【映画評】高橋伴明監督「桐島です」…逃走半世紀、毎熊克哉が演じる指名手配犯の青春と蹉跌とsdnr
霧島ですから主人公霧島サ舞熊勝也=c 北丸プロダクション 2024年1月神奈川県内の病院に偽名で 入院していた男性患者が自分の本当の名前 を明し数日後に病死した。この人物の本名 は霧島サト。1974年から75年にかけ て起きた連続企業爆破事件の1つに関与し たとして指名手配され半世紀逃げていた。 Aが霧島です。公開中は事実に基づく物語 としてその学生時代から70歳で試居する までの足跡をたどりながらさ鉄下青春の その先を書く。編集委員女田安子2022 年の夜明けまでバス停ででキネマ順方 ベスト10の日本映画監督省100本省に それぞれ輝くなど高い評価を集めた高橋 万名監督と脚本家鍛原明が再び組んだ注目 作舞 が主人公霧島サの反世期を演じる過激派 東アジア半日武総先戦誘りのメンバーで連 企業爆破事件に関わった指名手配反霧島と いう人物のことを知っているつもりの日本 人は少なくないだろう。屈のなさそうな 笑顔の写真を使った指名手配ポスターが 長年そこ賢に提出されていたし、2024 年の市の前後のことも様々に報じられてき た。でも彼が連続企業爆破のどれに関わっ たか、あるいは関わっていないか、 そもそもなぜ過激派メンバーになったのか といったことは知っているだろうか。霧島 ですから霧島サ舞熊勝也とさりメンバー たちイコールC北丸プロダクション。本作 は自系列で彼の歩みを書く。映画が始まっ てほどなく若き日の主人公が霧島ですと 名乗る場面がある。資慮不可そうな笑顔 すでに労働者のための運動に関わっている がいかにも当といった感じではない。 こんなに優しげな人物がなぜ爆弾闘争に身 を投じたのかと思う。だがその一方で優し さ故えだったのかもしれないと思わせる シーンもある。その1つが学生時代の恋人 とのデートの一幕。彼女は運動に関わる 霧島を時代と、自分自身の進路のことも 考えて別れを告げる。でも霧島は社会の 歪みを捨ておくことができない。そして 長きに渡る闘争の日々が始まる。