【朗読】諸田玲子「第五話 大凧、揚がれ」(シリーズ2作目『蛍の行方 お鳥見女房』より)~オーディオブック~ 朗読:京谷由香里

[音楽] もろ子作る の行とり 尿房より 大ダ上がれ [音楽] 血 大風が吹く度に空が震える 雲が流れ草がざめく 足踏みをしていなければこえそうな寒さも 子供たちには物の数ではないようだった 抱っこダこだこんびダこい思いのコの糸を握りしめほや鼻の頭を 真っ赤にして元気よく原を駆け回っのおかげでご覧なされんなにはしいで着物の裾想を抑えながらよちに話しかけた [音楽] ですがせっかくの苦の作もご自分では遊ぶ 暇がなくなってしまいましたね現代ゆ様は さぞ悔しがっておられましょう 小さく足踏みをしながら幸恵が応じった 幸恵は50人組の家にとついだ 毛型息子の新太郎を連れてやってきた来者 の歌詞を届けるというのが口日だが実際は 生き抜きをしに来たのだあろう ご家人の家から旗本の家へととついだ娘に はそれなりの苦労があるらしい いいえほっとしておられますよね母上 君はめくばせをした現代様はタコ揚げが 苦手ですもの 去年の今頃手作りのいびなやっをあげよう とシクハックしていた姿が目に浮かぶ 母子は思わず笑をかわし合った 正月明けのこの季節岸人を取り巻く野原に は過去を手にした子供たちが群れう は百省町や四町の子供だが愉快なことに目 のない現代の子供たちも今さえあれば仲間 に加わっていた 子供たちにまれて現代は今年もタコを作っ ただが彼の情勢が引迫しているのか大晦日 か元端2日と3日間滞在しただけで正月 気分に浸る間もなく慌たしく沼へ戻って いった 現代様といえばタはどこぞお出かけですか 雪が訪ねった同場へ出かけましたいえ今日 は稽古ではなく橋先生に何やら相談事が あるそうですよたまよが答えるすると君が 横から口を挟んだ 様は大評判が良いのですを受けたいという 子供たちが増える一方なのですって おやそれならし郎も通かしら 新太郎殿は確かお兄様がお若い頃に通われ た道場に通っておられるのでしょう ええでも体操厳しいと評判の道場であ だらけになって帰ってくるのですよ泣き事 を言わない子だけに心配で 3人の視線の先では子供たちがようやく 上がったタコに完成を上げていった 見て見ておわ 秋がかけてきて空を指さした やっこと言ってもやっているのではなく竹 の骨組の上に阪子2枚を貼り付けて炭で やっ絵を描いたものが器用に空を泳いで いる 過の先を掴んでいるのは最年長のげ太郎で 現次郎佐それに新太郎の4人が後について 走っていた 上手に上がりましたね げ太郎が足を止め新太郎の小さな手に タコ糸を握らせてやるのを見て玉はエボを 浮かべた 太郎殿はまた背丈が伸びましたね 雪は首を救めた マチアのお子たちと一緒にタコ揚げをして いるところを見たらお母様の頭に角が生え ます片元の若気とあろうものがはたない姉 が言いかけた言葉を妹が先取りして2人は 声を合わせて笑う その時だった子供たちの悲鳴が聞こえた 野原には無数のタコが上がっている粗末な 手作りのタコもあればこの時期まちまちへ 回ってくるたこ屋から買ったもの晩御屋の 店先や末の位置などで買ったものと20形 も大きさも様々である その中の1つ阪子10枚分はあろうかと 見える大ダがやっとぶつかりたこ糸が 絡み合ってもれるように落ちてきたので ある あら大変真っ先に君と明が続いてたと幸え が子供たちのそばへかけよった 名に墜落したやっ たが突き刺さったのか髪が避け穴が開いて いった無山に壊れたタコを囲んで子供たち は呆然としている とそこへ背たは子供と似たり寄ったりだが 色黒の小ざのような顔をした男が近づいて きた おいざいた 大ダの持ち主か男は糸の橋をたりながら そばまでやってくるといいそうな顔には 不つり合いな金ツマ子でぐるりと一道を 見渡したそういえば現代の描いたやっに そっくりである おりゃ誰のタコだ 俺のだげ太郎と現次郎はいく同に答えた そうかい坊っちゃんらには気の毒なことは しちまったなほれどけなまずは糸をほぐさ ねえと ちょい地べたにあぐをかき慣れた手付きで 絡まった糸を施くやっこだを手に取って大 に問気を漏らした これじゃあもう使い物にはならねえなあ ねえとこっちと解っこしてやりてえが 男は口をへの字に曲げて大ダを睨みつけて いる 何か曰があって手放すのが惜しいのだろう とは男の気持ちを押しかった こんなに大きなタコでは子供たちの手に 余りましょう糸が絡まったのはどちらの せいでもありませんお気遣いはいりません よ 現代言うにはすまないが破れてしまった ものはいし方なかった それより珍しいタコですね 大ダに目をやる大きいだけではない よくよく見るとただの自ダ子ではなかった とは何のことですか タコに描かれた文字を見てげ太郎が首をかしげたそれに布切れがいっぱい貼り付けてありますねこの隅には何と書いてあるのですか 驚きが静まり楽胆が柔らぐと子供たちは口ぐに尋ねた 大ダの真ん中には炭ではと書かれていた その周りには様々な模様の色わせた布切れ が貼られすみっこに小さくいびな文字で 蛤ぐ町棚 と添えきがある男の住まいと名前か この布は何かの間ですか 八木早に聞かれて男はしているようだった スらスらと答えられない事情があるなら 無理に聞き出すこともない あれこれ工夫をこらすのがタコの面白い ところですよさあもういいでしょやっこは ダルゾに頼んで直してもらいましょう たヨはやっを受け取ろうとしたすると男が たまよの顔を見返した こいつは足が元通りに直しました何 張り替えるくらいなんてこともねえ 男が慈悲にと言いはるのでは組屋敷の場所 と名を告げた足は吉兵と申します 吉兵はよほど子供が好きなのだろう一度を 引き止め強気な仕草で大ダをあげて見せ たり子供たちに交代でタコ糸を持たせたり かと思えばぼっキれを拾って地面に珍しい タコの絵を書き真面目腐った顔で作り方を 教えたりもした 子供たちは大喜びだった 時間は飛ぶように過ぎていくそろそろ 引き上げようとすると吉兵は金ツまの子を したいた夢から覚めた子供のように何やら 心元げな顔である えいそれではこいつは仕上がり次第お届け に 大風に飛ばされタコと一緒に舞がって しまいそうな吉地辺を残して矢島の一光は ゾろぞろと組み屋敷家へ戻った あと少しすれば夕暮れという時刻だ門を くぐると帰宅したばかりのと夕べの鍛錬に 出かけようとする旧門が玄関先で立ち話を している姿が見えた 2 脳鳴られた脳鳴られたとはどういう 旧太郎は絶した駒場から帰る道すお鳥役の 先輩石川から驚愕すべき事実を耳打ちされ た 何上さ用なことになったのですか地中に のめり込みそうな衝撃を抑えて震える声で 問いたした 石川は眉を寄せ荒の方を睨みつけた わからぬ は何なのですか病かそれとも 病だ即座に答えて石川は吐息をもらした ということになっておるしかし病んでおら れたとは聞いておりません 急病だそうな病名は不明制御された正確な 日場所いずれも分からぬおって正式な届け が出されれば詳細ははっきりするはずだが 審議の音は果て どうかの 当てにはなるまい 休憩したのは沼津半種みた吉であるた吉は 老ジ馬で登り詰め贅沢ざ昧と過酷な内性で 悪表を買った全阪種た明らの試に伴い8年 前の店舗5年1834年に阪種の座につい た神 団の怪獣策を押し進め反省に力を注いでい たと聞くがこの間に老となった水のた国と は父のただ明けら同様しっくり言ってい なかったと聞く 石川殿はいかが思われますかただの病子だ と 咳き込むように訪ねると石川は素早く辺り を見回した ほ場から目黒へ抜ける道は換算として目の 届く範囲に神馬の姿はない 実は去るところから小耳に挟んだのだが 五老は裕福な沼ずに目をつけ挙げちを迫っ ておったとか論沼ずはしっておったそうな 挙げちとは両地の一部をバ府に剣能する ことである 沼津班が江戸城不審の費用として一門国を 上能したのは確か5年ほど前でしたね うんその翌年には家事で焼けた西丸修復の ためだと言うてさらに1万上能させられた 全半守と五老獣は不中だったとやらその 付けを払わされたのでは沼ずもたまった ものではありません 旧太郎は以前1度だけ大た狩りで見かけた ことのあるた国の顔を思い浮かべた 顎の尖った小ぶりの顔すっきりした花と 薄い唇何よりも忘れられないのは釣り気味 の目から発する鋭い頑光である あれは獲物を八にする高の目だった その頑光が自分に注がれていると知った時 の放りつくような感覚が蘇える 沼津半種の吸止には五老重が関わっている ということも考えられますね 原には底知れない恐怖があったが旧太郎は 言わずにはいられなかった石川は眉を潜め たのことはモスな人に聞かれたらで はすまぬぞ ど聞き流すわけには参りません沼ずには父 がおります キ太郎は唇を噛みしめた その瞳に滲む苦悩の色を見て石川は打たれ たように顔を背けた 今度のことでは何か動きがあるはずだ 万の之助殿の消束も知れよう だと良いのですが 気めに聞こえるかもしれぬが接者はのうじ 戻られると信じておる 肩を並べて歩きながら旧太郎は1人視アに くれた 父は幕府の意を受けて沼津ハへ潜入した 音信普通となって1年半様子を探りに 出かけた現代の話では無事は確認できた ものの容易には近づけないところにいると いう その意味について現代へは言葉を濁したが おそらく身分を偽って反の中数に入り込ん でいるのだろう 何のために 旧太郎の胸にはどスい疑惑が分け上がって いた や種暗殺に絡んで何か そうだとしたらことが達成された今父の身 に避難が迫っているのではないか父は反種 の死をあらかじめ知っていたような気が する 昨週矢島に父の筆跡と思われるが投げ込ま れた そこには最の著名な歌の下が書かれていっ たしかもわざわざ沢を沼と変えて シ立つ沼の秋の夕ぐれ 死とはもしや種た吉の吸止を暗示していた のではあるまいか 何より気にかかるのは父が今この時どんな 思いでいるかということだった科目で温厚 な父である争い事を嫌い人優しい心を持つ 父がもし今事件に関わっていたとしたら できることならすぐにでも沼ずへ飛んで いきたかった父を見つけ出し機難も雲も共 に分かち合いたかった だが自分の役目は父に変わっておりをつが なく務めることにある 現代ユトの父をお守りくだされ 旧之助父上を頼んだぞ 少層をこらえ西空に目をやる 有倍にカとは絵に書いたような眺めよああ 後輩を励ますつもりか太郎の視線を 追いかけ石川さら 明るい声で呟いた 3 矢島の縁側に吉辺が腰をかけていった足を ブラブラさせ落ち着きなく辺りを見回して いる 玄関から入るようにと玉は何度も進めたの だがいえもったいねえことで吉辺は庭で いいと言って聞かなかった もったいないなどと言われるほどの家では ありません わざわざタコをお持ちくださったのです 遠慮はいりませんよ 教縮する基部を縁に座らせたは茶と歌詞を 進めた そのうちに子供たちも帰ってまいり ましょう 男事2人はタと一緒に道場へ女の子たちは 君江に連れられてお張の稽古に幸えし太郎 親子は塔に我が家へ帰っている 野原でタコ揚げをした日から5日が経って いた もっと早くと思ったんですが足はその時期 は色々と忙しいもんですから 目の前の溶岩に手を伸ばそうかやめようか 迷うそぶりを見せながら吉兵は首をすめた あの後は雨もありましたし子供たちも 何やかやと忙しくしておりました急がずと も良かったのですよ たゆはどうぞと今一度感を進めた吉兵は頭 を下げそろりと手を伸ばす 手掴みで口に放り込むやペロリと耐えらげ て満足な吐息をもらした 足しは甘いもんに目がねえんでさですが そう々食える身分でありません でしたらもう1つどうぞ 言いながら玉よはやっこだこに目を向けた の絵の破れた腹のところに裏から紙を張り 表からはこの着物全体にやがすり模様の 布キれを貼り付けて器用に穴を隠している 前よりずっと見栄えがしますね子供たちが 喜びましょう せめて布のお題を取ってくださいと頼んだ が七wnは受け取らなかった 物の切れなら担当ありますんで子供の着物のは切れですねえいえお子さんが終わりなのですか いえ七辺は一瞬ためらったものの坊主が 1 人いることには神隠しに会いましたと一気に言った [音楽] 意外な答えに玉は目を見張った 沖の毒においくつの時ですか 8つの時でさそれが4年前のちょうど今頃 なんで 探しても見つからなかったのですね えいそれで神隠しということにけど足は そうじゃねえと分かっております 吉兵は金ツマナ子で国空を見据え小花を 膨らませた その視線には玉をせる底しれない光があっ た あいつは連れ戻されたんでさ ドキを込めていったところでき兵は しょぼンと肩を落とした 不可快な光は消え悲しげなしに戻っている 思わず引き込まれ 心当たりが終わりなのですかと玉は訪ねっ た ええ糸の切れたタコを見けたんです タっこ 話がいきなり飛んだので玉は目を丸くした 吉兵はそろそろと手を伸ばして湯みを 取り上げ軽く頭を下げてお茶をすすった はきは足しの本当の子じゃねえんで捨て だったんでさいなくなってしばらくして からタコが飛んできた子供の字で基地と 書いてありました それが吉兵さんのお子のものだとは いやそうにちげえねあいつはその辺のガキとは違ってたおけの子だったんだ見つけ出され連れ戻されて仕方なく元の暮らしに戻った帰りたくても帰れねえんだそれでおっちゃん見けてくれたばかりにタを飛ばした たは言葉を失っていった 勇主ある部の若は下々の子供に混じって タコ揚げはしない屋敷内で遊び遊びをあれ ば糸を切って飛ばしてしまうそうしたタコ が遠く下や数さまで飛んでいくこともある という話は玉よも聞いたことがあった だがたえ吉兵の言うようにある吉が成に 連れ戻され育ての親をしんでタコを飛ばし たとしてそれが偶然吉兵の手元に届くとは 思えない 吉兵の話は糸の切れたとこのように あやふやだった それでも相房に宿る悲しみの色は本物で ある一概に嘘だと決めつけるわけにはいか ない 話の継ぎほが見つからないままに玉は吉辺 を見守った 吉兵はお茶を飲み干しうやうやしく湯みを 掲げて頭を下げた 身を縮めて湯みを教える あいつがいなくなってからこっち足はこの 時期になると手正のタコを飛ばすことにし てるんでさあいつのタコが届いたんだ うまくすりゃ足のタコもあいつんとこに 届くかもしれねえだからあいつの見慣れた 着物の橋布を貼り付け足の住まいと名を 描いておくんで 熱のこもった話しぶりに釣られてたヨは 尋ねった き兵さんは次郎棚にお住まいなのですね 広べはどの辺りにあるのですか 深川の甘町ってとこで深川といえば江戸城の東南大川の向こう岸であるここ増ヶ谷からは随分離れているそんなに遠くからわざわざ他をあげにおいでなさるのですか?部は頷い だからこの時期は忙しいんでさ武屋敷が 近くにあるところ片っ端しから回って あっちこちでタコを飛ばしてい るってなわけで ではあの大田も いいあの後眼かけをして糸を切りした息を よく飛んでったからどっかのお屋敷に無事 へ減入り込んだにちげえねえ 今頃はあいつの手に渡ってるかもしれねえ 吉辺はその日子供たちの帰りを待たずに帰って行った次々に大高を作り出をしてタコを飛ばさなければならないからこんなところでぐズぐズ油を売っている暇はないのだろうまヨは残りの溶感を全部兵にたせてやった 新客を送り出し気を飲まれたように茶の前 座り込む 吉兵の話には多分に辻つまないところが あったがたまよは笑えなかった 我が子が行方知れずになれば誰でも同点 する旗から見ればおかしく見えることも するかもしれない 私だってできることなら 夫の名を対処したタコを飛ばしてみたかっ た 片隅にはご無事でお帰りくださいたまよと 踏みを添えありったけの願いを込めて 大風に乗って糸の切れたタコは飛んでいく き兵心づしのやっを取り上げ たよは頭情に高く掲げてみった 4 万之助はうなされていた反種の子居以来 眠りが浅い 目を閉じれば高が呆然と向きを変え獲物の 首に暗いつく光景が目に浮かぶ 酷なマ志し容赦のない一撃鋭い爪跡 驚愕の叫びが響け渡ったと思った時には鳥 は反撃を浴び真ったに切り裂かれている 散り落ちた羽の海に増風を流して横たわる 高の 人々の老媒は強乱した高市ではなかった 攻撃をかわし損ねた一筋の爪跡わずかに血 が滲んだだけの引っかき傷が阪種を 見つけ余りもとこにつかせ挙げく正月19 日その命を奪ったのである 高の爪に塗られた猛毒薄のせいだった 計画の全てを知らされていたわけではない が半年ほど前から万之助も事件が起こる ことを予想していたことの誇りは老野国が 半種吉に三川国内の両地を幕府に健上する よう内に打進したことだ た吉はこれを跳ねつけたそればかりか義 隠密光を両内に潜伏させている事実を上げ 真難した 昨年来万之助のつなぎ役を始め不審な人物 が捉えられた中には光戦して切り殺された ものもいたた吉はそのことを馴じったので ある両者の間には他にも決定的な起列が あったのかもしれないがそこまでは分から ない 高城の1人が腹をすかせた高が謝ず獲物の 喉元に襲いかかるようかに訓練していると 知ったのは江戸を出達する直前だった は人に懐つかないだが子たちの下のどの 位置に攻撃を仕掛ければ豚の川で作った 張りであれ本物の人の皮膚であれいたその 下に鉱物の獲物の肉が待っているという 教えはしい頭に叩き込まれた 万之助をお感し役沼ず詰めとして送り込ん だのもこの高条である 半種の時代に将軍家から高と共に沼津班へ された高城は現種の信頼も暑かった 永とこの地での暮らしを気づき上げ温厚な 人柄と乳和な風貌で人望を勝ち取ってきた 男の目的がたった一瞬のおましい殺戮で あったとは 人の心のなんという不気味は 各いう自分も2年にわる年月何の顔で周囲 の人々を欺てきたのだった 晩之助は声にならない埋めきをあげろに 願りを打った 冷え込みの厳しい夜だというのに背中が汗 で湿めっているそのくせ体は小刻みに震え ていた 高条は宣義を受ける前に自して果てたと 聞くが万之助はこれでお役面になったわけ ではなかった2年を費やし酒羅は隠れみの 耳聞きし実速した地形その他の記録を江戸 へ持ち帰るというそもそものタイ任があっ た だが今回の事件で自分にも疑いの目が向け られているどうやってここから逃れれば 良いのか 闇を見据えていると吐き家が模様してきた スズメを食らう高の姿が散らつく 増ヶ谷のお高部や御用屋敷に出資していた 頃は当たり前のように眺めていた光景が今 では耐えがい 寝床から生い出した 粗末な長屋なので天戸は立付けが悪いと その隙間から漏れる月光で廊下はほかに 明るかった 秋家をこらえて廊下の突き当たりにある 川屋へ向か を足して出てくると暗がりに白い人影が 浮かんでいった たまよ 思わず呟いたのはこの2年檻に触れ妻の おかげに語りかけてきたからである 当然ながら人影は玉よではなかったこの1 年ほどニタと掃除を頼んでいる年若い娘だ 鈴か 帰れというにまだおったのか 津は通り横町の谷屋の娘で年は16この家 に越してきた当初から下木として住み込ん でいる牢屋がおり鈴は痒いだった この数日は万之助の体調を暗じて 泊まり込んでいる そんなことより旦那様足元がふらついて おられますよすは駆け寄って万之助の腕に 手を添えた少女っぽさの抜きの目で心配 そうにある字の顔を眺める すまなそのところどうも寝つきが悪てのは 風でも引いたのやもしれない しばらくお城へ詰めておられたのでお疲れ が出たのでございましょう 阪種は病子と公表された高条の自も闇に 葬られた それでも取り調べやら後始末やら江戸でも 沼ずでも赤場に関わる者たちは生きつく暇 もなかった 若く見えても鈴は賢い万之助の体の不調が 阪種の子居に関わっていることを見抜いて いるようである 油断は禁だ 怖ばった足取りで万之助はへった すずは濡れてぬぐいを持ってきて晩之助の 汗をぐった おやすみなさいませ 包ましく挨拶をして部屋を出る な後ろ姿は同じ年頃の娘の重影を 呼び起こした 茶の間の日で縫い物をする君へ温かな 我が家 喉どかなったはった岸人の社代の青を 落とした森 懐かしい景色が次々にまぶを泳ぎる 晩之助は込み上げてきた塊を飲み込み欠然 と原影を追い払った 5 様子がおかしいとはどのような 現代は先を促した いの鈴の話ではよごとうなされておるそう です急之助は眉を潜めた 咲夜も青ざめた顔で青に廊下出てこられた とか寝汗をぐっしょり書いておられたと 言いますから やはり反種休止の一見五講義が裏で糸を 引いておったのやもしれぬな 藤見町は沼下の西外れにある間庭流を看板 に掲げる羽道場は藤町の大通から南へ入っ た寺の裏手にあった 道場主の花関西門は竜之助が通っていた 栗橋道場のある字栗橋地史郎の皇帝である 江戸から招いたし役との触れ込みでゆ之助 は道場の離れに部屋を借りていた沼座へ やってきたのは父之助の行方を探るためだ 家を離れることは次難房であるが故えの 消層を沈め新たな目的を見定めるためにも 避けては通れぬ道だった 現代言うと違ってこの1年余り之助 は1度も規制していない兄祖父妹と母の顔 を思うたびに飛んで帰りたい衝動に駆られ たがその都度を励まし気力を振い立たせて きた 父上の身にわいば母上に合わせる顔がない 2時中気を張り詰めているので心の休まる 暇がなかった となると父上の役目も終わったということ でしょうか 旧之助は期待を込めて現代の顔を見た 6畳の座敷に小れ火が差し込んでいる 日差しを浴びて現代の顔は乳和に光り輝い ていたがよくよく見ると頑光が鋭く眉間に はシが刻まれ親しめやすい日頃の現代言う とは別人である いや江戸へご無事で戻らねば終わったとは 言えぬ小主は今バの之助殿のご様子が おかしいと言うたが今回のことで安之助殿 の身にも避難が迫っておるやもしれぬ 実はと現代は声を落とした 江戸では反種の卑怯と愛前後して高城が脳 なったらしい 赤城が 老齢ゆえ騒ぎにもならないんだがどうもう 拙者が初めて晩のス殿をお見かけしたのは この高城の国元の屋敷から出てこられるお 姿だった万が一脳なった高城が阪種の死に 関わっておったとするとあのス殿にも疑い がかかるやもしれぬぞ すに張り がついておるということも 急之助はごくりと唾を飲み込んだ 逃げるに逃げられぬというわけですか と言うてグズぐズしておってはますます 危ない 2人は目を合わせた父はいつまで沼ずに 滞在するつもりでいるのかもしや役目を 終え脱出する機会を狙っているのでは あるまいか入り込む以上に逃げ延びるのは 難しい このまま満と眺めては売れません思い詰め た顔で言うと現代言も頷いった無論だその ために我らは沼ずにおるのだ すれば我らが父上をここから 江戸へ戻るとなればスケットがいる つなぎ役の男はむとなっている 沼ずが抗義隠密を黙って見逃すはずが なかった 脱出となれば 一戦交えることになるやもしれぬ 望むところです は拳を握りしめた こ漏れ火がさっとかって2人の顔は薄やみ に包まれた 再び光が刺した時表の道場から牧刀を 打ち合う音が聞こえてきた 6 は鳥をくぐった 鳥は岸人の社代の形にある赤い鳥がつなる その奥に祠がありし戸5度とへ巡って祠に 手を合わせるのは夫が消束を立ってから よほどのフーでもない限り続けている玉の 日家だった 参拝を終え息を整えながら大一町の木の下 まで戻る春とは名ばかりで大一町も周囲に 広がる森も大半が歯を落とし寒そうに身を 縮めていた 午前の早い時刻の成果一影はま腹だ車電に 両手を合わせている年を置いた男女が1組 他には親子連れが2組名物の雨屋は ようやく客を迎える準備に取りかかった ばかりでス木在工子工のミ水クりのばあ さんも所材投げにわらずの脇で両手に白い 息を吹きかけている 見慣れた光景を見るともなしに眺め元を 戻ろうとした時である おやあれは 森の一ろに目を止めたCの木の手を伸ばせ ば届きそうな高さの枝にタコが引っかかっ ていた近寄って見定めるまでもなかった 阪子10枚はある大だ子だ真ん中には見た ことのある金文字ではきちと対処され周り にベタベタと色わせた布れが貼り付けて ある あれは吉兵さん鉄の 行方知れずになった息子の元に届けと ばかり吉辺はタコを飛ばしただがタコは 期待を裏切って社代の森に墜落した 急ぐ理由もないのに玉は森へ急いだ足元に 散乱するCの身を踏みつけないよう注意 深く大木に近づきミキに両手をついて頭情 を見上げる 過去は無傷だった無傷なだけに至 このまま見捨てて帰るわけにはいかないと 玉よは思った 遠くで見たよりもタコの位置は高かったが つ先立ちになればちぎれた糸の先に届き そうである 子供のように伸び上がってやっとのことで 糸を捉え慎重に引き寄せる 古軍奮闘した挙げく大田は地面へ滑り落ち た 玉よは大きく息をついた 箱を拾い上げると肩からく節まですっぽり 隠れるほどの大きさだった 横幅は玉の3人分はある砂埃りを払い大木 に立てかけたところで困惑した つい無になって引き下ろしてしまった 引き下ろしたはいいがどうしたら良いか 分からない さすがに大ダを抱えて歩く勇気はなかった 第1どこへって言ったら良いものやる こんな時タウりになるのは四屋町の親分た しかいなかったおかぴは待ち方のスケット で部は支配違いだが立き地には何度か世話 になっている矢島の綿々はたきちとにして いた知らせをやれば心よく大を引き取って くれるはずである その上で吉兵に手渡すなり別の使い道を 考えるなり良い方法を考えてくれるに違い ない たよはシ務所へ行き顔見知りの社人に脱賃 を渡してた吉分を呼んできてくれるようを 頼み込んだ 大田のところへ引き返し我が子をかう母の ごと寄り添う がタコだったが玉よにはただのタコとは 思えなかった 7 その朝菅野早は五用の向きでおりく組屋敷 を訪れた 用事を早々に切り上げて矢島負けへ 立ち寄るや君へと一時雑談した後道場へ 出かけるというタと共に家を出たげ太郎と 現次郎を引き連れている 一光は幽霊坂へ差しかかった幽霊坂はいつ もながら新刊としていた 子供たちは元気いっぱいだが心に屈がある のかの足は遅れがちである おば様には話したのですか は斗は歩みを送らせずに話しかけた まだ話してはおりません かけていくげ太郎と現次郎の後ろ姿を 見守りながら数はため生き混じりに答えた ではおば様が何とおっしゃるか分からぬ わけですね おやめなさいと言われるのは分かってい ます 当たり前です短期間であれおば様に子供 たちの面倒を押し付けるのですから はを潜めた おば様が反対なさるとしたら面倒を 押し付けられるからではありませんよ そんなことはタも承知しているはずです おば様はタの身にもしものことがあったら と暗じて 申し訳ないと思っています 拙車が代わりに行ければ良いのだが は斗はおち目の着難でもっか見習いの身で ある幼馴染みの急之助と違って身軽に 動ける立場ではなかった して栗橋先生はなんと は斗様がお知らせくださったあの日にすぐ お願いに参りました 初めは反対されましたが私の決意が硬いの を知ってなんとかしてみようと約束して くださいました は斗の父は来名が途上する際の玄関版を 務めている反の内場には詳しいは斗は父 から沼津半種子居の知らせを聞きたずに 知らせた正月の現代の慌たしいトんぼ帰り が気にかかっていたは斗の知らせを聞いて 沼妻まで様子を見に行こうと心に決めた 私も剣士の橋くれ少しはお役に立つやも しれません タが行った時げ太郎と現次郎が振り向いた 坂を下り切って北ヶ谷の大通りへ曲がろう としている 数は頷いた幽霊坂は昼でも暗い見えたか どうかは分からないが数が引き止めないの でダはそのまま辻を曲がった は斗はタの横顔を盗みた 子供たちを見送る目に戸惑いの色が浮かん でいる 剣士の前に今はもう母親でしょ 思わずひめえた言葉が漏れたタはパはパッ とは斗の顔を生み返した頬を染め足元に 視線を落とす 母親の前に現代様の言い付けです 静かだがきっぱりとした小で言い返した 言い付けの機難を手をこねいて見ている わけにはいかない数はそう言いたいのだ 人を思う気持ちならにも人ではなかった 2人はそれ以上何も言わず足早に幽霊坂を 下った 8 たは目を柴たいた それではき兵さんのお子は神隠しにあった のでも成果へ連れ戻されたのでもないの ですか 呆然と大ダ子を見つめる えい木の毒に落とした下駄を取ろうとして 川へはまって死んだんでございます何でも 4年前になるとか吉ち はお苦しい問息を漏らした50の大柄な男 である顔もいかついが下がり目下がりまゆ が優しい でしたらなぜタコを飛ばしておの元へ 届けるなどと言うたのでしょう 生きてると思い込もうとしてるんでしょう いや思い込んでるんでさ誰が何と言ようが 死んだことを認めようとしねえんで 吉兵が話した通りは吉は捨て後だった吉兵 夫婦には子がなく子供が欲しくてたまら なかった吉兵は吉ちを天からの授かり物だ と喜んで実の親でもこうはできないと思う ほど可愛があった 貧しいので新しい着物をこえてやることは できなかったが古着をほいてはたくさん 着物を作ってやったし単語のせには火材 道具を土地に入れてまで無者人形を買って やった 毎年2人して手作りのタコをあげるのを 吉兵もはきちも楽しみにしていたと言う 全く神も仏もねえのかはきに死なれてき兵 はすっかりおかしくなっちまったと申し ますいえ普段はまともなんでさですが正月 開けになるとじっとしていられなくなるん でございます大ダを作っちあちこち遠をし てタコをあげる赤が腹を立てようが泣いて 止めようが俺ばかりはどうにもならねえ ようで 毎年決まった時期にどこからともなく現れ 身のたほどもある大ダをあげる男はこの 近辺でもちょっとした評判になっていた そこでちは身元を調べた やはり 深川の甘町やらにえい頭上は間違いありません兵さんは吉さんが自分のところにタコを飛ばしたと話しておりましたがたまたまきちと書いたタコを拾ったんでしょうお家様のおはタコを飛ばします飛んできたコを拾うのは珍しいことじゃございません ゆいありげな他を拾った時悲しみに 押しつされそうになっていた吉兵は救いの 糸を掴んだ は吉はもしや成果に連れ戻されたのでは ないか妄想と知りつつその意図にすがる ことで我が子をなくした苦しみから 逃れようとしたのだろう たよは小ざのような吉兵の顔を思い浮かべ た 子供たちに囲まれ得意にタコ作りの方法を 伝授していた吉兵強金なそぶりで大ダを あげて見せた男の姿が蘇える 来年もまたタコをあげに参るのでしょうか たゆはつぶやった 来るんじゃねえでしょうかねそれともある は死んじまったと諦めてりとやめちまうか 心の傷が言えた時にそれとも心の傷と 折り合いをつけて生きていく覚悟ができた 時に たはタコに視線を戻した のタコですが えい足が預かって次郎ベ棚に届けます木の枝に引っかかってたといや少しは目が覚めるかもしれませんあの世まで飛ばすのはどうしたって無理ですよと吉ちは苦笑したその時に玉よ案を思いついた いいえき兵さんにお返しするのはやめ ましょう晴れバレとした顔で言うえたつき は首をかしげたたは両方にエボを浮かべ空 を見上げた もう一度糸をつけて空へあげましょう 今ここであげるんでございますか そう 親分と私と2人で 何か言おうとしたものの立吉ちは言葉を 失いカンと口を開けて玉の顔を見返した おブけのおぎが神社の形態でおかぴきと 高揚げをするなど聞いたこともない若げて いると言われようがみともないと言わ れようが玉よは考えを変えるつもりは なかった 愛するものと引き裂かれた問は耐えがたいだが嘆き悲しんでも帰っては来ないのだだったら笑いながらタコをあげた方がいいさあシャ務所へ行ってタコ糸がないか聞いてきてください そうそれじゃ本気でタコをあげるおつもりで 無論です 天高く上げたら糸を切って飛ばしてしまい ましょう そうすれば天井のどこかにいるは手元に 届くかもしれない運が良ければ沼まずで 飛んでいって夫の元へたどり着くことだっ てないとは言えないとな考えにたゆは コロコロ笑う 石立てられ困惑しきって首をフりフりしへ 向かう立きの後ろ姿を目で追いながら 笑い声とは裏腹に たまよは人差し指でそっと目頭を抑えた [音楽] こんにちはゆかりさん地の朗読チャンネル です 最後まで朗読をお聞きくださりありがとう ございました 大田あれいかがでしたでしょうか大ダを あげる吉兵の話が大筋にありましたが行方 知れずになっていたの夫之助 の様子がいよいよ見えてきましたね不穏な 空気が漂っているようです 無事に江戸へ戻ることができるのでしょう か 次回はひなの美償というお話玉よの母方の 祖母が初絶ックに集らえてくれたひな人形 を1年ぶりに取り出す場面から始まります 現代とは少し違ったイ人形に対する思いや 祖母を懐かしむ思いが味わい深く描かれて いますどうぞお楽しみに このチャンネルでは動画の下にある概要欄 に耳で聞いているだけでは分かりにくい 言葉の説明や解説なども添えてありますの で是非1度ご覧くださいませ チャンネル登録コメントや高評価スーパー サンクスでご支援いただけますと大変励み になります 次からも頑張ることができます著作物使用 料を納めて聞いていただく新たな作品の 支援にもつがります是非通知をオンにして 引き続きご愛子のほどよろしくお願い いたします 全国的に梅雨の季節になってまいりました どうぞお体置いといくださいませそれでは またお耳に書かれますように ありがとうございました

お鳥見女房シリーズの2作目『蛍の行方 お鳥見女房』より、第五話をお届けします。正月明け、源太夫の子どもたちが鬼子母神を取り囲む野原で凧揚げを楽しんでいた。その凧へ大凧が絡まり、突き刺さって破れてしまった。大凧を揚げていた男は、はるばる深川から凧を揚げに来ていた男だった。

御鳥見役は江戸幕府歴代将軍が鷹狩を愛好した事から、若年寄の支配に属し、鷹場を巡邏して、鷹に捕獲させる鳥の群生状態を確かめる役目を果たした。また、大名屋敷・旗本屋敷・寺社・幕府領など、どこでも立ち入ることが許されていたため御庭番と同様に、動静を監視する役割があったと言われている。そんな御鳥見役という仕事を代々受け継ぐ矢島家で、内助の功を発揮する珠世と家族達の物語。

*作家 諸田玲子さまの承諾を頂き、ご厚意により公開いたします。
 『蛍の行方 お鳥見女房』(2003年1月)新潮社 所収
🌹諸田玲子さまのオフィシャルサイト http://www.r-morota.net/

◎主な登場人物
 矢島伴之助  御鳥見役。珠代の夫で矢島家の婿養子。性格はきわめて温厚で律儀
  珠世    伴之助の妻で久右衛門の娘、4人の子供の母。矢島家の中心的人物
  久右衛門  代々御鳥見役を継ぎ、現在は隠居
  久太郎   長男。御鳥見役を継ぐべく見習い役として出仕
  久之助   次男。父の行方を追って、沼津城下の道場へ指南役として出かけている
  君江    次女。行儀見習い中
  幸江    長女。旗本で小十人組に嫁いでいる
 石塚源太夫  五人の子供と共に矢島家の居候だが、今は久之助と共に沼津に滞在
 沢井多津   石塚源太夫の許婚となり、五人の子供の世話をしつつ、道場で指南役を務める
 菅沼隼人   久右衛門の幼馴染みで同じ道場の門下生
 吉兵衛    正月明けになると、あちこちで大凧を揚げる男
 鈴      沼津で伴之助の家の煮炊きと掃除をする研ぎ屋の娘

▼耳で聴くだけではわかりづらい文中の表記、意味などについて
小十人組(こじゅうにんぐみ)江戸幕府の常備軍事組織の一。若年寄に属し、戦時には将軍馬廻りの警固に当たり、平時には小十人番所に勤番し、将軍出行の際に先駆として供奉した。
到来物(とうらいもの)よそから贈物としてもらった物。いただき物
御家人(ごけにん)徳川氏直属の家臣団のこと
旗本(はたもと)江戸幕府将軍直属の家臣で、知行高1万石以上の者は「大名」(だいみょう)、1万石未満の者は「直参」(じきさん)と呼ばれた。この直参のなかで、御目見以上の家格を持つ者が旗本
指南(しなん)教え導くこと。教授
金壺眼(かなつぼまなこ)落ちくぼんで丸い目
驚愕(きょうがく) 非常に驚くこと。大きな驚き
懐柔策(かいじゅうさく)うまく扱って人を自分の思うとおりに従わせる手段。手なずける方法
虚空(こくう)何もない空間。空中。大空
怒気(どき)怒りの気持ち、その表情
双眸(そうぼう)両眼
接ぎ穂(つぎほ)いったんとぎれた話を続けようとする時のきっかけ
珍客(ちんきゃく)珍しい客。また、思いがけない客
辻褄(つじつま)物事の道理。筋道
大書(たいしょ)字などをことさらに目につくように大きく書くこと
傲然(ごうぜん)尊大でたかぶった様子
臓腑(ぞうふ)内臓のこと。はらわた
骸(むくろ)死体、亡きがら
附子(ぶす)トリカブトの根を加工したもの
公儀隠密(こうぎおんみつ)江戸幕府や各藩に所属し、秘密裏に情報収集や偵察活動を行う者
亀裂(きれつ)亀の甲の模様のように、ひびが入ること
過たず(あやまたず)ねらったとおり正確に。ねらいたがわず
賢しい(さかしい)頭の働きが鋭く、知能に優れている
下賜(かし)高貴の人が、身分の低い人に物を与えること
詮議(せんぎ)罪人を取り調べたり、行方を捜索したりすること
自裁(じさい)自分で自分の命を絶つこと。自殺
出仕(しゅっし)勤めに出ること。また、主君の前に伺候すること
老爺(ろうや)年老いた男性
高弟(こうてい)弟子の中でも特にすぐれた者
経巡る(へめぐる)あちこちを巡り歩く、巡回する
孤軍奮闘(こぐんふんとう)援助なしに1人で努力すること
懇意(こんい)打ち解けて仲よくしていること
社人(しゃにん)神社に仕えて末端の社務に従事する神職
駄賃(だちん)使いなどの労力に対して与える礼
森閑(しんかん)物音もせず静まり返っているさま
屈託(くったく)ある一つのことばかりが気にかかって他のことが手につかないこと。くよくよすること
辻(つじ)道路が十文字に交差している所、交差点
許婚(いいなずけ)結婚の約束をした相手
声音(こわね)声の調子、または声からうける感じ
苦悶(くもん)苦しみもだえること

♫ お好きな場面からお聴きいただけるように ♫
(青字の数字をクリックしていただくと、そこから始まります)
 
   一    00:25    
   二   11:43
   三   19:28
   四    28:58
   五     36:50
   六   42:02
   七    46:41
   八   51:08

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◆動画製作に当たって、以下のサイト様の素材をお借りしました。
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Sound:DOVA-SYNDROME By Asuki Sun様
Photo、イラスト:フリー素材サイト様から
 作品中に使用している写真等は挿絵のようなイメージ画像ですので、ご承知おき下さいませ。

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7 Comments

  1. Up見つけました 嬉しい💖 週末にゆっくり聞かせてもらいますね😊
    とりあえずUpのお礼です m(_ _)m

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