でしたね。
    勉強になりました😆

  21. 井上尚弥は試合でもらったと思って後からスローで見返すと紙一重で見切ってることが多くて驚く

  22. 素晴らしいけど、カルデナスのハンドスピードが他の試合とあまりにも違う。決め打ちで猛練習したらここまで速くなるのか。。。

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