穢土寂光4(飯田蛇笏)

いらっしゃい安民文学館へようこそこの チャンネルでは青空文庫に入っている近代 文学の作品の中から短い小説や随質を朗読 し打速のおしぶりも少し加えて皆様の安民 をお手伝いしたいと存じます 今夜はこんな作品をご用意しましたどうぞ ごゆっくりお楽しみください 飯田打骨江戸弱より第5回 三腹 私は自分の成果を三路と呼んでいる別に 深い意味があるでもなく事実ありのままに 山の防という意味でそう呼ぶのである 実際かなりひどい山の中で少し家から離れ ていくとチクチクと伸び立った目に煙の ような猿がかかっている樹林などに出会う ことは珍しくない この地点はいわゆる海連山 甲府大乱に立ってグるりと眺め渡し売る 限界を移した山々山々峰の竜折りの中腹に 暗いしているので日常の立ちいに感じる ところはそれほどでもないが遠く3よりを 隔立てて眺め渡すとはかに高い位置に存在 する家遺であることをいつも深く思う この山の中複は1つの大渓谷を形づくって いるもので遠くから眺めるとこういう大 渓告はこの中複のみでなく他に行くとなく 連山のいだきから麓元の原野へかけて 走り下っていることがわかる そうして多くはその頂上が峠道になって おり細と続いた山道が頼り投げに旅人を 導いている 私の住まいする渓谷もまた狐川という 小さな谷川に沿って細くうねった峠道を 持っているそれが芦川峠と名付けられ キツ川の水源地であり海連山の一地点で ある桂ヶ山のいだきへ縄をかけたように 渡り上がってやがてこの山道はさらに足川 の渓谷へ落ちそれからまた川口を破した 大石峠へと繋がっていく 川峠のいだきはこの3画を判慮とする私に は相当に信者したところでことに前用する 秋において私の心身を引きつけることが 多い 別長は道として土肌を見せるばかり姫芝の ような細かいの芝と所々こん堀りと密した 火薬草里を持って覆われている中にう風雪 に悩まされておかしく大びた小松が絶えず 裾から吹き送られる山風に煽られてはその 緑用を緩やかにゆっている ここに人間集のあるただ2つのものがある 1つは峠道が少し落ちくぼんでいる一方の 小さな段外を利用してそこに過ろじて数人 をいるべき横穴をうがち石や木材を持って 土の崩壊するのを防いである 川三村の尊たちが日々炭を背おうてはこの 峠を超え米の累を追い返るわじの足を 引きずってここに再びたどり着いた時 にわかにさっと夕立ちが降り注いでくる こともある小雪混尻のしぐれがハラハラと 落ちてきたかと思うとやがて綿をちぎった ようなボタン雪が見るみる辺りを閉じ込め てしまうこともあるそのいずれの時も彼ら はこの休息場へ入ってしばらく息を継ぐ 晩収の激変しやすい天候が冷たい空き雨め を横殴れに注いでくる時彼らが12 燃やし去った焚き火の煙がやがてらりと 空雨めが晴れ去った後に私の防路の庭先 からもそれとぼしく白じらと成長な秋空へ 立ちの様がはるかに見渡されることがある 他の1つはコケムした小さな苦である頂上 の野のしげった中に一に満たない野ず市が 転がったように掘り込まれてあるが表のか にこされた文字を辿どってみると名月や あり合わせたる山と山ミチラとしてある ミチというのは辻外の門に入って俳句を 学んだ私の教度の古い配人である彼は月並 の区を制作するのを農時として一生を 終わった配人であるがこの自然の体型に心 を合せられてはさすがに症状の小材くる 月並を持て遊ぶことができなくておずら 正直な赤ラらの心をさらけ出さざるを得 なかったらしい 山桜は今もなお総ぐ椅の中に先立って大峰 の頂上から麓元の草原へかけて日当たりの いい小峰小峰にほのかに白じと先乱るのを 見受ける この峠の頂上からヶ山一体の樹輪草原を 見過ごしてその先にさらに一部の極めて 小さな山というよりはむしろ丘とも名付く べき臓器林の傾斜を認めることができるが この中腹がここに死として筆を取ってみ たいと思ったところである 条はこの呪術に目を落とす上に連想上予備 知識として多少の必要を感じるものがある ために少く余分の筆を費やしたわけであっ た この小さな山はいつからか誰が呼ぶとも なく前田の山と呼んでいるキツ川の流れは この山の麓元を延々と走り末は笛吹へ落ち てさらに藤川へしているわけになる 私は幼児祖父母のにあって秋の米長の下 などでよくこの狐川と小山について様々の 話を聞いたそんな時酔いすぐる 秋の世のキツ川の水星がこだまを返して 前田の山を吹き煽るよ嵐しに関球ひしから ず我らの下にまで聞こえてきたりした 祖父は私の9歳の春にわかに脳一血で死ん でしまった 祖母はまた祖父のない後の私にこんなこと を語って聞かせた 祖母が私の家へといできた頃は今から見る と不近に欅きけや杉などの体木がたくさん に枝を広げており長 の累がたくさんにいて裏土像蔵の間を抜け て狐側の警告越しに散服を眺めると瞬来の 青としげった間間に臓器をすかして無名が 多くの黒い子を引き連れて土を掘っては絵 を探し回っている様がよく見受けられた そして川岸に長く立てられた牧小屋の屋根 などへ生地が飛んできて泣いたものである ある時祖父が金望の宗門野獣十郎などと いうこの頃のいたずらを数人集めて手習い か何か教えていると裏の巻小屋の方で 桁たましい声をあげて生地が泣き出すのが 聞こえた 祖父は子供らのためにすぐに投げしにかけ てあった種ヶ島を取って牧小屋近くへ行っ てみた 肘はもはや泣きんで色彩の濃い羽を光らせ ながら人の近寄る気配を知ったものか抜き へ出て今にも飛び立とうとしている 祖父はすぐにひわの日を唇へ移したと子供 たちと一緒になって走ってきたカという 子用たしの飯使いが祖父の狙いを定めた 顔つきがおかしいと言ってクスクスっと 笑った祖父もつい釣り込まれて笑いながら ズドンと火を切ると生地は打ち抜かれたか と思われるばかり大きな羽たきをして やがて矢をいるごとく小山を越春ヶ谷山へ 続いた大谷山の方へかけて行ってしまった 祖父がなめるのを聞かずに子供たちは活動 に食ってかかってとうとう泣かせてしまっ たなどという話もあった この種ヶ頭はまた川がりについて1つの 物語を残した その頃先に深い大きな潜水が設けられて あった潜水の1には勝負が先乱れ中には たくさんの恋が買われてあった ある明け方のこと下費が玄関の塔を来ると 庭先に大きな白い恋が死んだともなく わずかに体を跳ね動かしていた驚いて祖母 に告げるとそれから家人の間に問題となっ た 白い恋は潜水の軍魚中ただ一でしかも最も 大きく半切りと少する多の格好をした直径 3弱もあろうと思われる平桶へ入れて少く お酒が曲がったという祖父の愛魚であった どうも人間が取り出したとも思われないと まず祖父が言った その頃に限って朝起きてみると潜水の水が 非常に濁っているというようなことも 思い出されたように下費などの口から出た 爪の跡らしい傷がついているこれはきっと 川うの仕業かもしれないというような推測 が結局1段落を告げてさてそれとなくその 後注意しているとだんだんこの推測が事実 に変わってきて全く川うの仕業に違い なかったと断定されうるに至った 川ウは慣れてきたためか次第に活動を 激しくして毎朝薄しを置いた前庭に水の跡 を引いては裏門の出先の使い水に当てた 小さな潜水にも見類した形跡を残すように なった 小さな潜水には食用にするわずかの恋が 入っていたがこうなってくるとわざと川嘘 を引き寄せるために多くの小さな恋が 投げ込まれ一方村の物づきな人々が 寄り集まってきては川がりの競技を殺らし た まず種ヶ島が取り出され裏土像のに下屋の 日バを囲んだ人々の間にモて遊ばれた 川の来るのを今や恐しと待ち構えられた 川うはいつも不業に近く人々の酒に 酔いらけてうトうとする頃こっそりやって きて獲物を取るとブルブルと身を震わして は帰って行ってしまっていた うつの間にそれらしい気配を感じたという ような人もないではなかったがその人さえ も全く世が開け離れて潜水へ集まってみる 時初めてはっきりと目が覚めてきた 人々の楽しみは川を打ち取ることに十分 認められないわけではなかったがまた一方 に振る舞の圧感を囲んでょ頃たいもなく 語れ合うことがかなりの楽しみでもあった 56屋を過ぎてある明方近く種ヶ島は 凄まじい音響を上げて成り響いた 川ウは影も形もなく種ヶ島の銃派は プツプツとくすぶっていた 勝え門というその頃若の男が酔いたらけて 種ヶ頭を握っていたがいつの間にかうとと ひりに落ちている間に日バの日は銃派を 焦がして種ヶ頭に発生を命じたものであっ た 来る日から仕掛けが祖父の移行に移って 小さな潜水は竹洗いで囲まれ一たっぺの 仕掛けにこじらえられてあった 川ウは立ちまち竹洗いのために取り込め られての隙間から差し入れられた槍の 噛みついたところを背中へ差し貫かれて しまった 肉はその同じ人々によって鍋に遠せられ 毛川は脱ぎ取られて長い再月の間長日の ほとりに敷かれてあった 家月の母が幼少の頃ハサミで人の顔などを 切り抜いたりして私の生まれる前後まで どこかに転がっていたということであった 祖母はまたこんなことも話して聞かせた 調整した母の姉が生まれて間もない頃この 小山を超えてきた13人の盗賊が持ち着き で裏道を打ち破って押し入った目を覚まし た時は祖父はいつの間にかを抜け出してい たので祖母はすぐに水いながら母の姉を 抱いて大胆にもその打ち破ったの大穴から 抜け出していった 土蔵の間を抜けて高い石垣沿いに走って いくと早くも外に見張っていた1人が 見つけて追ってくる途端に10数尺もある 石垣きを踏み外し真っか様に裾を巡って 流れる咳の中へ落ち込んだ薄闇の中に逆に なって白人をひらめかしている様が見つか せた おやつに駆け橋の大きな石を転げ落として やったらばと思って34歩後戻りしては見 たが子供の大事なためにさらに後から来 られてはと思うと突っさの考えから薄闇を ついて走っていってしまったそして屋敷前 の竹を巡らしたアフリ神社の丘に村人が 集まって焚き火の炎を上げて族を走らそう と拒性を張った時13人の盗賊が持ちうる 限りの品者を背負て手に松明を振りかし ながら小山の山腹をゆゆと4の登っていっ た 村人の胸からは例の種ヶ頭の空報を 打ち放すものもあった祖母は祖父と共に その中にあって戦争のような心持ちで 乱れの散伏の松明を眺めていたということ である 語り継ぐ祖母の目にはいつもその松明の 他げを負うような痛ましいお持ちが宿って 見えた 私の心にもまたとこの他げが宿って見える 毒はその後13人とも皆鼓爆されてごくに 遠せられたということであった 子供心に何か恐ろしい出来事の後として 写っていたにもかわらず私はこの散服を 懐かしい子ない遊び場所として喜んでいた 散服の樹間にはよくネムの花が咲いて見え た 私は成下の暑さも営わすキツ川の流れを ザブザブと勝ち渡り濡れ足のまままた雑り をつっかけては2さの遊び仲間と急な勾配 を4の登っていった濡れ足へ光びた落場が 下手と張り付き指と指の間へはザラザラし た赤土が挟み込まった小高く登っていって しば草へ腰を下ろしていると奈良やくぎの 臓器の青場をすかして遠い甲府代が一望の 元に開け青く晴れ渡った空と甲府を境して の切りの歯のように凹凸のある線が甲府 連邦のいだきを示していた ふとどこからともなくかってきたヒ和と 呼ぶ小鳥が連邦のいだきと接触して見える 樹頭へ止まって美しい黄色な反転のある翼 をかかに打ち叩いてピリピリと泣きさえ ずった同時に口ばに含んできた白い毛が 美風にひ返りながら落ちてきて元の瞬来の 歯へとまるのを見た 日の巣も探しんだ仲間と共にネムの小影に 暑さを避けてしば草の上へどっと顔向けに なると両手を頭の後ろで組んで眩しく後派 のみなっている大空を仰いだと目と根の 大空を隔立てて手を広げたようなネムの歯 が日中の暑さに心持ち萎えてうとう眠る ように垂れているその間に薄紅にほい煙の ような洗を覆わせた花がそこにもここにも ポツポツ咲き開いている様がさが濃い ルリ地の布へ模様を施したようにも見える 道具目もやや物く眠いような心持ちになり を開いて花を見つめていると花はどれも これも大空の後派の中にぐるぐると回って いる 仲間に話そうとするでもなく私は赤ずネム の花を見つめた とにわかに辺りが想像しくなって奥山から 帰りの草刈り孫がすぐそばの細い山道を 続け様に3つ4つゆさゆうゆさとカ草を ゆぶりながら通っていったりした 孫のあるものは声張り上げてゆるゆると王 を引いた単調な歌を歌いながら下っていっ た 歌の声が途切れるともう一度同じ声がかか に大谷山の方から跳ね返って聞こえてきた 山びである 馬の通っていた後からは必ず大きなアブが 細ひ同じようにネムの枝を倒ってアブを 追い回してとうとうしば草の上へ 打ち落とした私は誰かが打ち落としたアブ を見せてもらうよりも先に自分の手に持っ たネムの歯が少し揉まれてくると鼻々しく 不快の匂いを話すことを発見して驚いて 投げ捨ててしまった 仲間にそのことを話すと仲間たちは皆手を 嗅いでみたと一応に鼻の上へシを寄せ いかにも耐え得ないというような表情をし てしまの上へネムの花を叩きつけた 突然どこからともなく大きな熊バが飛んで きてものすごい覇音を響かせながら木の間 を彷徨うこともあったそしてくぎの道に とまって羽を沈めていた そのとまるところはいつも仲間たちが カブトムシを取るために石を持ってくぎの 道を打ち叩いた列勝のある肌に限っていた 熊バは木肌から滲み出た汁を十分に吸って は仲間たちを傷つけることなしに静かに また大空を目がけて飛んでいってしまうの を常とした 毎一枝などを持って彼にいたずらしよう ものなら彼が特有の毒に満ちた大きな針を 死に品するまで差し通すことを仲間たちは よく知っていたでこんな出来事をしように 誰が走り出すともなくしば草を滑りながら 家を急いで帰っていった 春木の葉が単緑色から濃い緑に変わろうと する頃同じ遊び仲間と私もこの散服に遊ん でいたすると愛像と呼ぶ1人があたり一面 に先乱瞬乱の花をたくさん引き抜いてきて みんなこれを見ろよく見るとおかしいぞ この花はという言葉のもに小さな額体が5 つ持つ愛像の差しかざした瞬来の花の周り へ集まり愛像の説明しながら指刺すところ を熟視した 花の花びの中には不思議にも男女の陰用に 煮かようとぼしい形のものがどの花にも 必ず1ついずつ増されてあった非常な脅威 を感じながら皆また一応に散らばって瞬乱 の花を取りにかかった ある時私は同じ散伏の少し神手にあたって 凄まじい銃声を聞いた ちょうど川岸の水車の流れ出しで柳早を 釣っている時であったので慌てて釣り竿を 投げ捨ててかけて行ってみると私のかけて いく花先の河の中へ門取りを打って 落ち込んだ大きな鳥を見た 川岸の大きな石の1つへ上がって眺め回す とすぐ傍原のあけびがいっぱいに絡まった 山の老樹の下に美しいオス地の赤い顔が左 にひねくられたようになって両足を 積ん伸ばしたまま全く息が耐えている らしいのが見い出された 私はにわかな珍しい出来事に少し面食らっ て赤場を離れようともせず銃声の起こった 方向を眺めやりながら昔たくさんにいたと いう祖父たちから聞いた記事の話を 思い出していた そして心町ちに漁府の来るのを待っている と突然向こう岸の多ゼの草むの中から狐の ような両件が飛び出してきて続いて吉ちと いう近所の両府が現れた 彼は腰の辺りへ鳩くらいな鳥を23場吊し ていた神ガサのような形をした振めかしい 傘の下からニコニコと笑顔を見せ犬の 飛びついて押さえているのを奪い取って から犬を精しながら私の手を抱えてそれを 持たすようにしうちへ持っていくようにと 言い捨てるとさっさとまた散服を4のって 行ってしまった 俺礼以来私は鉄砲に対する好奇心をにわか に湧き立たせ時々かの焼け焦げの種ヶ島が 心に浮かんできたいつかいい機会を 見つけ出そうと絶えず狙っているような心 になってきた その頃はもう種ヶ島は他のそんな種類の ヤザ者と共に文庫の隅に偏寄せてあったの で何かにつけて不母の出入りする場合自分 も飛び込んでいきクの薄暗らい隅をそっと 覗いてみただんだん回数が重なるにつけて しまには口を設けてそっと総然の明るみ 出して撫でてみたりするようになった 1度撫でている時これそんなもの危ないぞ という父の声を聞いたのでダめだねこれは こんなにここが焼けっこげているもの打て やしないねとやってみると打てるともお前 たちがそんなものをいたずらするものでは ないというようなことをよそよそしく言い ながら故障類を片付けているのを見て よしよしと心に頷きながらクを飛び出して しまった 12ヶ月の事実が遊びによって紛らかされ たり機械を失ったりしたがある時と 持ち出すべき機会に出会った私は重い 種ヶ頭を担いながら小山の中福の道 を辿どった時々大人のするように狙いを 定めようとしたが重い種ヶ島はわずかの間 も腕を静止させてはおかなかったただ焼け た銃派のみが過ろじて半ばを握らせ唇へ火 を移させるだけのことはできた私はつ先へ 結びつけられた2つの瓢端から炎症と雨玉 ほどの鉛りを1つ出して花火ずつを詰める ように頭先から詰め込んでからここと木の 間をうろつき回った 中の夕日が米かめの痛いばかり照り付け 濃い獣が斜めに散服へ引かれていた 鳥は何ひつ見当たらずトンボが草から 飛び立っては静かに小を目がけて逃げて いった あるものは私の持って歩く種ヶ島の重心駅 で止まったり不にカサカサと彼派のもまる ような音のするところを見ると黄色な山雲 の末引っかかっていることなどもあった 小山の中ほどから先の傾斜地はわずかの間 1つごとに段を持った稲田になっていた ここを村人は横田と呼んでいる横田の稲は 一面に色づき無数のトンボが夕日に ギラギラと薄をひらめかして飛んでいる中 に稲方を漁さる村スの声がかまびしくカか に聞こえてきた その声はキツ川の水音に押されながら しかも明らかに区別続けられて聞こえた私 は狐川の川辺りまで下っていきようやく スズメの群がった場面を見い出した スズメは皆ほぼを漁っているものばかりか と思えばそうではなかった1つのスズメが ほに飛びついている間他のスズメが来て頭 の毛を加えて引っ張りながら羽きをすると 前のスズメは跳ね返って共に絡み合うかと 思うとそのまま土へ落ちひし切りまたそこ でも歪み合う やがてそれらしいと思われるスズメが 思い儲けない法角から跳ね上がりに落ち葉 しかかったクの木に止まってパラパラ彼派 を散らすのを見た 小肉らしく両足で支えて体を斜めに辺りを 見回している あるものはつい私の花先のアここの あくさえ腹になっている自分より大きな 生き物のいるのに面くらい慌てて大空へ 飛び上がり様これまでの鳴き声よりさらに 鋭く高い声を発して遠く駆け離れた川の くみの木へかけるのであったとこの声が 多少の警報とも聞こえたらしく全ての 村スメが一応に稲底から穂先へ 浮かび上がって慌たしいお持ちを示し細と 身を引きしめて見えた だが私がしばらく息を殺している間に 立ちまち元のかびしさに帰り再び宝食の 乱部を返じ始めた私はここだと思いを台に 取って狙いを定めると北地へ火を移した 同じ炎症で北口をこじらえられた銃は火を 移すと同時に凄まじい大音鏡を発した無数 の稲ズが一時に大空へ舞上がり雲のように 巻き回した自分の耳が老したのと盲もたる 白園の大げさなのに驚きながらまず近辺に 人がいるかいないかを見回すことに心づい た 一瞬時の間に辺りを調べ終わって狙いを 定めたところへ飛び込んでいってみると スズメは愚か稲1つ落ちてはいなかった 空のスズメはやがて一方へ大流れに流れて 急にまた引き返すと見るとにわかにどっと 直化してしまったその辺りはクキ泡の累が 大まかに紅用しそこに茶碗を伏せたような 太鼓の古墳がうわしく草もみの彩取りを かぶっていた 私はその後は時々種ヶ頭を持ち出して1人 でこの散伏をか駆け歩いた 1粒玉の鉛りが成績の上がらないのを知っ てついにはあき粒を詰め込んで打つように なった ある時は古墳の枯草を敷いて下バレの日を 浴びながら打った 春ヶ山から大谷山へかけて白じとびいた 山雲が見るみるグレンの色に変わり夕日の 繁栄を示していることを知って驚いて 立ち上がったり松行に薄く覆われた臓器林 へ入って日踊りの跡を追い回しているうち にまゆ皇が大谷山の肩を抜け出して木々の 雪が光輝くのに慌てて家地をさして 飛び替えることなどもあった 私にとって思い出多いこの賛服は過去10 数年の間私から確絶してここにまた新たに 反省の絵巻きの種を巻かずには置かない 場合を突きつけてきているそれは私がここ に葬られねばならないということを匿名に 心に感ずる私にとってのみ尊徳値与い高い 悩みである [音楽] こんばんは館長のまじり元本です今回は 配人飯田コツが1936年昭和11年に 出版した随質州江戸弱行の第4回として 散伏を朗読しました リーダ打ダ骨は1885年明治18年現在 の山梨県笛吹市の王子の家に生まれました 早稲田大学に在学中から高浜市のトギスに 俳空を投稿していましたしかし1909年 明治42年に帰境して火業を継ぎ対象に なったから再び俳句を作るようになってを 保つような独自の作風を確立しました 今回ご紹介した山腹は竹を尋ねると同じく 1918年大正7年打骨33歳の作品です この頃打骨はハ育市キラを主催して交付に 編集拠点を置いて活躍し始めます 散伏の冒頭では打骨が三路と呼ぶ自宅の ある場所を交付本地から見上げる視点で 紹介する長い条分で始まります ついで打骨の成下の目の前に広がる前田の 山の山腹を舞台におそらく江戸時代の末 まで遡る祖父母の昔話と打骨本人の子供 時代の思い出を家に伝わる古い種ヶ島 焼け焦げのあるひ縄が1つぎにしています みんなで皮を見張っても酒を飲んで眠って しまい日中に大きな焼け焦げをこらえる 捉えた皮の皮を剥いで肉はさっさと食べて しまう 現在ではもはや川が外獣だった時代は想像 の他ですが人間も相当ワイルドです 川嘘は狐やたぬきと並んで人を馬かす動物 とされてきましたがやはり寝出鬼没だった のかもしれません 13人の山族が屋敷を襲撃してきたという 話祖父母の年齢から考えて爆末時期の総然 たる時代のことかと思われます裏闇の中を 赤ん坊を抱いて脱出したり村中で火を炊い てひで威嚇射撃をしたり映画の1場面を 見るようです 脳村で外獣駆除などに使われる日和獣は 刀りの後になっても江戸幕府に仕様が認め られていました しかし打骨にとって怖い山族が登っていっ た山腹は何よりも仲間と一緒に花や虫を 相手にした遊び場であり生地を打った漁師 を見て鉄砲に夢中になった楽しい思い出の 場所です 打骨が息を詰めて見つめるスズメの様子も 大変リアルですが子供が鉄砲で実談を打っ てしまうのもびっくりです 散復の風景だけでなく川ウの毛川や 焼け焦げのひわ樹といったガラクタにも家 と家族の歴史が潜んでいますその歴史に 自分が死ぬまでに何を付け加えられるかと いうの思いは同時に故郷で死ぬまで俳句を 作り続けることにしたこの時期の覚悟をも 物語っているように思います 私はこの作品のところが気に入っています が皆さんはいかがでしたでしょうかご感想 などコメントでお寄せいただければ幸い です拙い朗読で恐縮ですがご視聴いただい てありがとうございましたではまた

眠りを誘う文学系朗読チャンネルです。
青空文庫で公開されている近代文学の短編小説や随筆の中から、できるだけ多様な作家の短い作品を取り上げます。今回は俳人飯田蛇笏の随筆集『穢土寂光』から、第4回として、「山腹」を朗読します。

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00:00 オープニング
00:38 山腹
32:57 談話室
37:12 エンディング

テキスト
単行本初出:飯田蛇笏『穢土寂光』野田書房1936(昭和11)
 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1227133

参考文献
山梨県立博物館「山梨近代人物館 飯田蛇笏」
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3rd_jinbutsu/jinbutsu40_iida_dakotsu.html
竹西寛子「解説」飯田龍太監修『飯田蛇笏集成』第6巻 随想 角川書店1995
塚本学『生類をめぐる政治 元禄のフォークロア』平凡社選書1983、講談社学術文庫2013

オープニングの壁紙画像 背景の植物模様
sakedonさん作のフリー画像「ヨーロピアン文様壁紙」
https://www.ac-illust.com

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