たまゆらの盆
影とともに、
夜の森を練り歩く。
みんなでつくる、
もうひとつのお盆。
「たまゆらの盆」は2026年2月14日に福島県双葉郡富岡町・夜の森地区で開催されたアートプロジェクトで、この映像は当日の様子を記録したドキュメントです。
福島第一原子力発電所事故後に行われた大規模除染作業により、この土地からは多くの土壌が削り取られました。日本では1cmの土壌ができるには約100年がかかるといわれることに注目し、私たちは削り取られた土壌の中にあった微生物を含めたさまざまな生物の命や記憶、時間、過去の営みを想像しながら、それらを精霊として迎えるパフォーマンスを立ち上げることを試みました。
当日は、精霊を迎える旗印として「プロジェクトFUKUSHIMA!」の「大風呂敷」を夜の森公園に敷き、また同じく大風呂敷で作られた旗を街中に設置し、夜の森地区全体を彩りました。そして、影絵師・音楽家の川村亘平斎が主宰する音楽ユニット「滞空時間」が響かせる、幻想的な唄とリズムに導かれるように、120名以上の参加者たちが自ら作った影絵や楽器などを手に、残された建物や路面に影を投影しながら唄と共に町を練り歩きました。
「たまゆら(玉響)」とは魂がふと立ち現れる微かな時のことを表す古語であり、その言葉が意味する通り、見えない魂や失われた時間がふと立ち現れるような、幻想的で不思議な時間がそこに現れました。
▼ プロジェクトの詳細はこちら(NPO法人インビジブル 公式サイト)
https://invisible.tokyo/tamayura
開催概要
たまゆらの盆
日時:2026年2月15日(日)15:00 – 19:00
会場:夜の森公園 (福島県双葉郡富岡町夜の森北2丁目14-1)
関連イベント「この町にいたかもしれない/いるかもしれない生き物たちをつくってみよう!」
日時:2026年1月20日(火)18:00 – 19:30 2月11日(水・祝)14:00-15:30
会場:トータルサポートセンターとみおか(福島県双葉郡富岡町本岡王塚36)
プロジェクトディレクター
山本曉甫
プロジェクトアシスタント
日向志帆
参加アーティスト
川村亘平斎
滞空時間
(出演メンバー:川村亘平斎、HAMA、GO ARAI、さとうじゅんこ、 AYA、トンチ 、鈴木雄大 、 あだち麗三郎)
プロジェクトFUKUSHIMA!
(参加メンバー:小池晶子、山岸清之進、中﨑透、小野慎太郎、髙野久美子、和田陽子、アサノコウタ、沼田夕妃、坂口千秋)
記録撮影(写真)
吉田和誠
記録撮影(映像)
ディレクション:西野正将
撮影:玄宇民、冨田了平、西野正将
デザイナー
小池晶子
ローカルコーディネーター
鈴木みなみ
制作経理
新井優希、株式会社きてん
会場設営/機材運搬
有限会社アド・プロ工芸社、RABBIT&TURTLE株式会社
飲食提供
GEN’S BURGER
フードトラック ダンケ・シェーン
浜通り食と藝術プロジェクト(調理:猪狩いづみ、大和田日出子 / 調理補助:菅野彩葉、松野にこ、藤澤あおい 協力:猪狩昭彦、猪狩いづみ、大和田日出子、菅野彩葉、松野にこ、藤澤あおい / 食材協力:渡邉農園)
特別協力
遠藤一善
協力
秋元菜々美、石下みちる、岡崎拓未、岡田愛里、菅野彩葉、川上友聖、菅原康太郎、関拓人、髙橋颯月、橘咲良、前田優子、松野にこ、服部七海、藤澤あおい、山口真緒、嘉原妙、若井景、渡辺朔次郎
主催
NPO法人インビジブル
この企画は、福島県浜通り地域を映像・芸術文化を通じて活性化させる経済産業省「福島浜通り映像・芸術文化プロジェクト」のうち「映像・芸術文化を通じた関係人口創出事業(ハマコネ HAMA CONNECTED)」の補助金採択事業として開催しています。
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