ジェラール・フィリップとの出会い編⇒https://youtu.be/JpIue8lAWio
好きな作品について編⇒https://youtu.be/tVN-HBqW8zc
フランス映画史上に燦然と輝くスター、ジェラール・フィリップ の生誕100周年を記念した映画祭「ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭」を、2022年 11月25日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開される。
この度、今回の映画祭で目玉として、生誕100周年を記念して製作され、今年の5月に開催された第75回カンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映された最新ドキュメンタリー映画『ジェラール・フィリップ 最後の冬』で全編吹替ナレーションを務めた、俳優の本木雅弘がジェラール・フィリップを語る動画が解禁となった。
1922 年にフランス・カンヌで生まれ、1959年に36歳でこの世を去った、フランス映画史上最も愛された夭折の名優、ジェラール・フィリップ。『肉体の悪魔』(1947)などに出演し、25歳で瞬く間にスターに。フランス国立民衆劇場の舞台俳優としても看板的存在でもあったが、映画『花咲ける騎士道』(1952)で世界中にその名を知らしめ、一躍スターダムを駆け上がった。正統派美男スターとして、スタンダール原作の文芸大作『赤と黒』(1954)や、画家モディリアーニを演じた『モンパルナスの灯』(1958)など数多くの名作に出演。
クロード・オータン=ララ、ルネ・ クレマン、ルネ・クレール、イヴ・アレグレ、マルセル・カルネ、ルイス・ブニュエル、ロジェ・ヴァディムら数々の名監督に愛され、幅広い役柄に挑戦。陰鬱とした繊細な役から、陽気なプレイボーイやドンファンを演じ、ジャン・コクトーが「汚れなき喜劇、悲劇俳優の手本」と、アニエス・ヴァルダが「彼は心を持っていた。勇敢だった」と、そして故淀川長治氏は「映画史上最高のアイドル」と称えるなど、世界中で愛されてきた。
ドキュメンタリー映画『ジェラール・フィリップ 最後の冬』は、「冷静で感動的な年代記」(ル・モンド紙)と高く評価され、2020年にフランスの文学賞、ドゥ・マゴ賞を受賞した「ジェラール・フィリップ 最後の冬」(中央公論新社/ジェローム・ガルサン著/深田孝太朗 訳)を元に、ジェラール・フィリップの生い立ちから、駆け抜けた人生の軌跡を描いた内容だ。
ジェラール・フィリップがいかにしてスター俳優になったのか、俳優としてのキャリアを描く一方で、ハリウッドからの高額なオファーを断り、お金に困っていた旧友の演劇に出演していたこと。1944年8月のパリ解放の時にはパリ市庁舎の奪回にも協力するなど、対ナチ・レジスタンス運動へ参加していたこと。戦後には、コミュニストとして熱心に活動するなど、妻のアンヌにも背中を押され、自分の名声を正義と平和と理想のために捧げたこと。1959年の夏、病に倒れてからも、復帰に向けて野心的に舞台の企画を立てていたこと……出演映画のメイキングや貴重な舞台の映像、家族とのプライヴェートフィルムなど、最新技術でレストアされた未公開の秘蔵映像を使いながら、これまであまり明かされることのなかった「人間」ジェラール・フィリップの知られざる真実を映し出す。
■「ジェラール・フィリップ 最後の冬」の感想
ジェラールさんは全身全霊、託された想いに答えた人なんじゃないかなと思うんです。
時代に選ばれた人だと思います。戦争が終わった直後で、世の中がどうなってゆくかわからず、もがきながら未来を模索している人が、若者も大人も多くいたと思います。彼らにとって、希望を託すのにふさわしい人だったと思います。妻・アンヌさんからの影響を受けながら、皆の希望に応えて生きたジェラールさんの使命感や情の厚さに拍手をしたくなりました。
ドキュメンタリー映画で、ある人の輝いていた時間、その裏にある苦悩を覗かせていただくっていうのはとても幸せな出来事だと思います。ぜひ皆さんに映画館へ足を運んでもらい、観てもらいたいです。
『ジェラール・フィリップ 最後の冬』
第75回カンヌ国際映画祭 クラシック部門正式出品作品
原作:「ジェラール・フィリップ 最後の冬」(中央公論新社 ジェローム・ガルサン著 深田孝太朗 訳)
監督: パトリック・ジュディ
出演: ジェラール・フィリップ
全編吹替ナレーション:本木雅弘
2022年 / フランス / 66分 / パートカラー / ステレオ / ビスタ / 日本語字幕:古田由紀子 / 原題:Gérard Philipe,le dernier hiver du Cid / 英題:Gérard Philipe, the last winter
(C) Temps noir 2022
配給:セテラ・インターナショナル