井上尚弥の○○をアフマダリエフは破壊しに行く。井上陣営は伝家の宝刀を抜く。

こんにちは。ボクシングアカデミーのつ です。今回は井上尚弥選手の公開練習での 異変について話していきたいと思います。 9月14日に行われる井上直尚弥vs アフマダリエフ。この試合の公開練習が 行われました。アフマダリエフは間違い なく井上選手を倒せる可能性がある選手と しては過去一の相手だと思います。耐久力 があってスピードはないけどパワーもある 。テクニックはオリンピックでメダルを 取っているので間違いないです。本気を 出すと言っていた井上選手。公開練習の 動きを見ても調子は間違いなくいいと思い ます。ただその上で1つ気になるポイント がありました。今回はこの公開練習の動き からどういったことが分かるのかを考えて いきたいと思いますので、是非最後まで ご覧ください。今回の公開練習で違和感が あった部分を3つ紹介します。1つ目は 重心の高さです。井上選手の本気で戦う、 判定でもいいと思っているという言葉から 考えると足を使ってアウトボクシングを しようとしていると考えるのが普通です。 最近の試合は打ち合うような展開で試合を 進めていたのでホ場が広くなって重心が 低く落ちていました。でも今回は アウトボクシングをするということで幅が 狭くなって重心が高くなっています。幅が 狭い方が足を動かしやすくステップワーク を活かすことができます。これ自体は至っ て普通のことです。ただそれにしても今回 は重心が少し高いと思います。重心が高い からこそ警戒なステップワークで動くこと ができるわけですが、重心が高い分パワー パンチはどうしても打ちにくくなります。 井上選手が重心を落としてパンチを打って いる時も重心は低くならず、いつもより ほんの少しですが高いと思います。 重心が高い原因は最後に話します。2つ目 は左ボディと右ストレートです。右 ストレートを軽く打つ時には問題ないです が、強く内に行った時に止まりきれなくて 必ず前に体が行っています。これは重心が 落ち切ってないのも少し関係あるのかなと 思います。そしてこれは前回の公開練習で も指摘した部分です。 打ち抜きに行った時に本来なら左足で ブレーキをかけないといけないですがその まま前に行ってしまう。そうなると倒しに 行った時に体が前に行ってしまって カウンターを避断する。こういう展開が 予想できます。もちろんそんなことは井上 選手も分かっているはずなのでそれでも こうやって前に跳ねてしまうっていうこと は止まらないんじゃなくて止まれないって いうことだと思います。次は左ボディに ついてです。左ボディを打つ時もいつも なら相手のストレートのラインの外に頭が 来るようにしてボディを打ちます。でも 今回はこの頭の位置がほとんど外に行って いません。どっちかって言うと内側に頭が 残った状態でボディを打っています。内山 さんみたいなボディの打ち方のイメージ です。内山さんと同じ打ち方なら カウンターも避難しないと思いますが、 内山さんと同じ位置になっているわけでは ないので、カウンターも避弾するかもと 思っています。 でも問題はそこではなくて、なんでその 打ち方になっているかです。そもそも あんなに左ボディがうまいんだから打ち方 を変える必要性は全くないです。でも打ち 方を変えているというか変わっている。 いつもと違う打ち方になっているのは次の ポイントがあるからだと思います。そして これがさっきまで話していた井上選手の 変化の全てにつがると思います。3つ目の ポイントは腰回りです。この腰回り特に股 関節あたりの動きがめちゃくちゃ硬いです 。これが怪我だとは思いませんが、単純に あまり稼働していないように感じます。 関節が硬いからストレートも打った時も 止まれずに前に飛んでいってしまう。左 ボディを打とうとしても体を斜めに倒す ことができないから内側に体が残るような 形でボディを打っている。重心も低いし 状態でキープされてしまう。こういう イメージなのかなと思います。この股関節 の稼動域が今回は少し狭いというか動き にくいんじゃないかなと思います。腰も前 の試合より確実に良くなっていると思い ますが、動きとしては少し腰を意識して 動いてしまっていると思います。しゃがん だり回転したりっていう動きは昔よりやり にくそうにしています。まあ、普通怪我し たら無意識に底をかうように動いてしまい ます。前の試合も4ヶ月前の試合なので、 どう上がいてもそういう動き方になって しまうのは仕方ないと思います。僕が思う に前回の試合前の公開練習と比較すると 今回は動きとしてはめちゃくちゃいいと 思います。前の試合の時みたいな大きな 問題はないです。ただ前話した腰の問題は まだ完全には治ってないと思います。あと 1つ言うと左フックの打ち方は前回と同じ で少し下から救い上げる打ち方になってい ます。これは今の井上選手のフックの打ち 方なんだと思います。前は腕相撲みたいに 腕を倒す打ち方をしていましたが、前回も そう打っていて、今回もそういう打ち方を してるっていうことは今はそういう打ち方 に変えたっていうことなんだと思います。 この公開練習で僕が思う違和感はこの くらいかなと思います。今回は前回みたい に悪い状態ではないと思います。万全では ないと思いますが、今やれるベストな形だ と僕は思います。違和感はありますが調子 はめちゃくちゃいいと思います。なので 試合ではアウトボクシングをすれば問題 なく勝てると思います。ただ、僕が相手 なら腰が悪いと分かっていれば数ヶ月で 簡単に治るものでもないし、練習してれば 治るわけがないので、フィジカル勝負で腰 をぶっ壊しに行くと思います。これは勝負 なので非常ではありますが、そういう選択 を取る可能性があります。ボディも しっかり打って腰に衝撃を与えていきます 。ガードされても衝撃は与えられるので ボディ打ちは結構普通にありだと思います 。アフマダリエフも今回上にフックは打ち づらいと思うのでボディフックや ボディアッパーを狙ってくると思います。 結果的に井上選手にとってそれは結構嫌な 攻撃になるんじゃないかなと思います。 この試合ではフィジカル勝負させない、 ボディを打たせないっていうのも1つの ポイントになると思います。そしてこの 試合井上陣営が1つのポイントになると 考えているのは左ボディだと思います。 最近の試合は相手がサウスポーが多かった のもあって、スーパーバンタム級になって からは左ボディをあまり使っていません でした。今回の試合では公開練習でも久し ぶりにボディ打ちをしています。アフマダ リエフは見るからに打たれ強いです。顔に 打ってもなかなか効かせるのは難しいと 思います。だからボディから打って崩しに 行く。井上陣営もやっぱり1番警戒して いるのはフィジカル勝負の展開になって しまうことだと思います。そうなった時に 上だとなかなか効きにくくても下を混ぜれ ば上を効かせやすくなりますし、あのガ体 と打たれ強さを持っているのにイン ファイトをしている試合はほとんどない です。 僕はアフマダリエフがうまいからそういう 戦い方をしないんだと思っていました。1 発ももらわないような感覚で動けばパンチ が弱くてもしっかり交わす。でもだから こそ今までそういう戦いをしてこなかった 分オーディの耐久性は未知数です。だから もちろん効く可能性もあるしインファイト 対策の一環で今回は左ボディを用意したの かなと思います。たださっきも話したよう に僕は稼働域的に今までよりちょっと内側 に顔が残ってしまっているような気がし ます。だからそこは少し気をつけて欲しい なと思います。 少し前に鶴る企画家も話していましたが、 次の試合のピカサ戦が12月27日に 決まっているという発表がありました。 そこを超えると日本ボクシング会最高の 試合、中谷純ト選手との試合が5月に待っ ています。井上選手にはこの試合を しっかりクリアして欲しいっていう気持ち と同時に怪我は早めに直して欲しいなと 思ってしまいます。この試合勝っても休む ことなくまたすぐ試合なので中谷戦までに 腰が良くなるのか気になるところです。 今回は井上選手の公開練習について解説し ました。ただ調子がいいっていうのは 間違いなくそうなんだと思います。強い 相手と戦う時の井上選手は確実に僕らの 想像のはるか上を行く結果を残してきまし たから、今回もアフマダリエフという強敵 を相手にすると分かっているのでとんでも ない結果を残してくれると思います。井上 選手が問題なく勝てることを願って9月 14日の試合を楽しみにしてもらえたらと 思います。それでは、この動画が面白かっ たと思う方はチャンネル登録と高評価、 コメントをお待ちしております。それでは またお会いしましょう。

#boxing #井上尚弥 #格闘技 #アフマダリエフ

24 Comments

  1. 重心高いのは気付いたけど悪い意味でも高いとは思わなかった
    腰痛持ちだったけど八重樫さんのトレーニングで改善した、みたいなのは昔見たけどフェザー級に向けた練習で痛めたのかな?
    勝つとは思うけど苦戦しても不思議じゃないか

  2. 今回危ないんじゃって感じがドネア2前の雰囲気に似ていますね。蓋を開けたら・・ってのを期待します。

  3. 参考にさせてもらいます
    比較動画があると分かりやすいです(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)

  4. 腰痛もちで1流選手相手に120ラウンドスパーリングをこなすとか試合よりもキツそう。

  5. いつもの着目鋭い解説ありがとうございます😊 確かに上と下の連結の部分がいつになくガチっとしてるなという印象ありました。これをむしろ体幹がしっかりしていてパンチを打っても軸がブレない仕上がりと好意的に捉えていましたが、確かに股関節周りが硬くなったとも言えますね。私はボクシング以外に野球も好んで観ているんですが、名投手と言われたピッチャーが加齢と共に股関節の硬化、それにより下肢の故障に苦しみ引退を余儀なくされた、というのをよく見てきました。目に見える要素として全体的な動きのしなやかさが無くなるんですよね。今回はこの点を注視して試合を楽しみたいと思います☺

  6. 前回も公開練習で腰高なぴょんぴょんと飛ぶようでした。
    前回から練習で自転車を導入したので股関節か腰かを痛めてるかもと自分も指摘しました。
    ちょっと心配ではありますね。

  7. 私は、ただ井上チャンピオンや中谷チャンピオンが好きなだけで、ボクシングはド素人ですが、ツネさんの分析、着目しています。
    井上チャンピオンが無事で有る事を祈ります。

  8. MJのインスタ見るとフィジカルの仕上がりがいいので、かなり心配です。
    カルデナス戦が若干、トラウマになっているので井上選手には今回は圧倒して不安を払拭してほしい。

  9. こちらのチャンネルすごく好きで良く見ているのですが、あえて言わせていただきたい。
    かなり詳細の分析で、確からしさもあるし、面白いのですが、基本的に井上選手の弱点を晒す形になるので、僕的にはやめてほしい。
    相手が対策打ちやすくなる。もし、この動画をディアスさんが見て、腰を狙う指示を出して井上選手が苦戦したり、後遺症残したりしたら最悪です。井上選手側としても、こういう動画はマイナス以外の何物でもなく、応援する側の日本国民が足を引っ張るような状況は望ましくない。身内に敵になります。また、他のチャンネルでも真似をしてしまうとどんどん、弱点が暴かれていくのも懸念です。

    ウズベキスタン人がMJの弱点を晒すような動画を作ると思いますか?それをしていたら、国賊扱いだと思います。

    試合後に分析するならまだしも、試合前に相手側に有利になる情報を与えるのはやめてほしい。このチャンネルは好きですが、この意見の意味合いを少し考えてほしいです。

  10. 股関節の硬化から来る重心の変化…
    …もしそれが本当の話なら、やっぱり初動不可トレーニングだったなぁ。
    股関節の巧緻性。骨盤、肩甲骨の回旋。

    何より彼自身の身体の協調性・コーディネーションのセンスが非常に高いから、大きく外すようなことなく毎回まとめてくる訳だけど、彼の肉体のポテンシャル、あの運動神経とアスレチック能力は本当にフルに発揮されているのだろうか。
    スピード、パワーももっともっと出た。
    自衛隊体育学校のボクシングの技術的なノウハウ、歴史・伝統はリスペクトだけど、フィジカルトレに関しては古さはないかな?(もちろん海外トレなども取り入れアップデートされてるだろうけど)。
    小山氏の初動負荷トレ、もしくは筑波大とかでもよいので、日本の永年の身体動作の叡智も活用して欲しい。日本人に適した、最先端の研究。

    上述したように毎回バランス良くまとめてくるけど、腹筋やふくらはぎが発達し過ぎてたら注意かな。
    ちなみにロードバイクは趣味だから良いと思うけど、自転車は当然に前側が発達するんで気をつけた方がいいかも。

    前側、腹筋やふくらはぎといえばパッキャオだけど。
    アジア系の難しさ。それを克服しようと永年研究してきた日本の研究機関。ある面海外より進んでるから。
    長文失礼致しました。

  11. 井上陣営に教えてやって欲しいよ。あと、これ終わったら休んで!

  12. 筋肉のつけすぎで可動域が減っているって結構いろんな人が言ってますよね・・・。心配です。
    結果パンチ力も打たれ強さもスピードも落ちる、みたいな

  13. 亀田トモキもアフマの左フックに触れてましたね
    ま、分析鋭いからプロ陣営もここ見てる人多いでしょう
    確かに、突っ立ってて腰が回ってないですね
    フルトン戦の翌日朝に寝起きで起き上がれなかった、とかってのが、もしやですね
    スタンス広目で筋肉痛かと思ってましたけど
    あれ以来、バックステップ無いですよね
    パワーパンチ撃つ時点で腰に負担は掛かりますけどね

  14. 俺もボクシング畑の出身だけどボクサーは引退してからかなりの確率で酷い腰痛に悩まされる
    他人事といえば他人事だけど、現役中はもちろん引退後も心配だな……

  15. ネリ戦の時の大蛇のように上体がグラインドして目で見切ったと同時に絶妙な距離を測ってのカウンター、今回は難しいかもしれないが、対策は完璧だと思う。必勝!

  16. いや、めちゃくちゃ酷かったら さすがに大橋陣営もキャンセルして 休ませるだろ。。 みんな過度に心配しすぎや。
    どんな選手もいつかは負けるよ
    そういうもんだと思おうぜ

  17. 確かにキム戦あたりからパンチを打つときに地面を蹴れてない感じはしたかも。
    野球のバッティングでいうと、開いちゃうような。

  18. バッティングなどのトラブル無く、無事に試合が終わって欲しい。もちろん井上尚弥選手が勝つ事を願ってます。

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