マリウス葉「わからないから怖いという壁を越えたい」 スペインの大学で多様性のなかで学んで感じたこと
スペインの大学で多様性のある環境で学ん だ3、アイルグループのメンバーとして 活躍した後、新しい道を歩んだマリウス さんに学びを通じて感じたことを聞いた。 アスタリスク、アスタリスク、 アスタリスクから11歳からアイドル グループのメンバーとして活動し、 2020年に活動を給止、スペインの大学 のPPLE、哲学、政治、法律、経済学、 コースに返入し、24年に卒業した。多様 なルーツを持つ友人たちに囲まれ過ごした 時間は学びの連続だったという。スペイン の大学に返入する以前ものサマースクール やのプログラムに参加するなど様々な国の 人々に接する機会は多くありましたが、 スペインの大学に入学したことでより広い 世界の人々に触れることができた気がし ます。チリアペルー、ブラジルといった 南米出身者も多かったですし、ソマリアや カザフスタン、カジキスタンといったこれ まで触れ合ったことのない人々とも多くの 時間を共にすることができました。学生 同士のパーティーでそれぞれがルーツの ある国の食事を作ったり、出身国のリアル な話を聞いたり、これから人口が増え経済 が成長していく国の人々の考えや ファッションというものに触れられたこと も新鮮で学びが多かったです。クラスには パレスチナ人の友人とイスラエル人の友人 もいました。そのため2023年にガザで 戦闘が始まった時にはどうすれば世代を 超えた社会的なトラウマを乗り越え 向き合うことができるか自分は彼らにどの ように接するべきなのかといったことを 考えさせられました。歴史的背景は複雑で 友人たちはそれぞれ親やその上の世代から 様々な話を聞きながら育ったはずです。心 の中には様々な葛藤があったと思います。 は決して遠い国で起きているものではない のだということを改めて思い知らされまし た。クラスの友人の中には家族が軍隊に 入っている人もいれば長く難民として生き てきた人もいました。人間には1人1人 様々なストーリーがある。そうした物語は 日本の大学に通っていた頃は見聞きする ことができないものばかりだったので僕 自身日々様々なことに考えを巡らせ人とし て成長できたのではないかと思っています 。国が辿どってきた歴史、人々の思い、 それらに触れたことで自身の中で大きく 変わったことがある。この人はこういう国 で育ったからこんな考えをしているの だろう。歴史的なトラウマがあるから こんな性格になったのだろう。そうした 思い込みを1度全て捨て、フラットな状態 で彼らの話を聞くことこそが大切なことな んだと思うようになりました。勝手な 決めつけはせず自分がこうだろうと 思い込んできたことは一度横に置き たくさん話を聞いてみる。多様な バックグラウンドを持つ人々と接する上で はそうしたことがものすごく大切なことな のではないかと僕の世代いわゆるZ世代は トピックスごとに多様な意見を持っている ということも友人たちと話していて感じた ことです。このトピックスに関しては リベラルな考えだけれど、別のトピックス に関しては星的な考えを持つと言ったよう に、かつてのように右はサという単純な 枠組だけでは語れなくなってきているん ですね。日本ではなかなか政治的な話を する場がなく、積極的に話そうとする人も 少ないように思いますが、知らないから 分からない、分からないから怖いという壁 を乗り越え聞く耳を持つことこそが大切な のだと今は思います。以前にも増して人の 感情や苦しみといったものを知りたい、 理解したいという気持ちが強くなっている という社会的マイノリティの人たちに目を 向けていきたいと思っています。金銭的に 不安を抱える家庭、仕事を失った人たち、 日本に移住してきた人々、また僕自身が 心身の不調により芸能活動を吸止したと いう経験からメンタルフェルスの問題にも 向き合っていきたいと考えています。特に 日本はうつ病になる人が多い中でどうすれ ば意識を変えていくことができるかという ことに関心を抱いています。人はそれぞれ 様々なストーリーを抱えている中でそれら を押し込んでまで社会に順能することが 良いことなのかと考えますし、生きるって 辛いよねきついよねという考えが当たり前 になることにも疑問を感じます。僕の場合 他者に優しくありたいと思う根底には自分 との対話がある気がします。なぜこうして しまったのだろう。なぜこうした社会が あるのだろうと自分に問いかけ気づきを 得る。それに自分自身に不満を感じている と他人にも不満を感じてしまいますし、 自分自身に優しくないと他人にも優しく なれないんですよね。当たり前だと思って いることを1人1人が変えていくことに よって社会も少しずついい方向に変わって いく。今はそんな風に考えています。 マリウス洋、マリウス洋2000年生まれ 、ドイツ人の父と台湾出身で日本育ちの母 を持つ。11年にアイドルグループの メンバーとしてデビュー。22年に芸能界 を引退。24年にスペインマドリードの IE大学を卒業し、現在はあえて肩書きを 持たず人生の次のステップに向け活動して いる。
マリウス葉「わからないから怖いという壁を越えたい」 スペインの大学で多様性のなかで学んで感じたこと
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