イレギュラーへの対応が難しい美路人にとって、ライオンがいる生活は混乱の連続だが、これまで体験したことのない日々に美路人自身も変化していく。
洸人と美路人の前に現れる謎の男の子・ライオンを演じるのは、5か月にわたるオーディションで選ばれた佐藤大空(たすく)。名前かどうかも謎である「ライオン」役を、無邪気に切なく演じている。父・祥吾(右)と向き合う愁人第9話までに、ライオンは、洸人が生き別れになった義姉・橘愛生(尾野真千子)の息子・橘愁人(佐藤大空)だということがわかる。愛生は、夫である橘祥吾(向井理)のDVに遭っており、愁人を守るため、協力者とともに「偽装自殺」を計画、義理の弟である洸人に息子を預けたのだった。
妻子を手元に取り戻したい祥吾は「妻と息子が行方不明になった夫」として取材を受け、愁人の写真を公開。結果、居場所が特定されてしまう。家族で佐渡島にある洸人の同僚の別荘に身を隠し、母子の再会も果たすのだが…。
〈第9話〉
突然居なくなった愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)に困惑する美路人(坂東龍汰)。
洸人(柳楽優弥)は、ライオンが忘れていったぬいぐるみを手にして「これを一緒に届けに行こう!」と提案。二人で佐渡島を出て、愛生とライオンを救いに橘家へ向かう。
しかし、そこに愛生とライオンの姿はなかった。
その頃、愛生は祥吾に離婚を申し出、最後に家族の時間を過ごしたいという祥吾の願を聞き入れ、3人で過ごすことに。
しかし、離婚届に判を押す段階で、祥吾は「親権は渡さない」と言い出す。愛生には家族がいるが、自分には血のつながった家族は愁人しかない、という理由で。息子の親権を渡さないなら離婚には応じないと言い放つ祥吾。
拒絶した愛生は、再び祥吾の暴力を受け、縛られて部屋に閉じ込められてしまう。