井上尚弥vs比国の天才 まるでブレイキングダウン?!異様なラッシュを全てかわす井上尚弥

こんにちは。ボクシングアカデミーのせ です。今回は井上選手のスパーリングを見 ていきます。今回のスパーリング パートナーはカタラハというフィリピンの 選手です。18戦17勝のスーパー フライ級の選手ではありますが、この スパーリングは井上選手がWBSS準決勝 でロドリゲスに挑戦する時に行われた スパーリングです。つまり井上選手が バンタム級、相手がスーパーフライ級の 選手ということになります。井上選手が下 の階級の選手をパートナーにするのは 珍しいことだと思います。ただこの選手 普通の選手ではありません。あの元世界 フェザー級1位のセルバニアもダウンさせ たというフィリピン切っての天才ボクサー です。井上選手がこのスパーリングで花を 出したとフィリピンで大きな噂になった ようです。鼻を出しただけでも大金ポでは あると思いますが、それだけで噂になる 井上選手がすごいと思います。この スパーリングは1ラウンド分の映像になり ますが、カタラハが収支ラッシュをかけて いるシーンが目立ちます。合計で1分 くらいラッシュをかけていますから、ほぼ ブレーキングダウンですね。 今回はそんなカタハと井上選手の壮絶な スパーリングを見ていきたいと思いますの で是非最後までご覧ください。 [音楽] まずダブルジャブからのストレートを打ち に行きます。ここに井上選手はジャブの カウンターを合わせます。そして ストレートを相手が打ってくる時には右を スリッピングで買わせる体制ができてい ます。最初からバグってますね。そして 相手がいいタイミングで打ったパンチが 交わされてしまったのでどうするか少し 考えようとしています。その瞬間に井上 選手がダブルジャブからのストレートを 打ち込みます。まさにこう打つんだと言わ んばかりに相手の打ってきた コンビネーションをそのままやり返してい ます。しっかり相手のことを見ながら打っ ているので相手がパンチを避けようと ダッキングをしても問題なく当てることが できます。しっかり当てるところを見て いるからこそ精度が高いパンチが打てます 。そしてここからカタラハのラッシュが 始まります。 まずジャブからボディストレートを打ち ます。ここで一気に前に出て井上選手を コーナーに追い詰めます。ここからまた ジャブからボディストレートを打ちます。 それに対して2回目の攻撃は通用しないと 言わんばかりに左フックを合わせます。 そしてまた相手がジャブからボディ ストレートを打ちますが、やはり左フック を合わせます。でもこれすごいのはまず上 をケアしています。そこからカタの動きを 見て上に攻撃が来ないことを確認した上で カウンターを返しています。しかも打つ時 に左手を1回下ろしてボディをガードし ながらカウンターを打つところまでやって います。反対の手は左ボディを予測して ボディをガードしながら左フックを打って います。まさに神業技だと思います。 しかもここから相手が7発パンチを打って くるんですが、1発も当たっていません。 その前のパンチも実は1発も笑っていない 。まずなんで当たらないのかという話です が、それは井上選手がディフェンスが うまいからです。どういうことかと言うと 、ディフェンスがうまい選手というのは頭 を立体的に振っていきます。前後だけとか 左右だけとか頭を振るとそれでも避けられ ますがいつか避乱します。これは頭が平面 で動いているからです。しかも自分が 向かう方向と反対方向に切り返すので動き も遅くなりやすい。でもディフェンスが うまい井上選手はこの場合後ろ右下ろ 右前左に戻って後ろという感じで前後左右 上下に立体的に頭を振っています。しかも 反対方向に力を加えるような動き方は基本 的にしていません。だからいつまで立って も避弾をしません。これが分かっていたと しても、こんなに買わせるとは思わない ですが、そこはやっぱり練習なんだと思い ます。そしてここでさすがに一瞬捕まる わけですが、頭をしっかり低い位置に 落としてパンチをかわします。1度捕まっ てしまうとパンチを受ける時に相手の パンチが見えなくなってしまいますが、 こうやって1回リセットするために しっかりパンチを外してあげます。そう するとまた相手のパンチが見えるように なってかわす余裕が出てくるのでパンチを かわせるようになります。1発もらっても 2発目、3発目はもらわない。 ディフェンスがうまいというのはこういう ところに出てくると思います。 そしてまたカタラハが詰めていってボディ フックを打ちますが当たり前みたいに ガードしながらカウンターを合わせてい ます。このカタラ派がセルバニア相手に ダウンを取ったというのが本当かどうか 分からなくなるぐらい井上選手がレベルの 差を見せつけていると思います。そして この右を受ける時の受け方です。左ガード を高く上げて相手の攻撃を受けに行くよう な形でパンチを受けます。肩より高い位置 で受けるのでこのガードは動きません。 硬いガードになります。こうやって受ける ことでそのまま体を左にひねって右を打つ ことができます。素晴らしいカウンター です。 [音楽] 次は詰めてくる相手に対して体で1回相手 のことを押して右アッパーを誘いで見せて 左ボディを打ちます。これは少し効いたと 思います。そこからまた相手がボディ フックを打つ時に上を一瞬ケアします。 そこからボディを守る。最近の試合では下 を守りに行って上に避弾するというシーン が多いですが、このスパリングの時のよう にしっかり上を守った後に下をケアする ようにすれば下から回すフックにも対応 できるんじゃないかなと思います。しかも この肘で守りながら体をひねって相手の パンチを受けに行きます。ここから先も 当たり前みたいにカウンターをラッシュ中 の相手に何度も打ち込みます。このシーン 井上選手の姿が見えないわけですが、なん か見えてきそうですよね。全部かわして カウンターを合わせているんだろうなって いう。 左肘で相手を押して右ボディを効かせて左 ボディを打ちます。このように肘をぐっと 前に出して押すと肩の力が使いやすくて スペースを確保しやすいです。相手の方が 明らかに手を多く出しているのに全く 当たらず井上選手のパンチだけが当たると いう状況になっています。井上選手は試合 もちろん強いですが盛り上げようとか倒さ ないととか余計なしがらみが多くて本来の 強さを発揮できていない気がします。 そのしがらみがなく自由に戦えている スパーリングの時の井上選手が1番強い 井上選手なんじゃないかと僕は思います。 感覚的にはタッチゲームをしているような 感覚なんだと思います。相手に触らせない ようにして自分だけパンチを当てる。 ゲーム感覚だから利味なく全てのパンチに 対応しやすい。ただそれで人を倒せ るっていうのが他の人と違うところなん じゃないかと僕は思います。 [音楽] そしてこのワツは相手が下がって距離が 開いたので前に来ようとした瞬間に打たれ ています。 しかもジャンプのリズムを変えて一瞬 後ろ足を前に出してそこからワンツを打ち ます。こうすることで大きく前に行くこと ができます。今回の場合逆に距離が詰まり すぎてしまっていますが、そこもうまく アッパーにつげて対応します。最初は 明らかにボディにつげようとしていますが 、狙えないと判断してアッパーにつげてい ます。判断のスピードもめちゃくちゃ早い と思います。この判断のスピードの速さが 井上選手の大きな武器だと思います。 そしてステップを踏んでここでノー モーションです。このタイミングはえげて ないタイミングです。相手はよく反応した なと思うレベルのパンチです。普通はこの ステップが終わった時に1泊置きます。 こうなると少しの間見合う展開になるわけ なんですけど、それをさせないでいきなり ノーモーションが来たら反応できないです ね。その後のコンビネーションなんて絶対 に避けられないです。 [音楽] そして次も井上選手がガードして前に 覗き込んで相手が構えます。そこからまた 元に戻ってガードを緩める。そこから井上 選手がガードを上げて相手がガードを 上げる前にジャブを打つ。最後に少し リズムを変えています。前後ろ前という 感じでパンチを打つから反応できません。 して次のダブルジャブからストレートを 打つ時も相手の重心が前に乗って相手が 攻撃する気がない時に攻撃しています。 奇数はここで見合うんですが見合わないで パンチを打つから当たるわけです。選手の 試合やスパーを見ていると基本的に相手が 休もうとしている時とか考えてる時、前に 重心が乗った時などタイミングを意識して 攻撃しているのが分かります。逆に下がる タイミングでは基本攻撃しないです。避け られる確率が単純に高いからだと思います 。タイミングが大事だということを再認識 させられます。 そしてここもそうです。前に顔を出して 後ろ足を下げようとしたら打たれる。 そしてどうしようか考えていたらまた打た れる。こうやって詰めていくので相手から すると休む時間がなくなります。そうなる とどんどんスタミナを削られていきます。 井上選手は休む時に妨害されないので回復 できる。でも相手は休もうとした時に攻撃 をされるから休めない。ずっと臨戦体制 みたいになってスタミナがなくなり集中力 も切れやすくなります。やることが だんだんなくなって考える時間もない。だ から後半になればなるほど井上選手が圧倒 するみたいな構図になるわけです。 当たり前ですが普通の選手はこれはでき ません。 的には休んでるかどうかは分かっても なかなか手が出せません。こういう相手の 穴をいかに狙えるかを練習する必要が今の 日本人選手には必要だと思います。今回は 井上選手のスパーリングについてまとめて みました。数年前の動画ですが、井上選手 がポジションを理解し、化け物地味た強さ になってきたのはこのくらいのタイミング だと思います。が今さらに磨かれて上の ステップに行ってるわけですから、 スパーリングの時どんだけ強いんだろうな と思ってしまいます。9月には アフマザリエフとの試合があるので、 あまり清わずに力を抜いて戦って欲しいな と思います。それではこの動画が面白かっ たと思う方はチャンネル登録と高評価、 コメントをお待ちしております。それでは またお会いしましょう。

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4 Comments

  1. パヤノを一発で倒した後で、それに囚われてスランプになった時ですね

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