2012年8月22日J2第30節 対京都サンガF C マッチレビュー

J2第30節 京都サンガF.C. 対 松本山雅FC 戦レビュー

概要
2012年8月22日に行われたJリーグディビジョン2第30節、京都サンガF.C.対松本山雅FCの試合に関する情報源を基に作成されたものである。主要な情報源は松本山雅FC公式サイトの試合日程・結果ページおよび試合レポート、ならびにサッカーコラム「J3 Plus+」の試合レビュー記事である。

この試合は、好調の京都サンガに対し、アウェイで松本山雅が挑み、1-0で勝利を収めた一戦である。
(参照)
https://llabtooflatot.blog.fc2.com/blog-entry-3270.html

主要テーマおよび重要なアイデア・事実
試合結果と得点者:
試合は松本山雅FCが1-0で勝利した。
得点は前半39分、松本山雅のFW塩沢 勝吾によるものである。
ソース引用: 「試合終了 win 0 1 0 前半 1 0 後半 0」、「39′ 塩沢 勝吾」 (松本山雅FC オフィシャルサイト)
両チームの状況(試合前):
京都サンガは17勝8敗4分けで勝ち点「55」、6連勝中と好調だった。
松本山雅は9勝10敗10分けで勝ち点「37」、ここ5試合負けなしで、順位を14位に上げていた。
ソース引用: 「J2の第30節。17勝8敗4分けで勝ち点「55」の京都サンガが西京極で松本山雅と対戦した。松本山雅は9勝10敗10分けで勝ち点「37」。京都は夏前に失速して、勝利から遠ざかった時期があったが、6連勝中と調子を上げてきた。勝つとクラブタイ記録の7連勝となる。一方の松本山雅もここ5試合負けなしで、順位も14位に上げてきた。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
両チームのスターティングメンバーとシステム:
京都サンガ: GK 水谷 雄一、DF 安藤 淳、染谷 悠太、バヤリッツァ、福村 貴幸、MF チョン ウヨン、秋本 倫孝、工藤 浩平、中村 充孝、中山 博貴、FW 宮吉 拓実。(4-2-3-1)
松本山雅: GK 白井 裕人、DF 多々良 敦斗、飯田 真輝、飯尾 和也、鐡戸 裕史、MF ユン ソンヨル、喜山 康平、玉林 睦実、楠瀬 章仁、船山 貴之、FW 塩沢 勝吾。(3-4-2-1)
ソース引用: 各ソースにスターティングメンバーの記載あり。システムは「サッカーコラム J3 Plus+」に記載。
試合の展開:
試合序盤は松本山雅のペースで進み、FW塩沢を起点とした攻撃を展開。
先制点は前半39分、MF鐡戸のCKをFW塩沢がヘディングで合わせたもの。
後半、京都は選手交代で攻勢に出る時間帯もあったが、松本山雅が流れを取り戻す。
後半44分、京都はPKを獲得するも、GK白井が阻止。
ソース引用: 「試合は立ち上がりからアウェーの松本山雅のペースとなる。1トップのFW塩沢が前線で起点となって、シンプルな攻撃からチャンスを作っていく。先制ゴールが決まったのは、前半39分で、MF鐡戸のCKをニアでFW塩沢がヘディングで合わせてリードを奪う。」、「後半開始から京都はボランチのMF秋本に代えてドリブラーのMF駒井を投入。すると、後半の立ち上がりは厚みのある攻撃を見せるが、時間が経つにつれて、松本山雅が試合の流れを取り戻して、再び、松本山雅のペースで試合は進んでいく。」、「後半44分にMF中村充のスルーパスを受けたFW久保がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。絶好の同点のチャンスを迎えるが、FW久保のPKをGK白井が防いで同点とはならず。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
松本山雅の勝利の要因:
GK白井裕人の活躍: 負傷離脱したGK野澤の穴を感じさせない活躍。前半の1対1阻止や、終盤のPKストップが勝利に貢献。特にPKストップはディフェンスのミスを帳消しにするビッグセーブと評価されている。
ソース引用: 「松本山雅の勝利の立役者となったのは、GK白井である。」、「前半のMF中村充との1対1を防いで波に乗ると、終盤のPKもストップした。」、「GK白井がディフェンスのミスを帳消しにするビッグセーブを見せた。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
ソース引用(反町監督コメント): 「最後は、白井もずっと腐らず一生懸命やってきたのが、一年に一回サッカーの神様が降りてきて、『お前、頑張ったから褒美でもくれてやろう』という感じでしたね。久保が蹴ると思わなかったですけど。」 (松本山雅FC オフィシャルサイト)
FW塩沢勝吾の決勝ゴールと貢献: 決勝ゴールを挙げただけでなく、前線での起点となり、運動量豊富にプレーした。
ソース引用: 「もう一人のヒーローは、決勝ゴールを挙げたFW塩沢で、値千金のヘディングシュートとなった。」、「FW塩沢の貢献度の高さに関しては、今さら、言うまでもないが、この試合も、サボることなく全力で戦って、ロングボールをマイボールにしようと前線で奮闘した。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
チームの戦術と徹底: 格上の京都に対し、「力の差」を埋めるために徹した戦術(開き直り)を選択。自陣でのハーフコートゲームをすることでスペースを消し、守備を固めた。特に後半のMF小松の投入は、京都の攻撃をサイドに逃がす狙いがあった。
ソース引用(反町監督コメント): 「京都さんと10回やったら1回勝てるかどうか、というのがたまたま今日だった様な、そんな力の差はあるとは思っております。我々は、この『力の差』をどうするか、というところから今年スタートしているので、ある意味徹したというか、ある意味開き直ってるというか、そうしたゲームでしたね。」、「小松を入れて、進んでハーフコートゲームを、京都のハーフコートゲームをやったということですね。」、「自ら進んでハーフコートゲームをしてスペースを失くそうという狙いは正直ありました」 (松本山雅FC オフィシャルサイト)
ソース引用(反町監督コメント): 「まあ、同点に追い付かれていれば、あまり策が当たったとも言えないんですけど。楠瀬も足が止まり始めた時間でしたし、早く手を打たないと…、ちょうど久保を入れてきて前線の人数を増やしてきたので、そこへのグラウンダーのボールを遮断するというのも含めると、サイドに逃がさせる方がいいなと。」 (松本山雅FC オフィシャルサイト)
運動量と集中力: 個の能力では劣る点を補う運動量と、最終ラインの集中力が評価されている。
ソース引用: 「攻撃的なポジションで、実績のある選手やスター選手はおらず、個の能力で劣る点は否めないが、どのチームに負けない運動量があって、最終ラインの集中力が途切れることはない。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
「やり切る」徹底と「したたかさ」: 攻撃時の「やり切ること」の徹底により、技術的なミスがカウンターにつながりにくい。また、試合の流れを相手に渡さない「したたかさ」も好成績の理由として挙げられている。これらは反町監督の指導の賜物と評価されている。
ソース引用: 「シュートであったり、クロスであったり、攻撃のときに、「やり切ること」を徹底している点が、松本山雅の大きな特徴で、仮に、技術的なミスが起こったとしても、相手にカウンターを食らう可能性は低くて、技術的な差をうまい具合に隠すことに成功している。」、「試合の流れを相手に渡さない「したたかさ」を持っている点も、好成績の理由と言える。」、「この辺りは、反町監督の指導の賜物だと思うが、1年目のチームとは思えないほど、大人の戦いが出来ている。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
日々の厳しい練習: 反町監督は、選手が夏場に甘い方へ逃げがちなところを厳しく指導しており、その普段の厳しさがこのような結果に繋がっていると考えている。
ソース引用(反町監督コメント): 「それが、このチームにとっては非常に…全力でやるっていうことでいいと思うんですよね。誰も特定の席は無いわけであってね。普段からずっとやっていれば、これくらいのチームにはなります。それを意識している。」、「選手はどうしてもこの夏だと甘い方に逃げるんですよ。その時に心を鬼にして、本当は言いたくないですよ、みんなと仲良くやりたいですよ。でも、チームが勝つために、やっぱり厳しいところは厳しくやっていくという気持ちでいますから。そういう普段の厳しさがこういうところでも…とは思いますね。」 (松本山雅FC オフィシャルサイト)
京都サンガの敗因:
前半のビッグチャンスを決められなかったこと。
終盤のPK失敗。FW久保のシュートコースが甘かったと指摘されている。
相手にリードされた際に打開策を見出せなかったこと。
ソース引用: 「一方の京都は、6連勝といい流れ出来ていたので、一気に首位まで駆け上がりたかったが、松本山雅の勢いに押されてしまった。」、「前半のビッグチャンスにMF中村充が決められず、先制できなかったのも痛かったが、最後のFW久保のPK失敗も痛かった。」、「もちろん、FW久保のシュートコースが甘かったという理由もあるが、勝負どころで勝負強さを発揮した。」、「相手にリードされたときにどう打開するのか、京都に限った話ではないが、今後の課題と言えるだろう。」 (サッカーコラム J3 Plus+)
京都の攻撃時のお互いの距離が遠く、「自分たちらしさ」が出せなかったこと。松本山雅はこれを逆手に取った。
ソース引用(反町監督コメント): 「お互いの距離が遠かったですね、攻撃の時の。秋本と、今までアンカー一人置いていたのをチョンウヨンを入れることによって、ボールサイドの枚数が一人少なくなったと思いましたね。」、「今日、思ったよりも京都が自分たちらしさを見せなかったので、これはヤバイなと思って、さっきも言いましたけど、開き直って、ユンをアンカーにして、小松を、3人目のボランチにしたと。」 (松本山雅FC オフィシャルサイト)

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