撮る人は参考にしてください。深瀬昌久 写真展『洋子/遊戯』たっぷり解説。
どうもこちともです。久しぶりですね。 久しぶりっていうかね、もう忙しかったん ですよ。みんな忙しいけどね。ふせ正写真 店がですね、六本木ミッドタウンフジ フィルムスクエア。こちらの写真歴史博物 館。はい、こちらでね、展示というとこで ね、日本行ってきましたよ。え、今年何回 目?4回目。2ヶ月に1回で今年なんだ かんだでね、え、日本に行っておりまして 、え、6月から7月にかけてもね、 ちょっと行ってまりました。はい。フジ フルムスク屋でね、ふ瀬正さ、写真店洋子 遊戯ヴンテージプリント33点を展示って いうところですね。はい。これね、あれ ですよ。えー、展示としては初めてこれ プリント作られたのは60年代だと思わ れるんですけども、32点は60年代、1 点は78年にニコンサロンでね、展示した よ子っていう写真店。初めてね、ふかさん が展示をした時ね、よ子のシリーズを展示 した時の1枚。え、それはね、展示 プリントなんで、ちょっと大きめのね、 うん、ダブルウェイトのね、え、 ヴンテージのね、銀エプリントですよ。 バラエタのね。はい。それもあるんだけど も、それ以外32点は未公開ですね。 おそらく未公開という風に言えるんでは ないかという風にね、え、思うんですね。 あの、というのはね、やっぱ記録今回ね、 え、展示させてもらう上でこれちょっとお 見せしたいなとね、よ子さんが63年に 柴浦の鳥ばっていう場所でね、え、映され た。ふカさんから映されたなんだけども、 ふカさんになんかマントをね、着せられて 、え、口辺紅にはなんか白いのを塗ってね 、すごい姿ですよね。モノクで写真は映っ てますから、カラーじゃないんで、その唇 の感じっていうのはね、意識しないと ちょっとわかんないんですけども、 とにかくすごい格好させられて、トばで 写真を撮るうん、何か、え、舞うような姿 をですね、え、カメラの前でよ子さんをお 広めした。うん。これね、調べてったんだ けど展示もね、雑誌形もないんですよね。 うん。深加雑誌というのがね、60年代 から70年代かけて、え、発表のバとなっ てきたわけですけども、うん。その雑誌で もね、乗った形跡がなくてね、え、写真集 でね、71年に遊戯っていうのが出て、で 、78年によ子ね。この2冊の中で数枚は ね、入ってるんだけれどもうん。その前貌 というかね、それはね、後悔されてなかっ たんですね。 で、ふ士さん自身もこの作品については あまり書いていなくて。うん。意外とね、 あの、あれですよ。喋らなかった人、科目 な人だったっていうところはね、え、生前 の深さの知る方色々話聞いてく中でね、 浮かび上がってくる人物像なんですけども 。うん。でも肝心なその自分が撮っていた 作品それぞれどういうあれでね、始まった のかうん。なんか同期とも言えないけれど もでもそういうのね、書いてくれてたんね 。雑誌の撮影後期って感じとかね。うん。 で、帰ってくれてたからある程度は全体像 見えんだけども、このねというシリーズね 、ト場で撮ったよ子さんのシリーズは、え 、あまりね、語っていないなんだこれは。 ていうとこですね。はい。別にね、説明 なくても僕はいいと思うんだけどもね。 写真ですから。写真っていうのは資格的な んですよ。このね、チャンネルでもよく話 をさせてもらうんですけども、写真別に 物語じゃなくていいんだよね。何かを 物語らなくてもいいね。うん。まあ、なん だけども、人間が写真撮ってそれを やっぱりね、枚数重ねて見せると、これは どういう意図なんですかとな、どういう きっかけでこれ作ったんだっていうのは 当然誰も誰しもが干渉者としてまず最初に 持つ疑問。分かる、分かるんだけども、 それはね、自然な質問なんだけども、もう 1つ考え方としては写真ってのは資格的な もの。うん。触角。深さは触角的な写真 ってとこですね。うん。ある時ね、ふか さんね、あの知り合いから君は触角的な 写真家だねってこと言われたとね。そう 言われて深さんはああ、なるほど。うん。 俺は確かに触格的だなということをね、 思ったみたいなんですよ。そんな感じでさ 、触角ってのは資格的なものでしょ。うん 。だから僕らなんか、えっと、目で見る これが、え、写真表現資格芸術だって言う んだけども実はだから資格だけではない。 え、他の何か互間覚 的に、え、立ち現れるっていうところね。 ないかなって思うんですよ。うん。って いうところでね、見てくとあれですよ。 あの、ほら目の誕生って本あんだよね。 なんとかパーカーさんってね。え、何 パーカーさんだっけ?アンドリーパーカー 。アンドリーパーカーさんっていう人がね 、画期的な本書いた。目の誕生。うん。実 は目っていうのが、え、なんて言うかな、 地球における生命の何かもう希爆剤という か、もうなんか生命がバッと進化する、え 、スイッチ。うん。ものすごく革命的な スイッチ、え、だったんだ。目の誕生がね 。うん。じゃ、この目の誕生の前何があっ たかって言うと、あ、そうそもそもね、 この目を持ったのが山陽虫ですよ。山陽虫 が初めて目という期間を明確に持って誕生 したのね。で、この目を持つことで何が できるようになったかって言うと、彼が とても効率的できるようになった。敵、敵 というか獲物が見えるようになったんです よ。目で見えるって当たり前のことだから ね。僕らそんなのもう考えもしませんけど も、目で目、目をね、持つことによって 効率的に獲物を捕獲できるようになった。 だから山陽虫の誕生によって生命ってのは そっからものすごく爆発的に進化したって いうかね。それがね、パーカーさんのね、 えー、大変大胆な、え、事論というかね、 考え方なんですね。これね、目の誕生と いう大変ね、面白い本なんで是非読んで もらいたいんですけども。じゃ、この目の 誕生の前何があったかね。当然目がないん ですよ。目がなかった。生き物には目が なかった。じゃ、どういう風に獲物殺チし てたね。触角ですよ。ま、聴覚とも言える かもしれない。ゾワぞワ何かさ、感じる 何かその水のさ、動きとかなんとかさ、あ 、なんか動いてきたからもしかしたらなん か違うものがこっちに近づいてきてるとか さ、そういう触角的作用で、え、なんと なく、え、当たりをつけて捕獲するって いうとこですよね。だから触角と資格って のは実は全然関係ないようだけども、え、 実は資格のもっと原子的な資格としては この触角ってのが言えるんじゃないかって ことはね、思うんですよね。そっから 考えるとふカさんの写真うん。直触的な 写真かっていうとこね。うん。だからこの 天人の話戻ってくとこの写真を見る上で何 なんだろうなとね思うかもしれんけど、ま 、まずうん。そういう風な近で何か感じ られるものはないかっていうとこね。はい 。というとこから見ていくとね、あの深さ の写真ってね、あのこれ最近僕気づいたん だけども 意外とね、ピント合ってないのよ。取り たい対象にピント合ってなくてボケなんだ よね。うん。そういう写真が多いんですよ 。で、今回のシリーズ展示3 点の中かなりの割合でピンボケ。よ子さん 、その女性がピンボケで映ってる。で、 どっちかつったら背景の方にピントがあっ てる。そういう写真がね、いっぱいあり ます。是非。それもね、見所の1つですね 。うん。で、そうすることによってだ、 人間の頭っていうのは不思議なことにね。 うん。あ、よ子というタイトルね。え、で 、かつこの女性が1人、え、まあ、毎回 写真の中に入ってきた33点が飾られて いると、まあ当然のことながらこの女の人 を取ったんだなってこと思うわけですよね 。なんだけどもな、そういう風に人間のは なんつうの処理してしまうんだけども よくよく見るとピント合ってないのよ。 よ子さんにピンとあって結構半分ぐらいか な。そんなぐらいの割合なんですね。だ、 よ子さん取ってるようでこの人を取ってる わけでもないっていうところに気づいて くる。うん。じゃ、何をふせ取ったのか。 はい。ここでね、え、思い出すのはね、 死刑っていうシリーズね。これちょっと ふカさんしか興味ない人しかあれかなと 思ったけど違うのよ。写真撮る人なら みんな参考になる。うん。僕はやっぱ写真 はふかさんから教えてもらった言葉な期待 はってとこでね、本人からってんでもない けど残されたものからね、本当にいろんな こと教えてもらったらなと思うんですけど もね。不活さ死刑ですよ。プライベート シーンズってのね。はい。え、これはね、 え、フランスの出版社ザベバラルって ところと、え、日本はね、赤ってこからね 、観光しました。この作品もすごいよ。 わけわかんないから。これよく本にして くれたなと。もうだってわけわけわかん ないんだもん。どういうものかつうと 簡単に言うとカメラを自分越しに向けてで 自分がちょっとフレームの端っこに 移ながら風景を取るっていうね。そういう シリーズなんですよ。変でしょ? 僕らはもうすでに セルফーっていうものをね、もう手に入れ てますから。その視点を手に入れてるんで 。ああ、なるほど。セルフィーかと。うん 。92年にセルフィーやってた人いるんだ なと。セレフィーの何か元祖的な、え、 視点かもしれない。うん。ま、そういう風 にも可能性としては言えるかもしれない けどもうん。なかった時代ですよ。で、僕 がその作品知ってたのも2000年前後な んで、その頃まだセルフィーありません から誰もそういうことやってなかったね。 うん。中で見ていくとやっぱり今の時代に 見る、え、写真の捉え方、あ、こういう風 に自分向けて風景撮ってそのね、なんて 言うかな、それインスタる普通ですからね 。ま、普通に通り過ぎしてしまうんだけど も、これなかった時代に見たら結構変な 写真でしたよ。この人何やってたんだろう なとね。うん。あるしね、70年代にね、 カラスっていうさ。うん。ま、70年代 から86年にね、出版されてるんで、え、 本にね。それでようやくその作品としての 評価は高まったけれども、76年にね、 もう既でに日本サロンで展示した時にね、 イナの防省取ってますから。で、そっから で10年間取るってやってるわけだけども ね、それだけの作品残してこれがね、 アメリカにも伝わってね、ICPインタ、 え、インターナショナルセンターオブ フォトロフィー、え、こういったところで ね、ニューヨークのね、大変優秀ある ところで、え、そのカラスが展示されたり とかさ、そっから知られるようになったら ね、世界的にね、深さ作品そのものが全体 像がね、うん。だ、その代表作らを持って 、これがすごいプリントの仕上がりだった 。なん、なんだけども、そっからさ、最後 晩年92年うん。その後転落事故起こして ね、最近不能になってしまって20年間 入院してしまうんだけども、その前に作っ た作品がセルフィーのような全部の写真に 複さが映っていて、でもピントはやっぱり 背景なんだよね。これね、候報って言って たかな。え、とにかくね、背景というより も候補後ろと自分との距離の取り方が面白 いってことをね、言っててね、これ距離を 取るってどういうことだと僕ね、それ読む までね、写真における距離っていうのを 意識したことありませんでしたけどもうん 。そう、とにかくそういうこと言ってる。 うん。 異様な作品でね、これはね、え、死刑と ブクブクベロベロ、え、それから日々って いうシリーズをね、4つのシリーズを、え 、1つの展示会場銀座ニコサロンでね、 450枚ですよ。銀エプリント450枚で ほとんど、え、ブクブク以外は着色してた の。水彩絵のとかで着色して、これね、 もうね、マットもつけないし、え、マット どころか学走もしないでね、展示してたん ですね。すごいでしょ。もうファイン アートとしてさ、1つ確立したものを持ち ながら最後に自分でぶっ壊してんだよね。 自分でその枠組ぶっ壊していやいや、俺が やりたいことそういうことでもないからっ ていうさ、その手垢みたいなのを強烈に 残してそれが最後の展示になった。この人 すごいね、本当に。うん。だからその死刑 っていう時にやっぱり背景にピントがあっ てるんだよね。で、今回の33点も背景に ピンとあってね、この場で、まあ、いずれ ほられる家畜ね、牛とか馬とかもほってた のかねえ。背中にやっぱり山とか色々ね、 あ、入ってましたからな。おそらく持ち主 のなんか、え、なんて言うかな、頭文字 みたいなのが入ってんじゃないかと思うん ですよ。うん。だ、そう、うまい、羊、え 、えっと、ま、えっと、そうですね、え、 豚、豚とあと牛ですよ。そういうものが 後ろにいるわけですね。え、並んでいる その姿の前によ子さん立ってるんだけども 、そのよ子さんの顔はピンボケだったりと か、むしろシルエットになってしまってる 。うん。そういう風な形でね。え、だから ね、ポートレートじゃないんだよね。 よ子さんが映ってると僕らは1人の女性の ポートレートだという風にどうしても脳が 処理してしまうけども、これは風景なんだ よ。今回の展示で見て見るものってのは 風景なんだよね。うん。だ、この風景の 視点ってのはその晩年の死刑プライベート シーン図につがるようなシーンなんだよね 、あくまでも。うん。で、これに関しては ね、え、今から話すことに関しては写真鹿 の戸田正子さんが、え、死刑の中でね、 文章を書いてくれたんですね。文章を気候 してくださいまして、え、彼女が言うに、 え、彼女の視点としてはですね、ふせは 写真のフレームなんだ。そんなことを書い てくれたのね。うん。フレームなんだよ。 確かにそうなんだよ。さんって別に写真の 真ん中にいないんだよね。こういう風に 真ん中にいないの。このここのなんつうの ?端っこりにいんだよ。端っこりボケて いるような存在なんだよね。うん。だから 不可製正しさっていうのは死、私写真って いう枠組で語られてきた、え、時代が 長らくありましたけども本当に私写真なの かなっていう風な疑問。 これもね、やっぱり持ってたんですよね。 うん。っていう時に、あ、フレームなんだ 。真ん中ではないんだと。つまり自分が 中心となる写真表現ではなくて端っこに いつもいるような存在。うん。ま、真ん中 にいる写真ってなると僕が荒木さんね。 うん。荒木信吉さんを思い出しますけども 、荒木さんですらアラーキーっていうもう 1個のキャラクター作ってるんですよね。 やっぱ写真の上でね、完全なる私写真って いうのはどこまでできんだろうみたいなね 、そういうことを思ったりしますね。あ、 だ、そういうところでね、あ、視っていう ところがまたやっぱやっぱ死刑なんだよ。 うん。 死刑的な形で写真を表すっていうのを最初 にやってんだよね。60年代にね。うん。 え、よさをなんで取ったのかなっていう とこではあるんだけども、これはね、会場 でハンド無料のね、え、紙がね、置いて あります。その中で解説書かさせて いただきました。え、書きました。え、 その中でね、その理由ってところをね、ま 、やっぱ後頭で説明するにはちょっとうん 、もっとちょっとシリアスな、え、 いろんな前後があったんですよね。その豚 を、え、豚を殺すじゃないと、あの、とっ ていうシリーズよ子さんを取る63年の 12年前、え、ま、61年60年頃にね、 ふさんの周りで起きたこと、これが1つ やっぱりね、あの、影響を与えたんでは ないか。だからここで現れてくるものって いうのは新小風景なんだよね。不正久さ っていう写真家の当時の新風景を何か表し ているっていうところでのポートレートで はない写真っていうのをですね、楽しんで いただければという風に思うんですね。で 、この触角的な感覚ってところもね、是非 あ、えっと感覚としてね、あると思うん ですよ。うん。あのね、2018年にね、 京都グラフィーで開雇やらせてもらったん ですね。不正国内では初のね、え、大規模 な古店やらせてもらった時にあのね、あの 京都グラフィいろんなボランティアの人 たちねかかってきますからあの本当にね ボランティアでもえそういう文化事業 なんかえ関与したいって人いっぱいいるん でね。京都のね関西の方いいですね。うん 。だからそのボランティアでね若い女の子 ねうん。あの展示やらせまって始まってね 。オープニングウィーク始まってうん。で 、あの興奮した様子でね、僕とこ来たこと あったんですよ。あの、聞いてくださいと 何かね、え、見てくれてる人たちの中で 共通する発言っていうかコメントがあるん だ。なんか圧迫感があるっていうことをね 、みんな言うんですよと。なるほど。僕 あんま考えたことなかった。もう白時中 さん見てたから。でも確かにものすごい なんか重いなんつうかな。最初の頃ね、 アーカイブ始めて最初の頃はね、 ものすごく重かったね。写真プリントもう 数十枚見るだけでもヘトヘトになるぐらい ものすごいね。だやっぱ圧があるんですよ ね。写真に圧がある。うん。その圧っての もね、もしかすると今回の展示でも感じる ことができるかもしれません。で、なんで その圧を感じるか。まあでもプリント ちっちゃいですから。うん。ま、そこまで の感じないかもしれないけども、でも じゃあそこでどうして圧のようなものが ふせの中、ふせの写真の中であるかって いうところを考えてた時にこの飛車体が ピンボケボケ るっていうのは、え、1つ言えるかもしれ ない。要するに手前にね、グッとね、 映り込むの。グッと前に映ってて、だから ボケてんだけども、このボケ、ボケてる ことによって、うっとなんか目の前にさ、 目の前にね、こうやって現れてくる感じ ですよ。分かります。これがね、圧の1つ の正体かもなってこともね、思ったりした んですよね。だからやっぱさ、そこでさ、 最近のレンズのよにグっと寄れる。 20cm、30cmよれるっていうの圧と も違う。ボケちゃった。うん。だ、自分の そのカメラマンの最低限のこの周合にもう 入っちゃ、周合すら飛び越えて入ってき ちゃう。対象を受け止める。ああ、ピント 優秀ですね。最近のカメラはね、優秀なん だけども、もうなんかグっと前、前が広 すぎんのよ、最近のカメラ。あとね、そう いう風な感覚ってオートフォーカスでも 味わえないじゃないですかね。当時60 年度はマニュアルフォーカスですよね。 うん。そういう風な時代に自分で意図的に ピントの距離、え、飛者振動を意識し ながら考えながら計算しながら取るわけ ですよね。その時にあ、ピンボケになって もいいやと。むしろ背景の方にピント買っ てくる。え、じゃあなんで背景の方ピント 合わせてんだろうなっていうとこですけど も、まだから1つにこの身象風景表す時に は、え、何かそういう風な視点の方が 現れるんではないかってことを思ったん じゃないか、ふさんがね。うん。で、あと はね、さっきの死刑の中で話した後方との 距離の取り方が面白いってこと言ってまし たね。深さんね。この後方との距離の取り 方。うん。今回のシリーズでは候補背景の 豚とかなんとかとあるいはね、そのそこで 働いてる人たちとかね。うん。その人たち とよ子さんとの距離感とも考えられるかも しれないね。だからよ子さんにピン合せて たら撮影者であるふさんとよ子さんの距離 なんですよ。そうではなくて後ろにピント を合わせることで背景後方に合わせること によってその環境と要子さんの距離感が 今度現れますよね。うん。だ一歩さんの 写真ってのは身近なものね。あ、自分は、 え、手が届く範囲のものを取 るっていうことをね、彼は残してたぐらい 自分の身の回りの家族とか妻とか飼猫とか そういうものを取ってたんだけどもうん。 これ今もう誰もがやることですね。誰もが 持つことができる撮影対象であり撮影の テーマでもあるんだけどもでも一歩そこ からふせましさをやっぱり違うものにし たっていうのはこの単純にその対象と自分 だけではない何かその風景を表すってこと をやっぱりあやっぱピントの合わせる ところが絶妙だなってとこですね。写真で も見せられるとなんてことなく通りすぎ ちゃうんだけども、いざ取る時にじゃあ その目の前の女性とかね、撮影対象を ピンポケにしてまで取れますかっていう ところだよね。だ、このアレブレボって 意外とプロボークの時代の人たちね、中平 さんとか森山さんとかが1つね、その偽法 として、え、なんとかな、自分たちの技法 だけじゃなくて、自分たちの何か、え、 ビジョンを表す上でそれが必要だったわけ ですよね。え、来るべき言葉のためにって ところでさ、言葉より先に先行して イメージが、え、何か時代を掴む、え、 その時にこのヒリヒリとした感じ、60年 代後半からのね、その時代の感じを やっぱり失走感をさ、やっぱり あれぶレボケで表した。うん。なんだけど も深さんも意外と同世代。同世代で同世代 意外じゃなくて同世代なのよ。森山さんの えっと、え、荒木さん40年でしょ?森山 さん38年とかだったかな。で、深さんが 34年なんですよ。ああ、森山さん ちょっとそ、間ね、2人の間荒木さんと 深さの間なんだけども。うん。なんだけど 、同じ時代にアレブレボケっていうのを また違った視点から表すってことを深さん やってたんじゃないかなってことも考え られる。はい。全ては可能性の話ですよ。 うん。やっぱり本人はね、墓まで全部持っ てっちゃってますから、ここがいいすね。 うん。写真っていうのはね、全部語んなく てもね、やっぱりイメージの中に残るもの がありますから。それを見て高生の人たち がどう感じるか。うん。これは1つ干渉者 を信じるっていうことかしませんよね。 うん。ていうとこでね。はい。大変 ミステリアスな作品になっております。え 、ふ瀬よ子遊木。え、フジフィルムス、え 、フジフィルムスクア、え、写真歴史博物 館。え、9月30日まで開催中というとこ でね。無料です。何度でも何度でも見て 欲しい。あ、壁1つなんですけれども33 点。あ、大変ですね、ぐるぐると円換する ようにね、え、レイアウトしております からね。企画でね、今回コンタクトって ところのね、え、佐藤正子さんの方に、え 、展示のね、レイアウト考えていただいて で、僕はちょっと調整したりとかね、一緒 にやりながらってこでね、このま正子さん のレイアウト本当に見事でした。うん。 あのね、それもね、是非見所として展示と してもね、参考になるんじゃないかと思い ます。あのね、も、僕ね、その33って 渡す時にね、これどうだろうなと結構 難しい難易度高い写真軍だなってことは 思いながらま子さん、佐藤正子さんにお 願いしますって手渡し渡したんですね。で 、これをね、うまく掴んでくれて僕いいな と思ったのはあの似たようなカットなんだ よ。似たような要するに1日とかで撮って ますから、日曜日の屠殺でね、みよ子さん 連れて来られて、それ撮ったような写真な んですね。うん。だから似たようなポーズ ね、わずかに違うんだよ。わずかに違うん だけど似たようなポーズも入ってます。 これがね、展示として見事に反映されてる と思います。僕はね、あの、つくづく写真 ってのは物語じゃないっていう話してき ましたけどもね、時間軸すら飛び越えるん ですよ。だから過去現在みたいなね、その 時の流れじゃなくても成立するんですね、 写真ってのは。うん。で、この2回った 写真っていうのもこれだけな何て言うかな 、1日へ撮られた写真を並べる時は意外と ね、成立するで、そういう風なレイアウト になっております。うん。なんかゆらぎと いうかね、デジャブというか、あ、これ見 たけども、ああ、さっきあっちにも似たの あったな。そう、そういう感じな。1日で 取ってるからさね。だ、そういうところも 今回ね、展示のね、参考になんじゃないか なという風に思います。はい。銀塩 プリントですね。全部銀塩のね、え、 プリントなんですけどもね。えっと、ね、 あ、これはね、え、バラタにはかれてい ます。1枚最初の話した展示用に作られた 78円に作られたものは厚手の、え、 ダブルウェイトですね。今の時代のダブル ウェイトでもないです。めちゃくちゃ重い だよ。昔の70年代でもうね、生産中止し たアグファロのね、ポ、ポートリガって いう伝説的な銀が大変含まれてる。えっと ね、音国長の神ですね。ちょっと あったかい色味のね、え、そういう紙を 使って焼いたものと残りの32は薄の ばいたしですね。これはどこの会社か ちょっとわかんないけども。うん。薄の バラしってのはやっぱり、え、印刷現稿、 雑誌とかの入行。え、そこでですね、え、 薄手のバラタ焼いた後はい。フェロ掛けっ ていうのだね。うん。写真の表面を ちょっと加工することによって、え、ま、 見栄えっていうとこもあるけども、ま、 編集者とか色々触っちゃいますから、そう いうの汚れついても後で取ることできるし 、あとは、ま、乾燥とかが簡単にでき るってとこね。フェロ掛けもかかってます 。うん。で、結構ね、状態もね、結構傷も 入ってます。ボロボロな感じも入ってます 。でもこれをやっぱり今の時代の人どう 捉えるかなと。ちょっと前だったらいや こんなの見せるもんじゃないでしょ。もう あのボロボロのものをねなんで見せるだっ ていう風な意見あったかもしれない。でも ね、僕らはねはい。もうそういう時代に 生きてませんね。もしむしろその物質感な んですよね。うん。これはね、僕はね、 やっぱり2010年頃にね、横田大輔って いう写真が出てきましたね。横大好き僕と 同じ1983年生ですけども、彼が出てき て、彼はね、やっぱ写真の中にゴミとかを 入れてくんだよね。これ僕最初見た時、 やっぱりね、なんでこんな汚い写真の 仕上がりにしてんだろうなってようわかん なかった。分かんないけども、やっぱその 写真の物質性ってのはその後ね、え、 ポスト、横田のね、時代にね、出てくる わけですよ。デジタルでは入ってこない。 え、リアルに作るプリントだからでき るってとこね。ま、横田君は、ま、 デジタルも使ってたと思うんだけど、概念 的な話ね、概念的に写真とはって時に、え 、そこに映ったものがどうこでもなくて、 写真そのもの何か問うようなね、ものを 作ってたんだけども、だ、ポストよこの 時代に、え、そういう風なね、ま、 ボロボロかもしれない。でもやっぱりその 物質感があるね。うん。物質っていうのは さ、物質だからさ、口るわけですよね。 折れたりなんだ、ゴミついたりとか。うん 。で、そんなに綺麗にスポッティングも やってないですね。うん。プリントのね、 やっぱりスポッティングっていうさ、この 筆を使ってね、やっぱり汚れとか傷とか やっぱネガの傷もあるし、その紙自体にも やっぱり焼く時にもなんかうまくいかない 時、そのね、ちょっとしたところグレーの とかね、なんか塗るわけですね。それで ちょっと引いた時にはもう目立たないよう にする。そういう風な処理をスポッティン グって言うんですけども、深さんね、 やっぱり展示ぷニタしっかり スポッティングやってました。うん。1枚 1枚きっちり立てりましたね。やってたん だけども、こういってなんてか薄手のバラ しってのはやっぱり印刷現稿ってとこでね 、そこまできっちりんない。うん。でも この感じがまたいいんですよね。このね、 吉足ってのは本当に価値観1つで変わるん で全てが綺麗なプリントを仕上げてだから 見せるっていう考えでもないね。今の時代 ね。うん。今の時代だけじゃないですね。 ファインアウトの世界においてやっぱり そういったところありますね。うん。その ものだけでしか味わえない感字っていうの が意外とね、え、評価基準になったりする んで。だからなんつうかな、変にね、その 傷があるとかゴミがあるから汚い写真です ねっていうなのね、アートっていうのは その汚さすらもう概念としては ひっくり返りますからね。これがまた1つ の価値というかそのものにしかないものに なるわけですね。あ、だからその辺も見所 としてね。うん。今の時代の人特にあ、 そうフィルムで撮ったことなかったけども 最近初めて見てね、フィルムエモいなとか ね。あ、ちょっといずれちょっと動画で やりたいんだけどもね。フジフィールムが Xハーフ出しましたね。Xハーフ。これは ね、画期的なカメラじゃないかなと僕は 思ってるんですけどもね。うん。今回 フジフルムスクアでやってるからこういう 宣で言ってんじゃないの本当にそう思った のよ。久しぶりにね、カメラ低下でも 買おうかなと思ったぐらいね。これX ハーフちょっと手に入れたらね、動画で 話したいですけどもね。そういう風な時代 の転換機に、え、そういう風なプリントを 見せるってとこも意図的に1つ当てはめて ます。もうあとはね、あれ深さの映画も ありました。はい。今年春にようやく レイブンズ公開されましたね。ここで やっぱり映画の中で出てきた。うん。たん だけども、例えば盗撮場のそのよ子さん シーン結構印象的に前半に出てくるわけ ですけども、やっぱりそのよ子さんはた内 組さんね、深さんは麻野た信さん。この 2人が演じるってとこでやっぱその写真出 てくるけれどもね、あの竹内さんが演じ るっていう風な写真で、え、再現されてる んでやっぱ本物見て欲しいじゃないですか 。本物見て欲しいってとこで展示でね、 この半年かずっとやってきたらよ、このね 、企画をね。うん。僕はね、4年、4年 じゃない、去年のクレにさ、日本から帰っ てくる途中でフィルヘルシン機のね、空港 でね、佐藤子さんとメイルドやり取りして ね、あ、これじゃちょっと富士山んの方ご 相談いただきますかみたいな感じでね、 そこで富士フィルムのね、藤原さんがね、 あの、乗っかってくれてね、すぐ ポパポンって決まってさ、8月、あ、7月 、6月後半からね、7月、あ、ちょう、7 月1日から公開からね、はい、なりました 。なんで映画のタイミングでも映画の タイミングに合わなかったけれども映画見 た人ならこの展示絶対気になりますよね。 うん。そういう風な、え、1つね、繋がり としてこのシリーズっていうのをね、今回 展示させてもらっておりますとこでね、え 、大変長くなりましたけどね。ちょっと 解説ってとこでトークショやったのよ。 うん。日本行ってちょっとあの先週まで 日本行ってまして、え、このトークショで 話をした内容っていうのをですね、この 動画で、え、話をさせてもらいました。 是非ともですね、皆さん訪れていただいて 、ま、え、東京近郊の方ね、是非訪れて いただいて、もしかしたら、もしかしたら 関西の方でも巡回するかもなってのある、 え、可能性もあります。なんで、ま、 ちょっと離れてる方、遠方の方はそんなに 無理せずね、え、その次の可能性ってのも ね、ちょっとご期待いただきね、 とりあえず9月30日までやっております んで、ミッドターンまでね、お越し いただければという風に思います。え、 今回も動画のね、え、ご視聴ありがとう ございました。久しぶりに喋った。またね 。次の動画でお会いしましょう。それでは また。
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深瀬昌久写真展「洋子/遊戯」
フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 企画写真展
2025年7月1日(火)~9月30日(火)(最終日は16:00まで)
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250701_05.html
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◯トモコスガの日常Twitter
Tweets by tomo_kosuga
◯書き下ろし記事『写真作品のステートメントを考える』
https://note.com/tomokosuga/n/n68b8f6a3f000
◯東京都写真美術館での講演「深瀬昌久 作家活動30年の軌跡」
◯『深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ』(編集と執筆を担当)
https://amzn.to/47pBBLg
◯著書『MASAHISA FUKASE』
https://amzn.to/47uaWNu
◯深瀬昌久『Sasuke / サスケ』(監修と跋文を担当)
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◯深瀬昌久『Ravens / 鴉』(跋文を担当)
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◯深瀬昌久『Family / 家族』(跋文を担当)
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◯深瀬昌久アーカイブス公式HP
http://masahisafukase.com/
◯【後書き寄稿】深瀬昌久『RAVENS』Mack
Ravens
◯【後書き寄稿】深瀬昌久『FAMILY』Mack
Family
◯金子隆一さんとのトーク記事『鴉の秘密 アーカイブスの謎』
https://imaonline.jp/articles/interview/20171019ravens_1/
〜最後に〜
いつもご視聴頂き、まことにありがとうございます。今後も継続的に映像配信を行なっていくためには、皆さんからのサポートが不可欠です。寄附を募っております。以下のページから「Amazonギフト券」を寄附いただけるととても嬉しいです!
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4 Comments
ともさんこんにちは。富士フイルムスクエアでの深瀬さんの写真展、おめでとうございます!! 富士フィルムのyoutubeチャンネルでも、ともさんの解説動画拝見いたしました。世の中は基本的に、集合写真のように撮影者を待ってくれないので、もし撮影者が世の中に追従しようとすると、最低限しなければならないことはシャッターを切ることですよね。もし世の中の方が流れが早すぎて追従が間に合わず、他の操作ができなければ、露出が合わなかったり、ピントの山がずれていたり、被写体がブレていたり、失敗の要因が色々と出てくると思いますが、フィルム時代はシャッターを切った瞬間の画像は確認できないので、とにかく現像しなければならず、現像してみたら意外と良かった、という、意図に反した 副産物も多々あったのだろうと個人的には感じます。その中で自分の撮影方法を見出していたのだろうなあと考えますが、昨今のデジタルカメラは性能が良すぎて世の中に追従できてしまうので、副産物もなかなか生まれないのではないかと感じるこの頃です。撮影って意外と身体表現そのものでもありますので、時代と機材が変われば、表現そのものも当然変わりますね。フィルムを巻き上げて片目をつぶってファインダーを覗きシャッターを切るまでの動作は、 キャプチャする以上に、ほとんどお祈りに近いものがあります。
トモさん、動画の投稿ありがとうございました。不思議なもんで、私が写真に対して思う事があると、トモさんの動画がその思いのアンサーをくれます。
最近、石井朋彦さんが距離感について言及してくださっていて、私もそのことについて考えてたのですが、この動画で深瀬昌久さんなりの距離感を知る事が出来ました。また一つ写真に味わいが生まれました。
気にしなくて良い事かも知れませんが、ちょっと気になった事があります。深瀬さんは焦点距離何ミリのレンズを使ってたのでしょうか?
最近サスケが重版出来になったので購入したのですが、結構長いレンズを使ってたのではないか?と仮説立てしてみました。
距離によって被写体との関係性が見えてくると言われてますが、深瀬さんの場合はなんとなく他人事な距離感だったんじゃないかなって考えてます。
拙い文章ですみません。お身体にお気をつけて日々をお過ごしくださいませ
いつも動画をありがとうございます。
初日に行ってきました。
オリジナルプリントの白縁含む印画紙全体が見えるようにマットフレーム処理されているのも新鮮でした。
複数の写真集も中身が見れて、購入の際に選択しやすかったです。
富士フイルムスクエアでのトークショーもありがとうございました✨エピソードの有名さや写真集のインパクトから、多く展示されてきた作品だと思い込んでいましたが、恐らく初めてという解説が聞けて、ますます鑑賞体験が豊かなものになりました📷
解説していただいて鑑賞できるというのは本当に贅沢でありがたいことだなと実感しました💐ありがとうございます😊