『ひとつ屋根の下』あんちゃん(江口洋介)と文也(山本耕史)「俺はダメなアニキだ。何もしてやれねーよ。けど文也、これだけは約束してくれよ。今度線路飛び込むときはな、あんちゃんも誘ってくれよな。」

私は 何しに行ったって聞いてんだよ。 いや、ふみの絵の戦手になってくんねえかって断れちまったけど。どうしてそんなこと言うんだよ。どうしてそんな勝手なことするんだよ。 海は落ち着けよ。兄貴が弟の心配しちゃいけない。 余計なお世話だって言うんだよ。 僕の気持ちなんかわからないぜ。 すみや、 すや。 あんちゃんだってね。ふみやのためを持って。 確かにな。確かにお前の気持ちはわかんないよ。勝手なことしたかもしんないけどな。お前が死うと思って線路に飛び込もうとしたんだぞ。なんかねえかって。うちの生きるになることはなんかねえかってない。頭絞って頼みに行ったんだよ。 俺は絵のことはわかんないけどさ、お前が 一生懸命やってたらそのうちどうにかなる んじゃねえかって 何かねえとお前また死抜き起こすんじゃ ねえかと思ってよ。 僕のダメだって知ってるだろ。 もういてくれよ。ふ みや、 ミや、 みや、 や、 みや。 あんちゃん、俺はダメな兄貴だ。何もしてやれねえよ。けどふみや、これだけ約束してくれよ。今度線の飛び込む時はな。 あんも誘ってくれな。 1 つ屋根の下の中で江口大介が演じるあんちゃんこ達也は短期で直上的そしてどこかを調子者な一面を持つ男だ。口より先に手が出るタイプで言葉もぶっキらぼうだがその奥には誰よりも熱く誰よりも人の痛みにより上情の深さがある。 そんなあんちゃんだからこそ多くの人が彼 を憎めずむしろ強く引きつけられていくの だろう。彼の言葉には他の誰にも真似でき ない説得力がある。理屈ではない本能的な 温かさとろさ。そこに宿る真実の叫びが胸 に響くと分け山本浩司演じる文との やり取りで生まれたある一言が視聴者の心 に深く残っている。それが等動動画の最初 で紹介したシーンにある一言だけどふみや 、これだけは約束してくれよ。今度線路 飛び込む時はあんちゃんも誘ってくれよ。 この言葉はただの冗談ではない。痛みを 知るものの本気の覚悟が込められていた。 文やは不良のバイク事故で車椅子生活を世 になくされ、心に深い傷を負っていた。 身体の自由を奪われただけでなく、心を 寄せていた女性から思いもよらぬ拒絶の 言葉を浴びせられ、彼の心は完全に砕かれ てしまった。その夜、彼は線路へと向かっ た。もう何もかもがどうでも良くなってい たのだ。人生を終わらせようとしたその 瞬間、福山正治演じ兄ちゃん が駆けつけ、土タ場で彼を抱き止める。 この出来事が家族にとっても文みやにとっ ても大きな天気となった。あんちゃんは絵 が好きだった文やにもう一度希望を持って もらいたいと願い美の教師に頭を下げて 指導をお願いしに行った。しかしその行動 は文やの心に魚でするような結果を もたらす。お前に頼まれてやることなんか 嬉しいわけがないだろう。そんな怒りと共 にふみやは感情を爆発させた。それに対し てあんちゃんが返した言葉があの名ゼリフ だった。俺はダメな兄貴だ。何もしてやれ ねえよ。けどふみや、これだけは約束して くれよ。今度線路飛び込む時はな、あん ちゃんも誘ってくれよな。それは彼なりの 愛してるの表現だったのだと思う。うまく 抱きしめることも優しい言葉を並べること もできない。でも弟が絶望の淵に立つなら 自分も一緒に飛び込む覚悟がある。それが あんちゃんの全力の寄り添い方だった。 言葉は乱暴で決して美しくはない。だが、 その泥臭く不器用な愛の表現がだからこそ リアルに響く。こんなことを言えるのは あんちゃんしかいない。もしちー兄ちゃん が同じことを言ったとしてもあそこまでの 重みにはならないだろう。あんちゃんは 強がって見えるが本当は人一倍不器用で 人一倍優しい。自分を犠牲にしてでも家族 を守ろうとするその姿勢に視聴者は何度も 胸を打たれた。文に対してもただ生きろと 命令するのではなく一緒に死ぬ戸で生きる ことで逆に生きることの意味を彼に 突きつけたのだ。あのセリフを言われた 文やはもう2度とあの線路には立てない。 なぜならそれはあんちゃんの命まで背負う ことになるからだ。このドラマには名言が 数多くあるがあんちゃんのこの一言ほど 視聴者の心に焼きつくものはない。家族と いう絆の中で言葉にできない感情を魂の 叫びとしてぶつけた瞬間だった。それは 守りたいという言葉では足りず愛している 。でも届かず一緒に飛び込むことでしか 伝えられない究極の家族の姿だった。あん ちゃんは間違いなく不器用な兄だった。で も彼ほど不覚家族を思う兄はいなかったの だ。その優しさはいつまでも忘れられない 。と思わせてくれるあんちゃんという存在 がこのドラマを唯一無の作品にしている。

『ひとつ屋根の下』の名シーンであんちゃん(江口洋介)と文也(山本耕史)のやり取りです。「俺はダメなアニキだ。何もしてやれねーよ。けど文也、これだけは約束してくれよ。今度線路飛び込むときはな、あんちゃんも誘ってくれよな。」

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