【中継解説】大谷翔平圧巻の投球で3勝目!ランディジョンソンが投球を分析!7回無失点でメジャーダントツの防御率0.82にビッグパピも賞賛

投手・大谷翔平の凄さは、球の速さではなく「頭の良さ」にある

今回の解説は、通算303勝、サイ・ヤング賞5回受賞、メジャー史上最も恐れられた左腕「ビッグユニット」ことランディ・ジョンソン氏。4連敗中だったドジャースの嫌な流れを断ち切った大谷翔平選手の投球を、レジェンドの視点から徹底解剖します。

■ 知性で打者を支配したピッチング

ランディ・ジョンソン氏が真っ先に注目したのは初回の投球でした。大谷選手はストレートと縦に曲がるスライダーの2球種だけで打者を抑えました。なぜこれが効くのか。全ての球が同じ高さ、同じ軌道から打者に向かってくるからです。打者の目には途中まで全く同じボールに見え、それがストライクゾーンに来るのか膝元に落ちるのか、判断する時間がありません。ジョンソン氏はこれを「パワーで押すピッチングではなく、打者の目と脳を騙すピッチング」と表現しました。速球の威力だけに頼るのではなく、打者の認知そのものを狂わせるという、非常に高度な投球術です。

■ 進化したスイーパーのリリースポイント

2回以降、大谷選手はスイーパーも交えた投球を展開しました。ジョンソン氏が特に注目したのは「腕の位置」です。かつての大谷選手はスイーパーを投げる際に腕がサイド気味に下がることがあり、それが打者にとってのヒントになっていました。しかし今の大谷選手はそれを完全に封印しています。全ての球種を同じ腕の角度からリリースすることで、球種ごとに腕の出どころが変わるという打者へのヒントを完全に消し去りました。スイーパーのリリースポイントを根本から変えてきたことに、ジョンソン氏は「彼は自分を進化させ続けている」と驚きを隠しませんでした。

■ 4回の3者連続三振が持つ本当の意味

この試合のハイライトともいえる4回の3者連続三振について、ジョンソン氏はスコア以上の意味があると語りました。チームが4連敗している中でマウンドに上がる重圧は、外から見ている以上に凄まじいものがあります。全員が「今日こそ勝たなきゃいけない」と思っているその場面で、エースが3者連続三振を奪う。これによってベンチの空気が一変するのです。「大谷が抑えてる、俺たちも打たなきゃ」という気持ちがチーム全体に広がり、実際に打線が繋がって2点を奪い取りました。大谷選手の投球がチーム全体に火をつけたのです。

■ まとめ

今回の登板で大谷翔平選手が見せたのは、速球で打者をねじ伏せる力任せのピッチングではありませんでした。同じ軌道から複数の球種を投げ分けて打者の判断力を奪い、リリースポイントを統一することで球種の手がかりを消し去る。まさに「知性で支配する投球」です。そしてその投球はチームの士気をも変え、4連敗という暗い流れを断ち切る原動力となりました。レジェンド、ランディ・ジョンソン氏が絶賛した大谷翔平の進化を、ぜひご覧ください。
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🎧 Additional Track
Elektronomia – Energy
Watch: https://youtu.be/eW3gMGqcZQc
Free Download / Stream: http://ncs.io/Energy
映像@Dodgers公式X
https://www.youtube.com/@MLB

46 Comments

  1. このピッチャー防御率0点台だかHRが7本で不調と言われています。
    10年前なら伝わらない文章。

  2. ここに出てくるレジェンドたちは凄いねぇ。
    知性と教養を併せ持つ野獣たち!
    なんか神獣クラスだね。

  3. 話をなるほどと思いつつも
    縦の回転を重視するせいで、横に回転するバッティングが悪くなってんのかな?って思ってしまった

  4. 大谷くんにおいては何が正解かわからない。大事に使うのか、ピッチャーバッター両方一試合で使うのか。
    ドジャースや監督が決めてはダメだと思う。長く二刀流やれば客は呼べるけど。大谷は望んでいるのかな。

  5. まだシーズン三分の一弱だが、投に重きを置いた途端に防御率がダントツの0点台!

  6. 今日の大谷選手は高めのボールを上手く使ったね。ピッチングは好調だね。今年は走らないから打順を変わっても良いと思います。

  7. 凄いなランディの解説。ここまで分析して話せる元野球選手なんて日本にいない。3人の表現方法がまた的確で鋭い。まるで大谷の呼吸という技があるよう。

  8. 大谷は今年投手に全振りするつもりだな。頑張ってトップ取ってくれ

  9. 日本と同じようにできないからとゴネたり、データをもとにしたピッチングを提案したコーチのせいにしたあげく、自分の好きな通りにしたらさらに打たれまくった今井さんに、大谷さんの爪の垢を飲ませてやってほしい

  10. ゴリゴリのパワーピッチャーだったランディ・ジョンソンがこんなに知的な選手だったとは…。技術論と精神面の両方をこれほどわかりやすく言語化してもらえてありがたいです

  11. 大谷がHR30本ぐらいしか打てなくてサイヤング取った後に
    「今年はバッティングがイマイチだったので」とコメントする未来が見えたピッチング

  12. ランディ氏の「リリースポイントを変えてきた」って投手経験者ならどれだけ困難なことか容易に理解できると思う

  13. これは本当に勉強になる。
    この手の翻訳ものには本当にこんな事言ってんのか?って思うようなものも多いんだが、言ってるか言ってないかなど気にならないほど良いことを言ってる。素晴らしい内容だ。

  14. やはり、元一流プロの解説は、わかりやすく、実に納得できる話だ。なるほどねーと思ったよ。

  15. 時々山本みたいに左足をあまり上げずに投げるのはタイミングを外してる。しかしデパーズはオモロイ!あいつエエやつ😅

  16. ランディさん曰く、大谷がエース。
    山本ではないんですね。

    レジェンドは分析もレジェンド。。

  17. 三者三振の最後の右バッターへのインコースの球が解説してたやつだよね。バッターはストライクなのに逃げて固まってた。それがプレートを踏む位置を変えた効果なのかね。まぁ頭の中も混乱してて身体が反応しちゃうんだろうね。あれじゃ外のスイーパーも力入れて打てないよね。解説もメジャーは凄いですね。

  18. 大谷を見ちゃったから今後メジャーでどんな日本人が活躍しようとも興奮する日は訪れない。

  19. 仏教で言う「水月(ウォータームーン、水面に写った月)」だね。野球でバッターへの投球、サッカーでゴールへのシュート、そして自分に向って振り下ろされる
    刀剣の軌跡。夜空の月と同じで実際に飛んで来る球や剣は一つだけど、受け手の心(水面)が揺れて乱れたら、幾つもの幻の月を産み出し、『本物の月』が分からなく
    なってしまう。だが月もボールも真実も、実際は一つだけなんだ。何番目かに必ずやって来るごまかし無しのストレートを待つしか無いんだろうな。
    それと、拳銃射撃のインストラクターさんから「5秒以上掛かると脳が酸欠状態になるから、トリガーは5秒で引きなさい」と教えられたけど、野球も同じかも。

  20. 3人三様の解説、実に面白い!
    レジェンドの皆さんならではの深い見識と言語化に感服するばかりです

  21. ヤクルト広田が、言っていた、現在阪神の監督である藤川投手のようなボールを投げれたら、本当の意味の世界ナンバーワン投手に為るってね。今でも世界一だがそれいじようだと。エンゼルス時代の大谷翔平のホールの回転は斜め回転。横に曲がる。縦回転に変わったらボールが打者の所でホップ、下から上にと変わる、恐ろしい事らしい。藤川投手対ヤクルト広田打者との対決で下から上にと吹き上がるボールを経験したら闘いたくないと言ってました。

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