愛する妻の生と死を見つめる夫の心中を描いた檀一雄の私小説のドラマ化。テレビ東京開局記念特別番組。◆昭和17年、駆け出し作家の一雄(佐藤浩市)はリツ子(今井美樹)と見合い結婚をした。長男・太郎(伊藤隆大)も生まれて幸福を味わうが、陸軍報道班員として中国へ行くことになった。1年後に再会したリツ子は結核を患っており、母・勝代(樹木希林)に追いたてられて家族3人は家を出る。ようやく落ち着き先をみつけ、一雄は貧困と戦いながら太郎を抱えてリツ子の看病に尽くすが、病状は悪化の一途を辿る。看病に疲れた一雄は妻の死を願い、一家に親切にしてくれる静子(設楽りさ子)との新生活を思い描いてしまうのだった。

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