「駅のホーム」VOCAL Fukase

仕事が終わり、駅のホームで帰りの電車を待つ時
いつも繰り返される風景への哀愁感と
同じ毎日を繰り返せる平穏なひとときを
混ぜ合わせた一曲になっています

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駅のホームに佇んで
流れゆく電子の文字を
ボーッと眺める

あたりはいろんな会話をしていて
それはそれぞれの世界を語り合っている

ああもうすぐ電車が着く頃だ
一度スマホをポケットにしまい
遠く遠くまだ見えぬ姿を目で探す
どこまでも続くケーブルを
目で追いながら

そのうち到着を告げるアナウンスが流れる
それと同時くらいに線路が唸り出すんだ

風に運ばれて生暖かい独特な香りを運んでくる
少し乱れた列が整い出す

明かりが空(くう)を突き刺して
タタンタタンとリズムを刻む
その音と一緒に
風がボクの前を駆け抜けていく

(The train, the train, slowly pulled into the platform.)
電車が 電車が ゆっくりとホームに入ってくる

一体何人運んでいるんだろうか
そんな事を思った遠い昔
今では当たり前の風景
いつのまにか気にならなくなった

全く知らない人同士 この空間だけ共にする
でもいつまでも「知らない人」で
一期一会もよくある話

でもそれぞれが何かを抱え
それぞれがどこかに向かう
それをああ今日もこの電車で
どこかに運んでいる

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